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(主に)京都ラーメン日記 ときどき麺以外

主に京都のラーメンを食べた記録です。麺食いなのでラーメン以外の麺も食べます。時々麺以外も食べます。

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鳳飛

「京都の中華」及び「鳳舞系中華」を巡る旅、というわけではないが、本で見た「からし鶏」がとても旨そうだったので、今回満を持して訪問させていただきました。

観音開きの扉を開けると、ここもまたレトロな店内であった。入って右側に進むとカウンターとテーブルがある。どこかで見たことのあるレイアウトだなあと思ったら、先日訪れた白雲そっくりだった。ていうか、ほぼ左右対称。マイレビュアーの午後の憂鬱さんのレビューによると、白雲さんとは兄弟になるそうで、同じ大工さんに作って頂いたとか。なるほど。


さっそくいろいろと注文してみました。家も近いのでもちろんビールも注文。メニューにはなかったが、普通に注文が通った。銘柄はキリンラガーで大瓶。メニューには書いていなかったので値段は不明。笑


やきぶた(830円)

「京都の中華」によると、こちらの焼き豚は1日6人前しか作れないらしく、人気もあるのだが2人前以上は売らないらしい。そういうポリシーで作られているとのこと。そう言った店側のこだわりは結構好きなので、もちろん1人前を注文。やってきたやきぶたは、15-20切れくらいあっただろうか。「ほんまに1人前?」と思う量。

さっそく一切れ頂いたが、肉自体はしっとりしており味付けも塩梅もとてもよく、これは旨い! 今まで食べたことのある焼き豚の中でも間違いのない逸品で、たちまち私の頭の中でファンファーレが鳴った。旨い肉を噛み締める喜び。最高の前菜で、これは期待が高まる。芥子も付けてみたがこれも旨い。肉自体にしっかり味が付いているので、そのままが一番旨かった。


やきめし(530円)

焼き飯もパラパラに炒めてあり、じんわりと旨い。炒めあげられた米を噛み締める旨さ。「一口目が旨いというのは味が濃すぎるんです。噛み締めて一人前を食べ終えた時にちょうど良かった、というのがいい」(「京都の中華」より)というのがぴったりくる旨さ。


からし鶏(850円)

さて、私の中での今日のメインが登場。ぱりっと揚げた鶏もも肉を、独特の辛い餡がかけられている。辣椒醤と鶏ガラや昆布で取ったスープに酢を入れて酸味を出し、とろみをつけてある。この餡が絶品で、ぱりっと揚げた鶏と良く絡む。これは旨い! 正直魂が震える旨さであった。

この餡でギョーザを食べたりするとまた違う旨さがある、と聞いていたので、いろいろ試してみた。


やきぶたに絡めてみる…。これはいまいち。やきぶたの繊細な味付けが消えてしまった。

シューマイにつけてみる…。これは面白かった。しゃくしゃくの食感に辛酸っぱい餡が以外に合う。

付け合わせのたくあんにつけてみる…。これも面白い。


次は餃子でやってみようと思う。シューマイが合うのだから餃子はもっと合うだろう。


シュウマイ(500円)

クワイが入っているというシュウマイはしゃくしゃくの食感が面白い。そのままでも十分旨かったし、上記の食べ方も面白かった。というわけで、普通に芥子醤油で頂いていないことに今気が付いた。笑


ラーメン(500円)

もちろん〆はラーメン。笑。鶏ガラしょうゆのさっぱりした清湯スープで、具はもやしとメンマとやきぶた。やきぶたはおそらく上記のものと同じで、とても旨かった。これなら50円増しのチャーシュー麺にしておけばよかった。あっさりした、懐かしい味わいのラーメンで、とても好き。胡椒が合いそうなスープ。かけてはいないが。


そんなわけで非常に満足しました。やきぶたとからし鶏は本当に絶品で、これはリピート必至。また他のメニューもいただきに訪問しようと思う。



鳳飛

昼総合点★★★★ 4.5



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草魚

京都の中華」(姜尚美)という本を購入した。ちょっと前に「からしそばの旅」をした時に、もっと京都の中華を系統立てて知りたいと思い手に入れたのだ。その冒頭で紹介されていたのが、こちら「草魚」さん。この本を書く動機になったというお店でもある。


本の中でも絶賛されていたのが餃子で、にんにくを使用していない餃子を提供されているらしい。


「京都は、加えるのではなく抜かんといかん」とのことでにんにくを使用していないという事なのだが、皮肉にも餃子の本場である中国東北部では、餃子にはにんにくは入っていない。にんにくの欲しい人は、生のままかじったり、すりおろしてタレに加えたりするのだが、これまた皮肉にもこちらのお店と同じとなっているのが面白い。


そんなわけで、こちらの餃子は一度頂いておきたいと思ったのだ。


なので、注文したのはもちろん餃子(330円)とビール(650円)。ビールは大瓶で、633ml。外食の際の目安は、ビールではだいたい1mlで1円なのでこんなものだろうと思う。中瓶なら500mlで500円が相場。


メニューを広げると、最初のページに「京都の中華」の宣伝があり。なんだかほっこりした。

というのは、「京都の中華」にも書かれているのだが、最初は取材は拒否だったらしい。「無理を言ってご了解いただいた」と書いてあるのだが、最初は拒否でもいったん受け入れたら丸ごと肯定するのがとても京都らしいと思った。


餃子は皮がさくっと焼けていて、口の中に入れると皮と餡の間にふわりと空気が含まれており、とても面白い食感。正直タレもいらない、このままでおいしく頂ける餃子。これは旨い! もちろんビールとも良く合う。

途中ですりおろしにんにくを添えていただいてみたが、これも旨い。はじめから入っているのではなく、途中で好きな量だけ加えることによって好みの味に調整できる。


すっかり餃子を堪能した後に、五目そば(630円)を頂いた。こちらはとっても優しい味。日本に中華料理が伝わったばかりの頃は、こんな味付けだったのではないだろうかと思うような味だった。スープがやたらとあっさりしている気がしたのは、先に餃子を頂いたことも影響しているだろうと思うが。



総じてとても旨かった。今度訪問する際には他のメニューも試してみたいと思う。加えて、今後京都の中華をいろいろ頂いてみたいと思った。


草魚

昼総合点★★★★ 4.0



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鳳泉

鳳泉でエビカシワソバ(735円)。


からしそば第三弾。今回は、もともとの「京風中華」の大本の一つである「鳳舞」の流れを汲むこちらのお店を訪問してみました。


ここではメニュー名が「からしそば」ではないのだが、中国語表記は他の店と同じ「ローメン」。これはひょっとすると、いわゆる「からしそば」の原型があるのではないかと考えた。

ちなみにネット上に残る鳳舞さんのメニューを見ると、日本名は同じく「エビカシワソバ」で、値段はなんと今より高い840円に設定されていた。


店内に入り、さっそく「エビカシワソバ」を注文する。BGMはずっとカーペンターズが流れていたが、いつもそうなのだろうか? 数分してやってきた麺は、龍鳳や白雲で見たからしそばとビジュアルはあまり変わらない。

さっそく一口頂くと、やはりしっかり芥子の味がする。うん、これですよ。しかも辛すぎず、芥子の量もちょうどよい。

具は海老と鶏肉、椎茸、ネギ、そしてレタス。レタスは他の店では使われていなかったが、これがまた食感と言い良い味を出している。鶏肉はぷりっぷり。具もそれぞれいい仕事されているのがよくわかる。

3店「からしそば」を食べ歩いたが、正直ここのが一番旨い。程よく芥子が効いて、具との絡みもちょうど良い。これはきっと、他のメニューも期待できるはず。


などと思いながら夢中で食べ進んでいたら、途中で急に食べ慣れたアクセントが出現。えっ? まさか…。

しかし、これは間違いなく「ニンニク」だ。「鳳舞系」の京風中華では、ニンニクやショウガは使用しないと聞いていたのでこれは非常に驚いた。しかも餡や具の味付けにはニンニクの主張はほとんど出てこない。

というわけで、餡の中をよく見るとところどころに刻まれたニンニクがあった。ほんの僅かな風味づけのためだろうか。現物も確認したので使用されていることは間違いないが、こちらでは何らかの理由がありニンニクを使うようになったのか?


そんなわけでとても美味しく頂いた。最後に謎を頂いたが、今後鳳舞系の中華料理屋さんをいろいろ食べ歩いて謎を解き明かしてみたいと思う。


#「京都の中華」(姜尚美)によると、こちらの麺は自家製麺らしい。自家製麺に至ったエピソードも素晴らしいが、気になる方は是非購入して読んでいただきたいと思う。



広東料理 鳳泉

昼総合点★★★★ 4.0



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白雲

白雲でからしそば(550円)。


からしそば第二弾。今回は、北大路通りにある白雲さんにお邪魔しました。もちろん、こちらも鳳舞さんの系統を継ぐ店。


初めて入ったのだが、入店するところから雰囲気がとてもある。扉は風格のある開き戸で、中の雰囲気は抜群。なんというか、レトロ感が溢れだす。昭和の空気というより昔の、大正以前の空気が流れている。正直この雰囲気だけで私は満足した。まさにリアル江戸川乱歩の世界で、今にもそこの扉を開けて明智小五郎が入ってきそうな雰囲気が満載であった。


カウンターに座って「からしそば」を注文した。こちらのメニュー名は普通に「からしそば」で、店によって少しずつ名前が違うようだ(先日の龍鳳さんは「からし入りそば」だった。ただし、中国語ではいずれも「ローメン」。漢字がないのでカタカナ表記ですみません)。値段を見ると550円とのことで、先日訪れた「龍鳳」さんよりも安い設定。それでこの雰囲気は正直たまらない。


私が訪れた時は、老夫婦二人でされていたようだ。時間がかかってもまあ仕方がないですね。

とおもいつつ、すぐに麺がサーブされた。事前の情報では焼きそばという話もあったが、龍鳳さんと同じく茹でた麺に芥子を和えて、餡をかけたものであった。具は鶏肉と椎茸と筍、ネギとピーマン。ここでは海老は使われていなかった。



さっそく麺を頂くが、芥子はほんのりと効いている程度で、これは万人受けするだろうなと思った。龍鳳さんと比べると辛くない。その分、カウンターに芥子が用意されており、物足りない人は自分で調整する仕組みになっている。

味付けもとても優しくて、美味しく頂いた。具もたっぷり入っており、食後の満足感は強かった。しかも550円という安さ! これは素晴らしい。シンプルで安く、CPも良好。とてもおいしくいただいた。


なによりレトロな雰囲気が最高。次回訪れた時は、他のメニューもゆっくりと楽しんでみたいと思う。



#からしそばをめぐる旅は、いったんこの二店で終了するつもりだった。ネットで検索をかけても他の店で提供されているという情報は出てこない(近くの鳳飛さんでは、メニューにはないが頼めば作ってくれるらしい。おそらく他の鳳舞系の店も同様かと思われるが、私は未訪問なので、一見にいきなり注文されても困るだろう。)し、おおもとの鳳舞さんは2009年に閉店されている。

#しかし調べてみると、鳳舞さんで料理長をされていた方が、京都市役所近くで「鳳泉」として出店されているらしいということが分かった。メニューに「からしそば」はないが、「ローメン」はあるではないか! ちなみに日本名は「エビカシワソバ」。これがそもそもの料理なのではないかと考えて、さっそく訪問してみることにしました。そんなわけで第三弾に続く。


白雲

昼総合点★★★☆☆ 3.7



関連ランキング:中華料理 | 北大路駅鞍馬口駅北山駅


龍鳳

龍鳳でからし入りそば(650円)。


からしそばシリーズ其の壱。


「京風中華」。

全くニンニク等の香味野菜を使わない中華料理。ルーツは祇園で開店した「ハマムラ」らしい。その「ハマムラ」が、広東出身の料理人「高華吉」を迎え、試行錯誤の末生み出されたのが、香味野菜を用いない京風中華であった。その後高氏はハマムラを出て、紫明通りに「鳳舞」を出す。これが今に続く「鳳舞系」の京風中華である。

現在でこそ紫明通りにほど近いところに住んではいるが、私自身は鳳舞さんは全く知らなかった。そんなわけで、勝手にルーツを知る旅に出てみました。


その系統を継ぐ一つの店が、こちら「龍鳳」。鳳舞系中華の逸品である「からしそば」を伝える店でもある。


こちらではメニューが「からし入りそば」となっているが、「からし入りそば」は、あらかじめ茹でた麺に辛子をあえて、その上に野菜の餡がかかっている。具は海老と鶏肉、ネギ、椎茸などなど。


まずは一口麺を頂く。からしのつんとした辛味が口腔内から鼻腔内を突き抜けていく。これは面白い! その後、餡と良く絡めて頂いたが、こうすると辛みも幾分とマイルドになる。

熱が加わると、からしの辛さや香りがややマイルドになって行くよう。この変化もとても面白かった。

時間と共に変化していくこの麺料理は、なかなか面白い体験であった。鳳舞さんの系統以外ではあまり食べられていないと思うので、他にも鳳舞系の店を訪ねてみたいと思った。



#実はシュウマイとビールも頂こうと思ったのだが、シュウマイはないとのこと。よく見るとメニューにも載ってはいるが値段の部分が消されていた。今はどうやらないようです。正直鳳舞系のシュウマイにも興味があったのだが。

#麺を頂いている間にも、次々とお客さんが訪れていた。みなさん「からし入りそば」の注文率がやたらと高かった。やはり人気メニューなんだなぁと実感した。


龍鳳

昼総合点★★★☆☆ 3.5



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ハム丘ハム太

ハム丘ハム太

主に京都のラーメンを食べた日記です。生まれながらの麺食いなので他の麺類ももちろん食べます。

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