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(主に)京都ラーメン日記 ときどき麺以外

主に京都のラーメンを食べた記録です。麺食いなのでラーメン以外の麺も食べます。時々麺以外も食べます。

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さくら食堂

さくら食堂でさくらラーメン(650円)。


前回食べた尾道ラーメンがかなり良かったので、日をあけずに訪問させていただいた。今回は、前回尾道ラーメンと迷ったさくらラーメン。

前回がかなり良かったのでわくわく感がとても強い。わくわく。わくわく。こちらの豚骨スープはどんな感じなんだろう、店内に臭みもないし非常に楽しみであった。

しばらくしてさくらラーメン到着。「鶏の挽肉にニラやニンニクや鷹の爪の効いたピリ辛ラーメン」とのこと。まず混ぜずにスープを頂く。

「?」

前回の尾道ラーメンの印象とは全く異なり、あまりにも凡庸。獣臭は全くないのは良いが、豚の味もあまり感じない。業務用か? と思ってしまうほど個性のないスープ。ただしあの尾道ラーメンを食べているから確信はあるが、まさか業務用スープを使っているはずがない。

次に挽肉など具を良くかき混ぜてみた。混ぜる前に挽肉だけ食べてみたがとても冷たく、ニンニクの風味も辛みもあまり感じない。ピリ辛ですらない。混ぜてみても同じで、スープに大きな変化を与えているようには思えなかった。正直とても中途半端。

まずいわけではないが、残念な一杯だった。こっちを先に食べていたら再訪はなかったと思う。個人的にはもっと尾道ラーメンを推した方が良いと思う。



さくら食堂

昼総合点★★★☆☆ 3.6



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ラーメン日本一

ラーメン日本一でラーメン並(650円)。


こちらのお店はすっごい昔に一度行ったことがある。味云々という文脈よりも、「デカ盛りのど根性ラーメンを出す店」「チャレンジに成功すれば2杯でタダ、3杯で生涯タダ」という文脈で語られることが多かったと記憶している。実際私も、味の方は「濃厚だった」という意外あまり印象に残っていない。

西陣に居を移してから、再度試してみようと思った。

ところが時も悪かった。てくてく出かけて行った店先には「改装中」の文字。結構長いこと休業しておられたと記憶している。いつ行っても改装中。いつまで改装しているのだろうと思っていたら、ようやく再開されたのでいそいそと出かけた。

そんなわけで、個人的には「濃厚がっつり系」を期待していたのだが、出てきたラーメンはむしろ動物系の出汁に魚介の効いた上品なラーメンであった。「またお前か」のまたおま系ではあるが、とても上品。正直この時はがっつり動物系気分だったので、とても落胆したのだ。しかし食べ進むうちに「今までと系統は違うが旨い。これはこれでありではないか?」という気分になって来た。そんなわけで、食後感は悪くなく店を後にしたのだ。


あれから時間も経ち。京の都もいつもより早い梅雨に入り。じめじめじめじめした空気の中、あっさりしたラーメンが食べたくなった。「そうだ、改装後の日本一があっさりしていたではないか!」

たちまちバイクを走らせ日本一に向かった。じめっとした京都の空気も、バイクに乗るとそれなりに心地よく流れていく。そんな感覚を楽しんでいるとあっという間に店に到着。


最近はじめじめ感にやられてしまい食も細いので、迷わず並を注文。あれ? 前に来た時(改装直後)は700円だったような気がするが、650円になっている。人の記憶というものは曖昧なものなのか、もしくは値下げされたのか?

店内に獣臭全くなし。「THE 職人」といった感じのおっちゃんが二人、黙々とラーメンを作っている。厨房内を見ていると「濃厚 あっさり どちらでも」との紙を発見。おや? どちらにするかも聞かれなかったが? デフォルトは前回食べたあっさり系なのだろうな、などと勝手に思う。

果たしてやってきたラーメンは、見た目からして「濃厚」の方だと思われるラーメンであった。こっちがあっさりだったら是非濃厚を試したい。

スープを一口。前回とは全く異なる味。前回のようなあっさりを期待していたのに。ちょっと迷走気味なのではないか。

かといって濃厚さもとても中途半端。もやしは水っぽくかつやたらと多く、ねぎは半分乾燥している。そういえば、昭和の時代にはこんな味のラーメン屋がたくさんあった。鶏豚骨の醤油ベースのラーメン。ある意味ノスタルジックな気分になったが、21世紀の今日これはないのではないか。

おそらく、改装後の急激な味の変化に対する反発が多く、結局この味に落ち着いてしまったのだと思うが、これならば前の「またおま系」の方がましだったのではないだろうか。

反発も時間が経ては「慣れ」てしまい、新しい客層も時間がたつとついてくる。私の感想としては、ちょっと半端な妥協に思えた。チャレンジもなくなっているのだろうか? どちらかというと、以前のように「デカ盛り系」としてアピールしたほうが良いと思うが。そのあたりは現在の方針ではないのだろう。


というわけで、とても残念な一杯であった。



ラーメン日本一

昼総合点★★☆☆☆ 2.0



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らーめん彦さく

らーめん彦さくで「海老ワンタン塩ラーメン」(900円)。


今自分の中でだけの「彦さく」ブームに乗り、再訪問。今回は贅沢にも海老ワンタンの入ったこの一杯を注文。麺はどうするか迷ったが、とりあえず細麺の方が合うような気がして細麺を選択した。

しかし認識して行かなったけど、彦さくは禁煙ではないのですね。今まで彦さくで煙草を吸う方に出会っていないのでてっきり禁煙かと思っていたのだが、単なる思い込みだったようだ。というのは、満席の昼時に麺の到着を待っている間、食べ終えた隣の席の方がゆったりと紫煙を燻らせ始めたからである。よく見るとちゃんと灰皿もあるし。

私は基本的に、その店の料理は「丼の中」でのみ評価することにしているし、本当にとんでもない限り接客は気にしない人なのだが、紫煙は困る。味が分からない上に煙くて食事が全く楽しめない。こういう方たちは、隣の人が喘息持ちだったらとか考えないのだろうな。吸うのなら食事する人の迷惑にならないように外で吸ってくれ。


しかしこれも店の方針なのでどうしようもない。などと考えているうちに麺が到着。鶏清湯のよい香りがするが紫煙で(以下省略)。


麺の話のみに戻るが、細麺にしたのは良かった。上手に茹で上げられた細麺は、とても鶏清湯に合っている。ネギと焦がし玉ねぎもよいアクセントとなっていた。海老ワンタンは、叩いたエビを海苔と一緒に湯葉で巻いた一品。たぶん片栗粉で固めてあるのだと思うが、これが好みには合わなかった。個人的な好みの問題かとは思うが、もっと海老のぷりぷり感を残しておいた方が良かったのではないかと思う。海苔と海老の組み合わせは面白かったが、湯葉はどうか。普通に小麦粉でこれまたぷりぷり感を残した方が良かったのではないだろうか。


ちょっといろいろ思うところはあったが、次回は豚骨ラーメンを試してみたい。



らーめん 彦さくラーメン / 今出川駅鞍馬口駅北野白梅町駅

夜総合点★★★★ 4.3

昼総合点★★★★ 4.3


花もも

花ももで花巻そば(800円)。


以前から気になっていたお店。今回初訪問させていただいた。初めてなのでシンプルに花巻そばを注文。花巻そばは結構好きなのだが、京都ではあまり提供されているのを見たことがない。東京と比べていい海苔が入らないことが一因だろうか?

しばらくして花巻そば到着。こちらでは海苔はもみ海苔ではなく大ぶりのものが3枚乗っていた。出汁の香りに乗って海苔のいい香りが食欲をそそる。別皿でねぎと山葵が付いてくる。お出汁はあまり色の付いていない昆布の良く効いた関西風。

まずはそのままそばを頂く。旨い! 海苔の香りと優しい出汁の甘み、そして蕎麦が一体となって口の中に入って来た。途中で山葵やねぎを加えて夢中で頂いた。

個人的にはもみ海苔の方がそばと絡まって好きなのだが、これはこれで一つのスタイル。美味しく頂きました。

次回は鴨系を頂いてみたい。



手打ちそば 花もも

昼総合点★★★☆☆ 3.5



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宇奈月

宇奈月で中華そば並(600円? だった気がする。いろいろあって値段確認するのを忘れてしまった。)


出会いは約20年前であった。私が京都市左京区の一乗寺に住んでいた頃の話である。ある意味青春まっただ中(恥)であった。青春まっただ中、全く何も考えずに日々を生きていた。そんなある日「青春とはバイクじゃないか? よーし免許でも取るか!」と今思うと恥ずかしすぎる決意が突然ひらめき、教習所に通うことになった。若さとは恐ろしく、そしてとても恥ずかしい。思い立った時点では原付免許も持っていなかった。今思うと羽束師に行き原付から始めるべきであった。

しかしいちど決意を固めると、あとは早かった。若さの為せる技であろう、なけなしの貯金をはたいて宝が池教習所に入所した。いわゆる中免。教習所でとれる二輪免許の限界で、当時は大型二輪免許はいわゆる「限定解除」であった。

原付免許も持っていないので、一乗寺から愛車のチャリンコを漕いで教習所に向かう。一乗寺からのんびりのどかな松ヶ崎を通る。途中にいつも行列のできているラーメン屋さんがあった。初めて見たときは強い衝撃を受けたことを覚えている。「なんだ! こんな田舎(松ヶ崎在住の皆様すみません)にこの行列は!」


そんなわけで、行列の少ない昼時を外して、教習所からの帰りに訪問してみた。ラーメンは醤油と味噌の2種類で、日替わりでお寿司が付くセットがあった。まだ自分も若く、食べた分だけ消費できる年頃だった。昼下がりの行列に加わり並んだ末に注文したのは中華そばの大盛りだったと記憶している。+100円で、もちろんお寿司も付けた。

これがとても旨かったのだ。ラーメンも寿司も。たちまち通い詰めるようになってしまった。普通の中華そばも旨いのだが、味噌ラーメンが殊の外旨かった。この当時、京都で旨い味噌ラーメンの店はあまりなかったので、より印象が強かった。

めでたく二輪免許を取った後も良く通った。しかしそんな蜜月も長くは続かなかった。そう、店を閉められたのだ。その後滋賀県でひっそりと再開されているという噂は聞いたが、訪問する機会はなかった。


そして時は流れた。私も青春まっただ中の若者からいろいろあって、ただのおっさんになった。そんなおっさんはある日突然思ったのだ。「そういえば、宇奈月という旨いラーメン屋が松ヶ崎にあったなあ。滋賀県に移転した後どうなったのだろうか…」

そう、今はインターネットという便利なものがある。調べるとすぐに判明した。今も営業されているという事を。


そんなわけで、ようやく時間が出来たある日。約20年ぶりに単車で宇奈月に向かった。

20年前は一乗寺から松ヶ崎まではあっという間だったが、甲賀は遠い。のんびりとバイクを走らせる。高速に乗らず鼻歌を歌いながらたっぷり二時間かけて甲賀に到着した。しかも宇奈月とは気付かず颯爽と前を通り過ぎるというおまけ付き。なかなか楽しいドライブであった。

そんな約20年ぶりの宇奈月のラーメン。らーめん自体は昔京都で良く見たタイプのラーメン。正直記憶の中の味とは異なっていたのは、それだけお互いに年数を経たということなんだと思う。思い出の味に再開できただけで幸せであった。

次回訪問する機会があれば、是非思い出の味噌ラーメンを食べてみたい。



宇奈月

昼総合点★★★☆☆ 3.6



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担担 千本丸太町店

担担千本丸太町店で担担麺並(650円)。


壬生にある本店は昔よく通ったのだが、こちらは初めて。煌力から引き続きなんとなく担担麺気分になり訪問。壬生の本店はゴマの香りの効いたクリーミーな麺だったが、こちらはさてどうなんでしょう。

などと考えていると担担麺到着。さっそくスープを一口頂いたが、あまり胡麻胡麻していない。クリーミーなのは変わりないが、よりマイルドな感じ。本店はもっと濃かったような気がする。っていうかはっきり言うと薄い印象。辛さはほとんど感じず、「麻」は全くない。汗をかきかき食べるタイプの担担麺ではない。

この麺のコンセプトは何だろうか、などと考えながら食べ続けた。煌力の坦坦麺は「麻」も「辣」も結構食べ手を選ぶタイプかと感じたが、こちらのは逆に幼児から高齢者まで、老若男女問わず誰でも食べられる味を目指されているのだろうか。あまりにも食べやすいが故に個性はあまり感じない。


結局スープも飲みほしたが麺類を一杯食べた気がしない。なんというか、「食べた!」というどっしりとした満足感が全くなかった。何だろうこの感覚は、と思ったが、これは「おやつ」だなとはたと気が付いた。

そう「おやつ」。おやつで食べるものは、どっしりとした満腹感があっては困るので、どうしても軽めに作ってある。どうもそういった印象。単純に量の問題ではないと思うので、大を注文しても同じ印象だと思う。こないだの煌力で食べた坦坦麺も並だったが、「よっしゃ食ったぞ!」というどっしりとした満足感があった。壬生の本店も胡麻が効いていてもっと濃いめで満足感があった印象だったけど…。これは再度本店を試してみよう。


決してまずくはないのだが、満足感がなかった。うーんごちそうさまでした。


担担 千本丸太町店

昼総合点★★☆☆☆ 2.5



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煌力

煌力でTHE坦々麺(680円)。


ここのところ昼間ばかりの訪問だったが、今回ようやく機会があり夜に訪問することができた。夜はメニューががらっと変わって坦々麺屋になるこのお店、いちど坦々麺を試してみたいと思っていたのだ。

昼間の麺のポテンシャルからすると、夜の坦々麺もかなり期待できるのではないか。


そんなわけで、最もデフォルトと思われるTHE坦々麺を注文した。昼間に訪れた時とは異なり、男性の店員のみ。なんだか雰囲気もがらっと違う。

しばらくして坦々麺登場。麺は細麺で、硬めに茹でてあるがスープの中でしっかりとほぐれる。きちんと茹でているのだなあとしばし感動。細麺の茹で方を知らん店もあるのに(以下省略)

スープを頂いたが、昼間のラーメン同様いろんな風味が口腔内に押し寄せる。これはまた凄い麺に出会ってしまった。辛さはちょうど良い感じで、これはむっちゃ辛いのから全く辛くないのまで調整できるらしい。

むしろ花椒の痺れ感(麻味)がもっとあっても良いのではないかと思った。ただし日本では受け入れられないだろうな、とは思うが、好きな人のために辛みだけではなく花椒の量もオーダーできると嬉しい。ってかぜひお願いします。

旨かったが痺れ感はいまいちだぜ! などと思っていたが、食べ終えて「ごちそうさま」と席を立とうとした時に唇がびりびり痺れていることに気が付いた。かつて中国に貧乏旅行をしたときの記憶が蘇る。中国四川省付近で頂いた四川料理はびりびりどころか食べている最中に唇の感覚ががなくなるほどの痺れっぷりだった。いや本当に、唇を触っても感覚がないレベル。これが「麻」か! と思ったのだ。

いずれにしても非常に面白かった。具のナッツもいい味を出していたし、なにしろ「麻」と「辣」のハーモニーがとても旨かった。「辣」はともかく、「麻」を考えている坦々麺屋はあまりないのではないか。なのでプラス料金が発生しても良いので花椒の増量を期待したい。

次回はぜひ汁なし坦々麺を堪能してみたい。


煌力

夜総合点★★★★ 4.7

昼総合点★★★★ 4.7



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みつくら

みつくらでラーメン並。


先日「山さんラーメン」リスペクトのいいちょに行ったので、返す刀でこちらを訪問。こちらも山さんラーメンで修業されている。いいちょが「山さんリスペクト」であり、山さんにはない塩ラーメンなどその味をさらに昇華させている一方で、こちらは愚直にも醤油と味噌だけという山さんラーメンスタイルを守られている。

そのラーメンは、一言で言うと「より上品な山さん」。滋賀県に移転されてからは訪れていないが、茶山時代の山さんはいろんな意味で「ワイルド」だった。記憶の中の山さんラーメンは、香りもワイルド。ざっくりと切ったネギもワイルド。客層もワイルドだった。もちろん私も若かったので、量もワイルドであった。こちらは店内に獣臭もなく、香りもマイルド。ネギの切り方もマイルド。上手く上品にまとまっていると思う。

しかもいいちょとは異なり旨み満開ではなく、いい意味でほどほど。悪く言えばあまり特徴がないともいえるかもしれないが、これくらいがおそらくちょうど良いのだと思う。

などと考えながら完食。ごちそうさまでした。

ところで、1.5玉の大が+50円で、2玉が+150円なのはなんでだろう。山さんもいいちょも2玉は+100円なのだが。ずっと気になっているが聞けない今日この頃。


みつくらラーメン

昼総合点★★★☆☆ 3.2



関連ランキング:ラーメン | 円町駅北野白梅町駅等持院駅


きしもと食堂 八重岳店

いろいろ思うところがあって、沖縄で生活していた時の食事記録を残しておくことにしました。観光で訪れた店ではなく、住んでいて幾度となく訪れた店のみに絞っています。少し前の話になり、今とは少し異なるところもあるかと思いますがご了承くださると幸いです。


きしもと食堂八重岳店できしもとそば大。

八重善に続き「沖縄そば街道」沿いにある店。もともとは本部町渡久地にある本店で沖縄そばを提供されていた(オープンは何と1905年!)のだが、本店の息子さんが出された八重岳店。本店は本店で風情があり好きなのだが、キャパがなく、またアクセスもいまいちなので、ほとんど味の変わらない八重岳店に通い詰めた。

本店との違いはキャパが大きいこと、駐車場が充実していること。加えて、おっぱ乳業のアイスクリームが食べられることである。沖縄のアイスと言えばブルーシールと思われているところがあるが、このおっぱアイスも侮れないほど旨い。どうでもよいが、「おっぱ」は女性の乳房を思わせるが由来は会社近くの「乙羽岳(おっぱだけ)」からである。


こちらのそばは、一言で言うと「北の横綱」か。正統派の沖縄そばとしては、沖縄北部だけではなく沖縄全体を代表するそばと言っても良いと思う。


まず、そば。ここのそばは、昔ながらにやんばるの森に自生するイジュの樹を燃やした灰から灰汁を作るところから始まる。そのアルカリ性の上澄み液でそばを打つのだ。いわばやんばるの自然から生まれた「かん水」である。これがここのそばの独特の風味を生んでいる。

スープはカツオ+豚。絶妙のバランスでこれまた独特の旨さがある。具は三枚肉にしてもかまぼこにしてもあまり特徴はなく、きわめてスタンダード。ここのそばの特徴は、麺とスープを楽しむところだと思う。いわば昔ながらの沖縄そばを頑固に残しておられるのだ。ぜひこのスタイルを貫いてほしいと思う。

食後はおっぱアイスを楽しむ。店舗も併設されておりお持ち帰りも自宅に送ることも可能。


きしもと食堂 八重岳店

夜総合点★★★★ 4.2

昼総合点★★★★ 4.2



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八重善

いろいろ思うところがあって、沖縄で生活していた時の食事記録を残しておくことにしました。観光で訪れた店ではなく、住んでいて幾度となく訪れた店のみに絞っています。少し前の話になり、今とは少し異なるところもあるかと思いますがご了承くださると幸いです。


八重善で八重御膳とか味噌そばとか。

県道84号線の伊豆見街道は、沖縄そばの店が多数あることから「沖縄そば街道」とも呼ばれている。こちらのお店もその沖縄そば街道にある店。

ここも沖縄に住んでいる時には通い詰めた。何を食べても外れはなく、CPもとてもよい。店内も広く、いつもほどほどに空いている。
何も考えていなければ、ゆったりと座敷に座り、オジイ自慢のオリオンビールと八重御膳。天ぷらや刺身を含め6-7品いろいろと付き、プレーンな沖縄そばまで付いて確か850円! 今では値段変わっているかもしれないが驚異のCPである。ちまちまつまみながらビールを飲むと見事に昇天できる。

あるいはがっつりそばを楽しみたいときは、味噌そば。味噌味の沖縄そばはあまり他では見ないのだが、カツオ+豚の出汁に味噌が合わないわけがない。

具も野菜がたくさん乗っており、おまけにばかでかいジューシーな三枚肉も付いてきて、これだけでおなかいっぱいかつ幸せになれた。


そんなわけで、おすすめは八重御膳と味噌そば。これが一番旨い。


八重善

夜総合点★★★★ 4.2

昼総合点★★★★ 4.2



関連ランキング:沖縄そば | 本部町


桃香

いろいろ思うところがあって、沖縄で生活していた時の食事記録を残しておくことにしました。観光で訪れた店ではなく、住んでいて幾度となく訪れた店のみに絞っています。少し前の話になり、今とは少し異なるところもあるかと思いますがご了承くださると幸いです。


桃香で日本蕎麦いろいろ。

沖縄で生活していて、何が一番困ったかと言えばやっぱり食事だった。麺食いの私は、それでも沖縄そばを楽しんでいたが、どうしても突発的に、ラーメンやうどん、そばが食べたくなった。そして、この中で最も困ったのが日本蕎麦。とにかく蕎麦を提供しているという店を聞いては駆け付けたが、蕎麦の香りもなく、正直に言ってまったく期待に添えない代物ばかりであった。今はどうなのだろうか。

そんな中、期待にこたえてくれたのが桃香である。もともと山梨で蕎麦屋をされていたのが、店をたたんで一家で沖縄に移住してこられた。若い夫婦とお子さんも一緒に。


本当にこの店には随分と助けられた。沖縄に来るまで、蕎麦を食べたい時に蕎麦屋がないなんて考えたこともなかったのだ。想像力の欠如というか。ていうか、想像以上に沖縄は「外国」であった。

何度も期待を裏切られていたので、桃香にも実際に訪れるまであまり期待していなかった。というより、もう諦めかけていたのだ。沖縄で美味い日本蕎麦を食べるという事を。

そんな思いでの訪問だったが、桃香は見事に期待に応えてくれた。しっかりと香りのある、きれいに切りそろえられた蕎麦。

それからは蕎麦が食べたくなると桃香へと通った。ようやく見つけた、と思った。

蕎麦以外も旨かった。ご主人も色々と勉強されてきたようだ。蕎麦だけを食べることもできたし、あるいは自分へのご褒美として旨い和食の店としても重宝させてもらった。そう、いわゆる和食も沖縄ではなかなか食べられないのだ。ホテルの和食レストランは別として。


今はあぐーを売りにされているようだが、私の中では今でもこちらは「旨い日本蕎麦の店」である。また沖縄に行った際に訪れてみたいと思う。


桃香

夜総合点★★★★ 4.5

昼総合点★★★★ 4.5



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前田食堂

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前田食堂で牛肉そば(650円?)。


前田食堂の凄いところは、本当に何もない大宜味村で、しかもまず行列などしない沖縄の人が行列を作る店であるということ。行列を好まない私も、前田食堂だけは仕方ないなと通い詰めていた。しかもほとんど地元の人。行列が凄くても他に店もなく、帰るのにまた時間もかかるのだ。しかし回転も早いので、店の前の海を眺めていたり、店の裏のやんばるの山を眺めているとあっという間。


沖縄の高速道路を北上し、終点(?)の許田で高速を降りる。名護の七曲を58号線沿いにのんびり走ると名護市街に入るが、それをさらに北上すると、羽地のあたりから民家も少なくなり、左手がすぐ海岸で、右手は山という道路になる。天気が良いと、海を見ながらの気持ちの良いやんばるドライブとなるが、ほんまに何もない道を進むと突然行列のある店が出現する。

まあ、通し営業なので、昼時を外せば行列もさほど多くない。手前にはテーブル席で、奥には座敷がある。あまり一人で行くこともなかったので奥の座敷でのんびりするのが好きだった。ちょっと地面が傾いているけど、それも風情。


こちらの牛肉そばは胡椒効きまくりでとってもスパイシーなので、これまたビールが良く合う。たしか瓶ビールと缶ビールがあった。もちろんオジイ自慢のオリオンビールで、いつも入店すると「ビールもらうよ」と言ってショーケースの中から自分で取り出していた(普通に注文しても持ってきてもらえます)。ビールと共に楽しみたいのしたいので一人では行かないのだ。

ビールで喉を潤していると牛肉そばが到着。大量のもやしと牛肉を胡椒で炒めたものが、そばの上に大量に乗っているので、まずは具だけをビールで流し込む。これがまた旨い。もやしもしゃきしゃきで、牛肉の旨みと胡椒が絶妙に拮抗している。いわゆる「あじくーたー」。

向かいの座敷では、地元の方と思われる家族がわいわいと卓を囲んでいる。もう食べ終えたご主人と思われる男性はうとうとと昼寝を始める。まったりとした大宜味の昼下がり。

具が減ってビールもなくなるとそばを頂く。量もたっぷりあり、毎回見事に昇天した。




この店のことを思い出すたびに、ある友人のことを思い出す。

彼は信仰の関係で豚肉を食べることができず、したがって三枚肉やソーキを使ったそばはご法度であった。そんな彼が通い詰めていたのが前田食堂である。具が牛肉だから、ということなのだと思うが、スープには豚が使われていると思うがそちらは良かったのだろうか。もしくはそこはあえて無視していたのか。スープは良いのか。

そういえば、信仰では豚肉だけではなくお酒も駄目なはずなのに、彼は酒豪であった。いわゆる般若湯というやつなのかもしれないが、ここは沖縄なのでアッラーもスープは見逃してくれたのかもしれないと思った。



京都に帰ってきてからも、突発的に前田食堂の牛肉そばが食べたくなる。以前は智恵光院中立売下るにあった○竹食堂で提供されていた「牛そば」が近い味わいであったが、残念なことに閉店されてしまった。自分でも作れるだろうと思って自宅でも再現を試みたが、単純に見えて再現は難しい。あのもやしのしゃきしゃき感とあのスパーシーさは前田食堂独特なのだと思うのだ。


#なお、「牛肉おかず」は牛の焼肉で、「焼肉おかず」は豚の焼肉です。「もやしチャンプルー」は牛肉そばの具の部分そのもので、さらに+αがあったかもしれませんが忘れました。いずれもご飯とプレーンな小さなそばが付きます。


前田食堂

昼総合点★★★★ 4.5



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麺や 和楽

いろいろ思うところがあって、沖縄で生活していた時の食事記録を残しておくことにしました。観光で訪れた店ではなく、住んでいて幾度となく訪れた店のみに絞っています。少し前の話になり、今とは少し異なるところもあるかと思いますがご了承くださると幸いです。


和楽で中華そば並(600円)。


色々あって、21世紀初頭に沖縄で仕事することになった。仕事そのものはしんどいこともあれば楽しいこともあり、とまあ良くある話なのだが、一番困ったのは食事であった。それも自炊すればたいがい何とでもなったのではあるが、それでも突発的に和食が欲しくなった時が本当に困った。特に私は麺食いなので、うどんやそば、またラーメンが非常に恋しくなったのだ。

そう。沖縄の麺類は、ほぼ沖縄そばのみ。麺類に関して言えば、ラーメンはあるにはあるが後述の通り結構悲しいことになっていた。うどんは専門店が乏しく、最も悲惨なのは日本蕎麦であった。おそらく今もその構図は大きく変化はしていないと思われる。あ、ちなみに沖縄そばは旨いっす!

ラーメンは、大きく分けて二通りであった。九州豚骨ラーメンの影響が強い店と、中華料理としての中華そば。沖縄の風土は後者の中華そばが主であったと考えられ、前者の豚骨が入って来たのは一風堂プロデュースの通堂からではないだろうか。


そんなわけで、沖縄でのラーメン生活は非常に悲しいものであった。とうとう耐えきれずに通販のラーメン(大勝軒とか大勝軒とか大勝軒とか)にまで手を出した有様だった。噂の店を聞きつけては訪問して、残念な気分になったものである。

京都のこってりしたラーメンで育った私としては、あっさり清湯のどこにでもあるようなラーメンこと中華そばは自分の舌を満足することはなかったのである。今では考えられないが、こってりラーメンを渇望してらあめん○月(なんとなく匿名希望)にまで行ってしまった。チェーン店になんて行くことはないのだが、よっぽど切羽詰まっていたのだ。


そんな沖縄生活も数年たったある日、浦添に京都ラーメンを食べさせる店ができたという噂を聞いた。「ほんまかいな、京都風って「あかさたな」みないた“よそさん”の京都風ちゃいますのん。まあ一回くらい試してみたってええけど…」などと京都生まれのいけずな考えがまず出てきたのだ。というより、それまでの経験からそもそも沖縄でのラーメン生活に全く期待を抱いていなかったということだ。

期待を抱いていないくせに、生来のラーメン好きの血が騒ぐ。いつしか「これは一度は試してみなくては」という信念みたいなものまで出てきてしまった。



そんなわけで開店してほぼすぐに訪問することになった。浦添市宮城。風雲も近い(何度も行きましたがレビューしませんよ)。とりあえずデフォルトの中華そばを注文した。


しばらくして中華そばが到着した。見た目も香りも慣れ親しんだ背脂醤油。臭みのない鶏の香りに、びっしり表面を覆った背脂。沖縄に来てからしばらく京都に帰ってきていない身としては嘘のような風景であった。そう、ビジュアルは紛う事なき京都の背脂醤油。もうこの時点であふれる涙を抑えることができなかった。

しばし両手を合わせてからスープを頂いた。紛う事なき京都のラーメン。沖縄ではまず見ることのない、ざっくり切った九条ねぎ。沖縄に来てから恋い焦がれていた京都の味がそこにあった。沖縄に来てから帰る暇もなかった故郷の味。比喩ではなくこの時本当に涙が止まらなかった。

それからは本当に入り浸った。一周年記念の時には「いつもありがとうございます」と記念タオルも頂いた。「おおきに!」という故郷の言葉も懐かしく響いた。

沖縄を離れることが決まってからも通い続けた。「京都に帰ることになりました」と一言告げておきたかったのだが、なぜか行くたびに躊躇した。

京都に帰ってからもちょくちょく沖縄に行くことがあり、そのたびに出来るだけ訪れることにしている。いろいろ辛かったことも多かった沖縄時代を支えてくれた、涙なしには語れない一杯である。

そんなわけで、思いも含めて五つ星。非常に個人的にではあるが、この店のために旅行できる一杯である。



麺や 和楽

夜総合点★★★★★ 5.0

昼総合点★★★★★ 5.0



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いいちょ

いいちょでラーメン大(650円)。


かなり久しぶりの訪問。とは言っても1年はたっていないと思う。いつものように歩いて店に向かったら、ちょうど入口から外に出てきた長原成樹と目が合った。「いらっしゃい!」と言われ、長原ではなく店主であることに気が付いた。いつも思うがほんまにそっくり。


かつてはあかつき・いいちょ・高安の三店で合同HP「京都ラーメン革命」をされていた。若いもんが始めたこの3つの店は、今ではいずれも有名店になっている。ラーメン革命の役割を終えたということだろうか、気が付いたらHPも閉鎖されていた。かつては3店の頭文字をとった「あ・い・た!」Tシャツがあり、ひそかに欲しいと思っていた時期もあったなあ。まだ仲良くされているのだろうか。と、ふと思った。


あかつきと高安は独自のラーメンを展開されているが、いいちょは山さんラーメンの流れを汲んでいる。山さんラーメンが看板に「幻しの味」(どうでもよいが、茶山に店舗があった時代、山さんラーメンに友人と行くときには「おう、今日も“げんしのあじ”行っとこか」などと言っていたことを思い出した)を謳われているように、いいちょも看板に「幻の味」(どうでもよいがこちらは送り仮名なし)が入っており、幻の味の継承者であることをしっかりアピールされている。


山さんと同じく、50円プラスで1.5玉の大、100円プラスで2玉の特大になる腹ペコには嬉しいシステム。いつも大以上を注文してしまう。

さてこちらのお店、店内にはあまり獣臭がないのだが、ラーメンそのものからは豚由来の香りがほのかに香る。スープはこれでもかとばかりに旨みがたっぷり。鶏をしっかり煮出すことで出てくる鶏由来のグルタミン酸+澤井醤油のグルタミン酸+おそらくグルタミン酸そのものの三重奏。塩気も強い。というか塩化ナトリウムとグルタミン酸ナトリウムのナトリウム二重奏。ので私の好きなベクトルとは全く異なるのだが、なぜか定期的に食べたくなってしまうのだ。

上記は醤油ラーメンの話になるわけだが、塩ラーメンだとグルタミン酸三重奏がなくなり、むしろ逆に食べやすいと思う。塩ラーメンは一般的にはいかにグルタミン酸の旨みを持ってくるかで苦労するのだが、もしかするとこちらのラーメンは塩ラーメンを基本に味を組み立ててられるのだろうかと思ってしまう。そういえば、旨みが増したのは塩ラーメンがメニューに入ってからのような気もする。


しかし今回はさらに以前にも増して旨みと塩気が増していた気がする。この味は若い者向けなのだろうなあとあらためて気が付いた。歳をとるとちょっと食べるのがしんどくなってきた。けどまた食べたくなるのだよな。なんでやろか、などと考えながら店を後にした。


いいちょ

夜総合点★★★☆☆ 3.2

昼総合点★★★☆☆ 3.2



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伊佐夫

伊佐夫で鯛そばTEN麺(800円)。


先日頂いた鶏そばTEN麺が非常に旨かったので再度の訪問。もちろん今回は鯛そばTEN麺を食べるための訪問である。そんなわけで、さっそく鯛そばを注文した。

鯛そばは鶏そばとは異なりストレートの中細麺。出汁は鯛100%とのことで、鶏や豚などの獣系を全く使用していない。これが非常に優しい味だった。なぜかふんわりとした甘みさえ感じる。出汁そのものの甘み。これは旨い。


先日の鶏そばが衝撃の一杯であったとするならば、この鯛そばは納得の一杯であった。鶏そばは縮れた麺にしろ具にしろ工夫に工夫を重ねた一杯であったが、鯛そばは真っ向からの素材勝負。これまた凄い麺に出会ってしまった。

「お好みで」と出された大根おろしと山葵を後半に少し試してみたが、出汁そのものの風味が微妙に変わってしまい個人的にはいまいちであった。出汁にあまり溶けないよう麺の上にちょこんと乗せて食べるのが良いのだろうが、なかなか難しい。この繊細な出汁にはあまり合わないのではないだろうか。


全くカラーの異なる麺を提供されているご主人は、もちろんしんどいことがないとは思わないが、おそらく毎日が楽しくて仕方がないだろうなと思う。業種は異なるが、こんな風に仕事ができると最高だろうなとしみじみ思った。


伊佐夫ラーメン / 一乗寺駅茶山駅元田中駅

昼総合点★★★★ 4.5

ポキート

ポキートでタパスいろいろ。


スペイン気分の方々と訪問。スペインバルに来るのは久しぶり。
そんなわけでタパスをいろいろ、合わせてお酒もいろいろ楽しんだ。

料理はいずれも外れなく旨い。ポーションは小さめだが、人数に合わせて「少し多めに」「二皿分」などのわがままも聞いてくれる。というより、ポーション小さめの皿は店側からあらかじめ量の提案をしてくれる。皿が来てからはじめて過不足に気付くこともあるので、これはとてもよかった。

前評判通りアヒージョも生ハムも旨い。麺食いなのでもちろんパスタも頂いた。オイル系のものとカルボナーラはいずれも少し濃いめの味付けであったがワインによく合った。ホロホロ鳥のギネス煮込みなど、人数もいたのでいろいろ楽しんだ。


お酒ははじめはスペイン黒ビールで喉を潤してからワインへ。黒ビールは"mahou(マオウ)"で、程良いロースト感とコクもあり非常に旨かった。

ワインリストはなく、好みと予算を告げると、それに合うものをテーブルまでいくつか持ってきていただき、そこから選ぶパターン。よほどのマニアでないとワインリストからだけでは選びようがないのでこれも良かった。ワインリストを見ながらあれこれソムリエの方と相談したい方にはいまいちのシステムかもしれないが、気軽にタパスを楽しむスペインバルであればむしろこの方法の方が良いのではないだろうか。

最後はミントをふんだんに使ったモヒート。これも旨かった。あまりに旨すぎていろいろと飲み過ぎてしまった。

なお、注文してから来るまでが時間がかかるとの口コミがあったが、ほぼ満員であったにもかかわらず皿出しは遅いと感じなかった。システムを改善されたのであろうか。


総じて非常に満足のいくお店であった。居心地もよかったし付かず離れずの接客もよかった。カウンターでは一人でも十分楽しめると思うが、やはり数人でワインも頼んでいろいろ食べるのが楽しいと思う。最後は店員さんが我々が見えなくなるまでお店の前で見送ってくださった。またタパス気分になったときに再訪したい。


ポキート

夜総合点★★★★ 4.2



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魏飯夷堂

魏飯夷堂でランチセット+小籠包とデザートのセット(1000円)。


小籠包気分の方と訪問。実は久しぶりの小籠包なので非常に期待が高まる。恥ずかしいことに店の前に着いた時点で早くも喉が鳴ってしまった。

逸る気持ちを落ち着かせ、店の前にあるメニューをじっくりと見る。私は麺食いなのでご飯メニューにあまり興味はなく、台湾牛肉麺か、あるいはサンマーメンでかなり迷ってしまった。同行者は坦坦麺を早くもチョイスしている。坦坦麺は少し分けてもらうこととして、散々迷った挙句サンマーメンの揚げ麺を選択することとした。なぜならば、小籠包にビールは必須。もちろんこの後予定はないのでビールを注文した。ビールに合うのを考えた場合、やっぱ揚げ麺でしょ。


店内に入る。町屋を改造しており天井が高く、しかし雰囲気は完全に中華という不思議な空間。これは非常に面白い。壁のメニューに私の大好物である腸詰を発見したが、ランチではやっていないとのこと。残念だ。いつか夜に訪問して必ず食べてみようと固く心に誓った。もちろんビールと一緒に。

すぐにビールがやって来たが、小籠包が登場するまでしばしの待機。しばらくして小籠包が登場した。もちろん蒸したての熱々で、皮から中身のスープが透けて見える。こんなに薄い皮は初めての経験。さっそく頬張ったがこれは旨い! 熱い、旨い、しかし熱い、そこにすかさず冷たいビールを流し込み、私は見事に昇天した。


サンマー揚げ麺はまあ予想通りの味。少し濃いめの味がこれまたビールによく合った。ボリュームも結構ある。揚げ麺は皿うどんと同じ細麺のパリパリの麺。

他には、唐揚げと玉子スープ、味付けザーサイとお粥。米とお粥と選べるとのことだったので、なんとなくお粥にしたのだが、この粥も旨かった。粥自体から良い香りがしており、上手に炊いたのだなあと感心。おかわり自由との事だったが、この時点でかなり満腹になっておりおかわりはしなかった。

最後にデザートとして杏仁豆腐。これだけ堪能して1000円はあまりに安いと思う。


ちなみに同行者の「黒ゴマ坦坦麺」は麺にゴマを練り込んだもので、黒い麺のビジュアルが非常に面白かった。


総じて非常に満足度は高かった。次回はぜひ夜に訪問して、腸詰など他のメニューを試してみたい。


魏飯夷堂

昼総合点★★★★ 4.0



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新福菜館 本店

新福菜館本店で中華そば並(650円)。


久しぶりのたかばし本店。本当に久しぶりで、恐らく数年は来ていないのではないか。昔は良く通ったが、横浜のラーメン博物館に出店されたあたりから味の変化(というか、正直に言うと劣化)を感じたような記憶があり、それ以降は本店の方にあまり通わなくなった。

以前に新福菜館巡りをして得た結論は「三条店が最強」ということであったので、それ以降はほとんど三条店ばかりであった。たかばしで食事するときは私のソウルフードである第一旭をもっぱら選んでいた。今日は、たまには河岸を変えてみようと本店を訪問した。加えて、「変化した」と感じた味は本当だったのだろうか。今現在の味はどう感じるのかというのも一つの課題であった。そんなわけなので、どうしても三条店との比較になることをお許し願いたい。

(ちなみに、ご存知の方も多いと思うが三条店は直営店ではなく、現在は直接の関係はないはず。ずっと以前に暖簾分けの形で独立されているので、当時の味を愚直に守り続けておられ、したがって三条店の方が昔の本店の味に近いという説もある)

この日は比較的すいており、一人での訪問だったがテーブルを案内された。4人は座れるテーブルに着くと、寡黙なお店のお兄ちゃんがさっと私の前にスポーツ新聞を置く。そうそうこんな感じだったなあ、となんだかノスタルジックな気分になった。隣のテーブルの二人組は、食事を終えておもむろに煙草を吸い始めた。そういえば喫煙可能な店ってずいぶん久しぶりな気がする。ここだけ時間が昭和のまま止まっているのだ。正直嫌煙家なので禁煙を促進してほしい。

せっかくなのでスポーツ新聞を読んでいるとすぐに到着。さっそくスープを頂く。そうそうこんな感じ。いつも通っている三条店との比較になるが、より黒くそして塩辛い。三条店の方が醤油控えめなのだろう。

麺を啜るが、どうもスープのノリがいまいち。三条店とは別の麺を使っているのか、三条店の麺はスープをがっつりと吸って一体化した旨さを味わえるのだが、こちらはあまりスープを吸わず、あの一体感をあまり感じない。加水率の違いなのか、あるいはスープ濃度によるものなのか。食べながら、最後に訪問した数年前にも全く同じことを感じたことを思い出した。食べるまでは忘れていたのに、味の記憶というものは意外と残っているものなのだな。


というわけで私の中では三条店に軍配が上がった。次回この辺で食事するときはやはり第一旭に行くと思うので、もうしばらく再訪はないだろうな。なんだかちょっとさみしいが。


新福菜館 本店

夜総合点★★☆☆☆ 2.5

昼総合点★★☆☆☆ 2.5



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らーめん 彦さく

らーめん彦さくでジャージャン麺の大盛り(900円)。


前回のこってり鶏骨らーめんにあらためて感動したため、全品制覇に向けて集中的に通う予定のこの店。今回はジャージャン麺を試してみた。

正直な話、ジャージャン麺を食べるのは初めて。なので比較対象がなく、今回は印象でしか批評できない。

そもそも、ずっと「ジャージャー麺」だと思っていた。ちょっと調べてみると漢字表記では「炸醤麺」で、醤の発音は豆板醤(トウバンジャン)でも知られているようにジャンなのでジャージャン麺が正しそうだ。

もともと中国北部の麺だということだが、中国では甘くないとか中国の方が甘いとかいろんな記述があり混乱する。どちらが正しいのかわからないが、今度中国北部に行く機会があれば本場の味をぜひ試してみたい。

このときは空腹も強かったので大盛りを注文。汁なしの麺には必須と考えているビールも合わせて注文した。さて人生初のジャージャン麺はどんな味なのだろうか。

しばらくしてジャージャン麺登場。よくかき混ぜて一口頂く。うーん甘い! 甜麺醤の甘みががっつり来る。ちょっと不意を突かれた。この甘みは残念ながらビールには合いそうもない。

しばらく美味しく頂いていたが、大盛りにしてはちょっと単調であったので、テーブルに合った辛味噌を加えてみたところ、正直この方が美味しく頂けた。

付け合わせのキュウリやネギは面白かったし、料理としては面白いと思ったがいかんせん比較対象がないので何とも評価しがたいのが正直なところであった。

そんなわけで甘めの味付けであった。旨いまずいは別として個人的な好みではなかったな。というわけで、この店のジャージャン麺の評価自体は、他にもジャージャン麺を色々と試してみてから再度考えてみたいと思う。


らーめん 彦さくラーメン / 今出川駅鞍馬口駅北野白梅町駅

夜総合点★★★★ 4.3

昼総合点★★★★ 4.3


カドヤ食堂 本店

カドヤ食堂本店にて中華そば(750円)。


今回初めて訪問することができた。ようやっと訪問することができた、という実感が湧いてくる。


あれは2002年の日韓ワールドカップの頃だった。大阪在住の友人が、当時一乗寺在住であった私のところに遊びに来ていた。

「最近うちの近くの食堂がラーメン屋に衣替えしてな。そこの清湯スープのラーメンはとても旨いんや。しかしチャーシューがとても味が濃くて、ラーメンに乗せるとスープが台無しになるので別皿提供なんや。正直チャーシューと一緒に食べたら味がわからんレベルなので別皿でも最後に食べるしかないねんけどな」と彼は楽しそうに話した。

それでな、酒に合うやろうと思ってチャーシューだけもろうてきたわ、とこれまた楽しそうにその店のチャーシューを取り出した。彼が常連だったから分けてもらったのか、あるいは当時チャーシューの持ち帰りをしていたのか。そこまでは聞かなかった(あるいは聞いたかもしれないが忘れてしまった)のだが、とても味のしみたチャーシューで美味しくお酒を飲んだことは良く覚えている。チャーシューを別皿で提供するそのお店の名前は「カドヤ食堂」だった。


その店に非常に興味を持ったのだけれども、しばらくして関西を長期間離れることになってしまいその話も忘れかけていた。そんなある日、関西から遠く離れた土地でカドヤ食堂の名をちらほら聞くようになった。

京都に帰ってきてからも、ずっと気にかかってはいたのだ。そうこうしているうちに店自体が移転してしまっていた。

そんなわけでようやく機会ができ、今回初訪問となった。


ものすごい行列を想像していたのだが、昼過ぎにもかかわらず前には団体が一組のみ。しかもちょうどカウンターが一席空いたので、すぐに案内していただけた。もちろん注文は中華そば一択だ。


しばらくして中華そば到着。美しい清湯である。まずスープを頂く。鶏の旨みと魚介の香り。やや魚介の方が強いかと思われるが、それはそれで旨い。そして凄い。無駄な贅肉を一切纏わない、ぴんと芯の入った旨さである。清湯スープを極めていくとこういう形になるのだろうと思い至った。

その味わいには全く一点の濁りもない。なんというか、直球ど真ん中の剛速球である。全く奇を衒ったところはない。七色に変化する変化球もそれなりに味わいがあるが、ど真ん中のストレートのみでの勝負にもドラマがある。そもそも、よほどの力がないとど真ん中のストレートで勝負できない。それも手前で浮き上がる剛速球である。たちまちシカゴ・カブスへ移籍した藤川球児のストレートを思い出した。

どこかで似たような経験をしたことがあると思ったが、それは支那そばやのラーメンだったと思う。佐野実氏は素材にあれこれとやたらとこだわるが、彼の作るラーメンは驚くほどにスタンダードなものである。同様に奇を衒ったところは全くない。あとで調べてみたところ、店主の橘氏と佐野氏は仲がよろしいようだ。同じベクトルを持つラーメンなのでそりゃあそうだろうと思う。

そんなわけで美味しくいただいた。「スープが台無しになるチャーシュー」について聞いてみようと思っていたのだが、余りの旨さにすっかり忘れてしまっていた。非常に良い経験をさせていただきました。ごちそうさまでした。


カドヤ食堂 本店

昼総合点★★★★ 4.3



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京橋浪花

京橋浪花できつねうどん(320円)。


仕事の関係で大阪へ。朝早くから京阪に乗って京橋へ。京橋で降りるのは実に久しぶりである。記憶を辿ってみたが、およそ10年ぶりくらいになるかもしれない。右京区民時代~西陣に引っ越しでからは、大阪に用事のある時は主に阪急を利用していたからである。とても久しぶりの京阪。伏見区に住んでいた時は毎日のように利用していたことを思い出す。

そう、伏見区に住んでいた時は大阪に出る時は常に京阪を利用していた。主に京橋で乗り換えることが多く、小腹が空いたときにはこちらでうどんを頂いていた。

なんせ注文してからが早い。よっぽど混んでいなければ注文して1分以内に出てくる。せっかちな大阪人にはぴったりなのだろう。

しかも駅中や駅前の立ち食いそばやうどんは、塩分過多なのか出汁に色々入っているからか食後に胸やけすることが多いが、こちらのうどんは胸やけすることもなかった。


あれから長い年月が過ぎ、私もそれなりに歳を重ねた。そんなわけで、麺食いの私としては京橋に来ればいつものうどん、というわけで朝食としての久しぶりの訪問となった。

かつてのようにきつねうどんを注文。財布から代金を出している間にあっという間にうどんが提供された。そうそうこんな感じ。

うどんはコシもへったくれもないヘナヘナうどん。そうこれでいいんです。コシが欲しければそもそも来ないわけで。そして出汁の良い香り。きつねも大きめのが一枚ずしっとのっている。出汁もやや甘めだが、それ以上に甘めに煮付けてあるきつねがこの出汁に良く合う。

そんなわけであっという間に完食。朝から大阪名物粉モンのうどんを食べながら、今日一日に立ち向かうエネルギーを徐々に貯めていく。よーし今日も頑張るぞーという気になる一杯であった。



京橋浪花

昼総合点★★★☆☆ 3.0



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らーめん 彦さく

らーめん彦さくでこってり鶏骨らーめん(680円)。


久しぶりに訪れるとメニューがマイナーチェンジしていた。大盛りの値段が+100円になっていた(以前は+60円で、今日現在でHP上もそのままになっている)のと、あっさり醤油らーめんがメニュー入りしていた。また、以前は限定だったような気がするジャージャン麺もレギュラー入りしていた。あっさりには海老ワンタン入りらーめんも登場しており、これはまた近いうちに試してみようと思う。


そんなわけで、今回は初めから鶏骨らーめん気分だったので迷わず注文。揚げニンニクトッピングは前回の注文時に懲りたので今回はなし。前回は店員さんにすすめられたが今回はすすめられなかった。昼間だからだろうか。

しばらくしてらーめん到着。見た目からドロドロのスープは記憶の中の鶏骨らーめんよりさらにこってりしている気がする。

さっそく一口啜ってみたが、これがまた超濃厚であった。粘度の高いスープは麺と一緒に持ち上げられ、麺にたっぷりと絡みついて口腔内へと侵入してくる。全く臭みのないスープは鶏一色で、これは一羽丸ごとを丸一日煮込んでいるのではないかという濃厚さ。これは旨い! 久しく行っていないので記憶の中での対比になってしまうが、これだけの濃厚さは極鶏くらいではないか。

夢中になって啜っていると、たちまち空っぽになってしまった。いやあ旨かった。


前回驚いた筍だが、今回は2回目だからかじっくりと味わうことができた。これはこれでありだと思うし、旨いと思う。メンマよりもしっかりと味も付いているし、また筍の風味も残っている。たまに他店で噛み切れないメンマと出会うこともあるが、この筍は程良い柔らかさでそういったこともなく。今後も続けてほしいと思う。

そんなわけで非常に満足度が高かった。いろんなメニューも出ており、しばらく集中して通ってみようと思う。



らーめん 彦さく

夜総合点★★★★ 4.3

昼総合点★★★★ 4.3



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ビフテキ スケロク

ビフテキスケロクで本日のランチ(1300円)。


お肉気分の方と訪問。お肉気分の方はもちろんビフテキを選択。私ももちろんビフテキを食べるつもりだったが、他の席の方のランチが案外旨そうだったのであっさりとランチに転向した。

こちらの店はビフテキを売りにしてはいるが、メニューにはしっかりと洋食のメニューが並んでいる。いずれもきちんと手作りされており旨い。「ステーキハウス」ではなく「ビフテキ屋」を名乗られているのは、洋食屋としての誇りではないだろうかと思う。こちらの売りは豪快に肉を焼いたステーキだけではなく、さらにひと手間かけた洋食としての「ビフテキ」である。

この日のランチのメインはミンチカツとホタテのフライ。まずはコーンスープが提供された。ミンチカツは肉の旨みたっぷりで、フライは自家製のタルタルソースで頂く。いずれも間違いなく旨い。思わず笑みがこぼれてしまう。ゆるりと時間が流れていく、ちょっと優雅なランチタイム。


さてランチのビフテキはプレート(1300円)からコース(2500円)まであるが、もっとも手頃なプレートが結構好きである。ソースで炒めた玉ねぎとビフテキがライスの上に乗っかっており、肉の旨みと玉ねぎの甘みとソースの染みたライスを豪快に一塊として咀嚼する。いわば丼気分でかき込むのが旨いのだ。


夜は未訪なので、いちど夜にがっつり肉を食べに行ってみたい。


ビフテキ スケロク

昼総合点★★★★ 4.0



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さくら食堂

さくら食堂で尾道ラーメン(600円)。


ちょっといろいろトラブルがあり、昼食難民になっていたところ、たまたま開いているのを発見したので訪問した。いつもであれば、西大路を上がって山崎麺二郎に行くのだが、麺二郎は14時までの営業なので昼時を逃すとなかなか難しい。

店の外のメニューは店名を冠したさくらラーメン推しに見えたのでそれで行こうかと入店したが、中のメニューは尾道ラーメン推しのようだったので今回は尾道ラーメンを注文した。実は尾道ラーメンは今回が初めてであった。別に避けてきたわけではなく、単に機会がなかっただけなのだが、さてどんなラーメンなのか。

待っている間にメニューを確認したが、上記二つのラーメン以外にも醤油ラーメンや味噌ラーメン、中華そばなどラーメンの種類がとても豊富で、のみならずうどんまで用意されている。中華そばは鶏ガラメインでさくらラーメンは豚骨主体とのことなので、少なくとも豚と鶏と魚介と3種類のスープを用意されているということになる。これは意外と凄い。

ちなみに店内には獣臭全くなし。

ほどなくラーメン到着。魚介出汁の良い香りにたちまち包まれた。一口スープを頂いたが、魚介がとても強い。プラス鶏ガラなのだろう。魚介が前面に出ているのだがこれは非常に旨い。背脂は多くなく、希望すれば抜くこともできるらしい。タレは醤油だが、辛さもちょうど好い塩梅。

麺は多加水でぷりぷりしており、スープともよく合っている。チャーシューもしっかり肉の旨みがする、好みのタイプ。

元の尾道ラーメンを知らないので比較はできないが、普通に魚介出汁ラーメンとして美味しくいただけた。これは一度尾道に食べに行かないと、と思わせるくらい尾道ラーメンに興味が湧く一杯であった。

というわけで再訪決定。次回は店名を冠したさくらラーメンを試してみたい。



さくら食堂

昼総合点★★★☆☆ 3.7



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亀楽屋

亀楽屋でうどんいろいろ。


家族で信楽にいろいろ買い付けに行った折の昼食で訪問。メニューをみると値段設定はやや強気で香川県民が見れば目を剥くだろうが、このあたりであれば仕方がないか。いや、香川県が安すぎるのか。

というわけで、せっかくなのでみんなでいろいろ注文した。私は今考えれば何故それを選んだのか全く思いだせないが釜揚げ(630円)を注文した。小上がり座敷みたいなところがあり、そちらで結構くつろげた。家族連れには嬉しい広さ。小さな子ども用の椅子もちゃんと用意されている。注文時に、ご丁寧にも「今から茹でるので時間がかかります」との説明もあった。

釜揚げ登場。うどんはしっかり腰のあるうどんで思った通りの旨さ。付け汁が薄いように見えたが、意外としっかり出汁感もあり味も良いくらいで、最後まで美味しくいただけた。

同行者のあたたかいうどんを少し頂いたが、こちらはイリコのえぐみが少し感じられたのが残念。炊き込みご飯(315円)は旨かった。

今回は温かいものばかりであったが、このうどんであれば冷たい方が美味しくいただけると思うので、次回訪問する機会があれば冷たいものを試してみたい。


亀楽屋

昼総合点★★★☆☆ 3.0



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らーめん 味蔵

らーめん味蔵であじくらラーメン(600円)。


以前はこの辺で食事をとるときは迷わずに新福菜館三条店一択だったのだが、最近は煌力との二択ローテーションになった。そういえばこちらのお店も以前から気になっており、三択ローテーションになるかと初めての訪問。店内はテーブルのみで非常に清潔。獣臭全くしない。

ふつうのラーメンと店名の入ったあじくらラーメンで迷うが、後者に決定。あじくらラーメンは12時以降しか提供できないと但し書きがあったので、通常のラーメンとは違うスープを使っておられるのだろうか。

しばらくしてあじくらラーメンが到着した。麺の上には鰹節と海苔がたっぷり乗っており、この下にはとろろ昆布も隠れているらしい。

まずは混ぜずにスープを一口。辛っ! 豚骨が濃厚に入ってくるのだがそれ以上に塩辛さが勝っている。ものすごく塩角の立った塩豚骨スープ。ちょっとドン引きするレベル。汁を飲まなければ良いのだと思いなおして麺を啜った。

これが意外に旨かった。麺にはスープに浸った鰹節やら海苔やらとろろ昆布やらががっつりとからみついてくるのだが、スープの塩辛さをマスクして面白い味わいとなっている。啜っても啜ってもからみついてくるので、まるでスープ多めの和え麺を食べているようだ。そう考えると塩辛いのもありかもしれない。和え麺のタレは飲まないしな。また、からみつく鰹節と海苔ととろろ昆布の割合で微妙に味が変わるのも面白い。

途中で再度スープを飲んでみたら、あら不思議、はじめに感じた塩辛さが鰹節やらとろろ昆布やらの効果でまろやかになっている。やや濃いめではあるが飲めるレベル。ここまで考えて作られていたのかと感心した。

そんなわけであっという間に完食。非常に面白いラーメンだった。これなら大盛り(100円追加)くらいがちょうど良いかもしれない。また肉は2枚と少なめであったので、肉好きの方はチャーシュー追加の方が良いだろう。次回は普通のラーメンを食べてみようと思う。


らーめん 味蔵

昼総合点★★★☆☆ 3.6



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さくら屋

さくら屋でおかめそば(700円)。


蕎麦気分になったため久しぶりの訪問。蕎麦屋は数あれど、温かいお蕎麦でほっこりしたくなった時はだいたいここか聖護院の河道屋養老さんに行くことが多い。いずれも優しい出汁がとても旨く、ついつい温かい蕎麦を頼んでしまう。そういえばこの二店で冷たい蕎麦を頼んだことないわ。


ちょっと昼時を外した時間帯のためか、客も多くない。カウンターの端では鳴り続ける携帯電話に対応しながら蕎麦を啜りこんでいるジャパニーズビジネスマンの方もおられれば、テーブルではぱりっと背広をキメたお爺さまがお酒を飲みながらのんびり天ざるをつついている。今度は私も天ざるにしよう、などと思いつつ、今日も注文は温かい蕎麦となった。


そんなわけでおかめそば。見た目はあまりおかめに見えなかったが、しっかり戻した干し椎茸やかまぼこ、海苔に湯葉も入っている。柚子も香りのアクセントになっているし、出汁に溶ける海苔の香りがとてもよい。青菜は小松菜であったが程良い苦味。

こちらでいつも温かい蕎麦をいただくのは、温かい出汁の中でも蕎麦のコシとなめらかさが保たれているからだろうと思う。この蕎麦は温かい出汁に合わせているのではないかと思われるほど、ちょうど良い。あっという間に伸びてしまうのを気にしてがつがつと啜りこむ必要もなく、ゆっくりと出汁との調和を楽しむことができるのだ。

出汁も優しいお味。昆布が良く効いている、透きとおった京都風の出汁は全部飲み干しても胸やけがしない旨さ。

そんなわけでゆったりとお蕎麦をいただき店を後にした。今度は天ざるにしようといつも思うが、また温かい蕎麦を頼むのだろうな。


さくら屋

昼総合点★★★☆☆ 3.5



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なるかみ

なるかみでラーメン並+餃子のセット(850円)。


いわゆる「京都背脂醤油」の中では個人的に一番旨いと思う。背脂系の総本山である、疏水の近くで店外にまで香りを放っている「あの店」には正直あまり近づきたくはないし、また師匠筋にあたると言われているほそかわも旨いのだがこちらはまた遠い。いや実はそんなに遠くないのだけれども。けれども、なるかみの方が近いしかつ旨いのでそちらまでわざわざ足をのばす意味がない。

かつて左京区に住んでいた時も、背脂醤油ラーメンが食べたくなると疏水近くにある店には行かずにまっすぐなるかみに向かった。右京区に住んでいた時もほそかわに行かずになるかみに行っていた。今思ったが結構中毒性が高いのではないか。そんなヘビーローテーション。


ご主人は「ながら」がお嫌いのようで、ラーメンを茹でながらエビ飯を炒めるとか、餃子を焼くといった器用なことはできない。しかし、それでいいんです。と思う。同時に来たは良いがラーメンは伸びてるわ、餃子は焦げてるわでは話にならない。いずれにも全力を傾けておられるのです。それは立派に一つの主義。


なので、セットを頼む場合や2種類以上の注文をする場合は、出来る順番を指定したほうが良いでしょう。私はもちろん餃子にはビールで気持ち良くなり、その後ラーメンで一気に昇天するのが最高なので「まず餃子からお願いしますもちろんビールも一緒に」と注文します。なお、当たり前ですがビールと餃子の同時出しは可能です。

同時に二品を出すというのはマンパワー的にもご主人の主義からも難しいでしょう。調理するのが二人以上いれば別ですが、たった一人なのです。今回のように、ご主人が怪我をすればしばらく閉めざるを得ない店なのです。本当はご主人が「同時には出せないのですがそれでも良いでしょうか?」とか「どちらから出しましょうか」と聞いてくれると有り難いのですが、私はそこまで希望しません。


と、途中からなぜか「ですます調」になってしまったが、そんな店なのだ。個人的にはこのラーメンが食べられるだけで有り難い。と今回の長期休養でより強く感じた。



そんなわけで、待ちわびた復活後の訪問。無事戻ってこられて本当に良かった。怪我の張り紙を見たときには思わず「ラーメン道場吉祥」さんのことを思い出してしまった(交通事故に合われ、繁盛していたにもかかわらず閉店。その後加古川で復活されるも再度事故後遺症による体調悪化で閉店)ものだ。

餃子は今まで通りジューシーでビールがすすみ、ラーメンは相変わらず絶品で今日も見事に昇天した。臭みの全くない出汁に背脂の甘みが加わり、食べているうちに底の方に隠された唐辛子味噌が絶妙なアクセントとして出てくる。唐辛子味噌はカウンターやテーブルにも置いてあるので、辛めが好きな方は自分で加えることも可能。私は、いつも餃子をタレではなく唐辛子味噌で食べるのが好き。これがまたよくビールに合う。


いつもは注文時と会計の時しか会話しない(「ラーメン並」「はいよ」…「ごちそうさま」「○○円です」)のだが、今回はさすがに感極まって、いつもとは違い怪我から回復されたことと、また店を再開されたことの喜びを思わず表してしまった。ご主人は「…いつもありがとうございます」と静かに頭を下げられた。


なるかみ

夜総合点★★★★ 4.5

昼総合点★★★★ 4.5



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麺や向日葵

麺や向日葵で塩ラーメン(650円)。


かなり久し振りの訪問。久し振りに訪れたら、以前にはなかったと思われる醤油ラーメンが始まっていた。もちろんそれには目もくれず塩ラーメンを注文する。

京都はもともと醤油ラーメンが全盛で、昔は塩ラーメンなんて旅行先でしか食べることがなかったのだが、近年は京都にも旨い塩ラーメンを食べさせる店が出てきた。始まりは風花だったと思うが、そのごぴっかり食堂やぱこぱこなどの名店が出現した。現在では山崎麺二郎や伊佐夫などさまざまな塩ラーメンが展開されているが、こちらも塩ラーメンを看板に頑張っておられる。


向日葵の塩ラーメンを一言で言うと「完全に調和している」ということ。スープは魚介+豚骨+鶏となっているが、いずれも強く主張せず、完全に調和している。本当に豚が入っているのか? と思うくらいで、これは打ち消されているわけではなく「調和」しているのだ。適切な表現ではない気がするが、まるで完璧にチューニングした12弦ギターのソロを聴いているようだ。塩角も全く立っていない。

このスープに焦がしネギ油がコクと風味を与えている。良く水にさらされたと思われる白髪ネギと水菜がまたこのスープによく合っている。このスープには、強い香味野菜は合わないと思う。からっと揚がった玉ねぎも甘みとアクセントを与えている。


全体として、非常に良く調和されたラーメンだと感じた。また定期的に訪れたいと思う。


麺や 向日葵

夜総合点★★★★ 4.2

昼総合点★★★★ 4.2



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らーめん嵐

らーめん嵐で嵐らーめん(680円)。


前から気にはなっていたのだが未訪だったこのお店。今回ようやく機会ができ訪問することができた。

店に入ると結構な豚骨臭が充満していた。あちゃー。これは好きな人はたまらんのだろうけど自分にとっては異臭そのもの。だが臭いというものは慣れてしまうことも多く、また意外とラーメンそのものからは臭わないこともあるのでそのまま着席。もっともデフォルトと思われる嵐らーめんを注文した。硬さなどは全部普通で。

ご主人とても威勢が良い。威勢良すぎて喉につっかえそう。奥さん? もてきぱきとされていてお二人とも接客はとてもよい。見ていて気持ちが良い。店内もとても清潔。お客さんもひっきりなしに入ってくる状態で、結構繁盛されている。


しばらくしてらーめん到着。水菜と柴漬けが珍しい。ビジュアル的には非常に面白いが、味はどうだろうか。

スープを一口頂く。濃厚な豚骨臭が口腔内にも広がる。これは苦手なタイプや。塩辛さも感じる。いわゆる塩角が立っている状態。魚介の風味はどこにも感じないが、がっつりスープに魚介を効かせているというよりは旨みだけ塩ダレの中に入っているのだろう。

豚骨と塩ダレであれば、ラーメンの旨みを構成するグルタミン酸に乏しい。魚介出汁にはグルタミン酸が豊富ではあるがそんなに使っていないとすれば、どうしても化調に頼らざるを得ない。ところが化調はグルタミン酸「ナトリウム」であり、使うほどにナトリウム負荷になってしまう。勝手な想像だが、もしかするとこれが塩辛さを感じた理由だろうか。


麺を啜ろうとしたが、スープの中で一塊になっておりほぐれず。私は麺を噛み切りながら食べるのが好きではないので、頑張ってほぐした。麺は普通でお願いしたが結構硬め。これがこのお店の普通の固さなのだろう。超低加水の極細麺を硬めでテボで茹でたらそりゃあダマになるわな。これだったらバリカタとかにするとほぼ麺の塊では。ヌードルボールになっちまうのではないか。

水菜と柴漬けもうまく調和していないように感じた。香りの強いスープには香味野菜のトッピングがやはりよいのではないか。紅生姜やネギを使う意味はそこにあるのでは。水菜のしゃきしゃき感は面白いが、このスープには合っているのだろうか。むしろ表面に張った脂が付いてしまって水菜の風味も消えており、食感だけという不思議なことになっている。

柴漬けも口直しにはとてもよいし、これ単品だと非常に旨いのだと思うが、スープの中に沈んだ柴漬けはこれまた油まみれになって不思議なことになっている。これなら一番星のように別皿で提供したほうが口直しとしては良いのではないだろうか。

そんなわけで、期待した割には残念な結果であった。麺は何とか完食したが久しぶりにスープを残してしまった。残念ながら再訪はありません。ごちそうさまでした。


らーめん 嵐

昼総合点★★☆☆☆ 2.0



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ハム丘ハム太

ハム丘ハム太

主に京都のラーメンを食べた日記です。生まれながらの麺食いなので他の麺類ももちろん食べます。

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