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(主に)京都ラーメン日記 ときどき麺以外

主に京都のラーメンを食べた記録です。麺食いなのでラーメン以外の麺も食べます。時々麺以外も食べます。

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喫茶マウンテン

某大学での用事は思ったより早く終わったので、返す刀でマウンテンに「山登り」することにした。少し時間もあるしね。ご存知「奇食の館」である。


マウンテン1


マウンテン2




正直「奇食」には全く興味がないので、「マウンテンで敢えて普通のスパゲッティを食べる」という通常の発想と逆のことことをしてみようかとも思ったのだが、メニューを眺めているうちにそれもなんとなくもったいない気がしてきた。

例えば「ナポリタン」を注文したとしても、多分日本中の喫茶店で食べられることのできる、ある意味予想通り教科書通りのナポリタンを食べることになるだろう。

それもまたなんとなく悔しい気がしてきた。やっぱりここにしかないメニューを注文しなくては!



そんなわけで、どっぽりとお店の陰謀にハマってしまった感があるが、まあ仕方がない。こうして「あえて引っかかってみる」というのもまた楽しおすえ。


じゃあ何にしようかとじっくりとメニューを眺めてみる。正直甘いスパゲティ系統には興味がなく、しばし逡巡する。

メニューをにらみながらうんうんと考え込んでいたその時、たちまち雷鳴のように入口のメニューを思い出した。


マウンテン3



「辛口ナマズ煮込みスパゲティ」


こ、これだ! どうでしょうこのメニュー。「ナマズ」にも突っ込みどころがあるし、「煮込みスパゲティ」にも十分突っ込める。そうなると、一見平凡に見える「辛口」も、実はとんでもない辛さなのではないだろうかという期待が高まり、もうこれしかないのじゃないかという確信にほどなく変わった。


自分の中での興奮が最高潮に達し、私は我慢できずに、密かな「名古屋メシ愛好家」である妹に思わずメールを送ってしまった。


「マウンテンなう。これより辛口ナマズ煮込みスパゲティを注文する。オーバー」

たちまち妹から矢のような返信が返ってきた。

「なんと! 遭難しないよう幸運を祈る。オーバー」


そうなのだ、完食出来ないことをこの店の愛好家は「遭難」と称する。私も男に生まれたからには「遭難」だけは避けなければならない。嗚呼、もっとましなメニューにしておいた方が良いか? ここまで来てまだ迷うか?

などとたった一人興奮していた私は、注文を取りに来たお姉さんの声で我に返った。

「ご注文は?」

興奮冷めやらぬ私は、その興奮を抑えきれずに注文を取りに来たお姉さんに一気呵成に注文した。

「か、辛口ナマズ煮込みスパゲティを…!」

「はい少々お待ち下さい」

と、お姉さんはクソ面白くなさそうに注文を受けた。どうやら興奮していたのは私だけだったようだ。まあ、お姉さんにしてみれば変なメニューを意を決して注文する客なんて日常の風景にしか過ぎないのだろう。


無事注文を終えたので、ようやく心に余裕のできた私は周りを一眺めした。隣のパーティーは緑色のパスタに生クリームを絡め、一心不乱に手繰っておられる。その隣のパーティーは、みなさん普通にお茶を飲んでおられる。このカオス感も非常に面白い。この時点で登山に臨んだ甲斐があったと私は思った。


人間観察に夢中になっていると、あっという間に注文した品がやって来た。正直トマトベースのスープからはとてもいい香りがする。おや、意外にと言っては失礼かもしれないが普通に美味しく頂けるのでは? と私は一人興奮した。


マウンテン4



なぜか箸とスプーンが付いてきたので、まずは箸でスパゲッティを啜った。箸でつまんだ麺を口に近付けるとトマトスープと、加えられた乾燥オレガノのよい香りが近付く。

一口頂く。と、その瞬間たちまち私は咽込んだ。辛っ! 辛いよ予想外というか予想以上の辛さ! 辛すぎて咳が止まらない!

正直、マウンテンを舐めていたのかもしれないと私は恐れ慄いた。咳き込みが止まると、私は再びまじまじと鍋の中を覗き込んだ。やはりトマトとオレガノのよい香りしかしない。

もう一度同じように麺を頂く。啜ると同時にまた咳が止まらなくなった。辛いよ! これ、唐辛子を親の敵のように入れた上に、タバスコを一瓶丸ごとぶち込んでないか? と思うくらいの辛さ。たちまち以前に訪れた韓国ソウル市の、激辛焼肉を思い出したレベル。人生の中で、こんなに辛い物を食べたことがあろうか…!

二口で箸が止まってしまった。気が付くと口は開けっぱなしになっている。涎まではさすがに垂らしてはいなかったが、辛すぎると自然と口が開くものなのだということを私は自分の体で実感した。

口を開けたままはーはーしていると、隣のテーブルのお姉さんが私の方を胡散臭そうな目でじっと見ていた。あっ、これは申し訳ない。


そんなわけで、なぜか用意されていた取り皿に麺や具をうつしてふーふーしながら頂くことになった。熱いからふーふーしているわけではないのだが、ふーふーしないと気が済まないのだ。麺は太めの麺で、芯はまるで残っていない、いわゆる「ナイデンテ」というやつだ。煮込みスパだからまあ当然だろう。

咽込みながら麺と具はなんとか頂いた。が、鍋の中にスープがたんまりと残っている。

このまま知らんふりをして帰ることもできなくはないが、それじゃあ「遭難」である。勇気を振り絞ってスープを一口頂いたが、トマトの酸味とオレガノの風味が入った0.3秒後くらいにとんでもない辛さが脳天を貫いた。

マウンテン5


…ここでやっと思い出したが、そう言えばメインの一つは「ナマズ」だった。あまりの辛さで飛んでしまった感は否めないが、ナマズはまあ普通の白身であった。臭みもなくっていうか辛すぎたからかもしれんがっていうかもしかするとあの辛さはナマズの臭みを消すためか、などと私は辛さで麻痺した脳みそでぼんやりと考えた。


そんなわけで点数化はしません。次回訪問する時は誰かに何かを食べてもらう時でしょうね。そうか、そう言う客でこの店は持っているのか!


マウンテン




関連ランキング:喫茶店 | 八事日赤駅いりなか駅八事駅

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河村食堂

河村食堂でパスタランチ(750円)。


パスタ気分だったのと、名前に魅かれて訪問。沖縄のフレンチの名店加藤食堂のように、フレンチやイタリアンで食堂を名乗るところに外れはないと勝手に思っている。値段も安く美味しくおなかがいっぱいになれる、いわゆる大衆食堂としての本物のビストロである。

小川通りから東側へさらに細い路地、というかおそらく私道を入っていくと北側に河村食堂はあった。一人営業のときはカウンターのみ6席で、二人で営業されている時は奥のテーブルも使用可能になるとのこと。この日はご主人のみで営業されており、カウンターのみであった。

ランチメニューはパスタ3種類から選べる。この日は飛っ子のペペロンチーノを選択。一つ50円の「河村フォコッペパン」も追加した。フォカッチャとコッペパンのコラボとのこと。

まずはじめに一皿。前菜として、巨大なサラミが1枚とサラダ、それに小さく切ったパルミジャーノ・レッジャーノ。あまり手のかかっていない前菜ではあるが、いずれもとても旨い。良いものを選ばれているのがよくわかる。

食べ終わる頃にパスタ登場。これも非常に旨かった。ペペロンチーノはニンニク臭くなく、旨みが良く出ている。辛みもちょうど良い。このよくできたペペロンチーノととびこのプチプチした食感が良く合っていて面白い。ノーマルであればパスタは100gなので男性ではやや物足りないかもしれない。150円追加して大盛りにすると130gに増える。


総じてコストパフォーマンスも非常に良く、満足できた。自宅で開店されているため安くでいいものを提供できるのだろう。品数がもう少しあってもよいのだろうが、一人では厳しいだろう。いちど夜に訪問して、ワインを飲みながらいろいろ食べてみたい。値段も手ごろで普段使いにとてもよさそうな印象だった。そんなわけで、期待を込めて星4つ。


河村食堂

昼総合点★★★★ 4.0



関連ランキング:パスタ | 今出川駅


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ハム丘ハム太

ハム丘ハム太

主に京都のラーメンを食べた日記です。生まれながらの麺食いなので他の麺類ももちろん食べます。

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