FC2ブログ

(主に)京都ラーメン日記 ときどき麺以外

主に京都のラーメンを食べた記録です。麺食いなのでラーメン以外の麺も食べます。時々麺以外も食べます。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

坦々麺 海苑

坦々麺海苑で坦々麺(680円)。


と、正確には四川牛肉麺(680円)も。


西院周辺で仕事をしている妹と食事することになり、こちらへ。そろそろクソ暑いじめじめしたおなじみの京都の夏が展開され始めるのに備えて、四川系の料理で蒸し暑さを吹き飛ばしたいところである。

よく知られていることだが、四川省の省都である成都は、京都と同じ内陸の盆地である。したがって高温多湿であることもよく似ており、クソ蒸し暑さを吹き飛ばすため、食欲を増進させるためにさまざまな香辛料を使った料理が発達した。

ということは、クソ暑い京都でも四川料理で夏を乗り切るのが良いかもしれない。

そう考えて西院周辺で四川系の料理をと検索して見つけたのがこちらのお店。妹の職場に近いというだけで選んだお店で、この後素晴らしい出会いが待っているとはこの時予想だにしなかった。


お店に入るとそこは中華香辛料の香りに溢れていた。日本の中華料理屋の香りとかではなく、最も近いのは台湾の台北の食堂の香り。本物の中華の臭い。たちまち猥雑だけれども清潔な台北の食堂を思い出す。もうこの時点で私の頭の中で今年3度目のファンファーレが鳴った(あとは煌力と伊佐夫)。

この香りからすると、最も期待できそうなのは牛肉麺だろうなと言う予想はできたが、気分はなぜか坦々麺であったので坦々麺を注文。妹はためらわずに牛肉麺を選択した。


「なんや、中国の香りがするな」と妹はすでに満面の笑み。かつて家族旅行で訪れた中国で味わった四川料理を思い出しているようだが、上記の通り私は違った。妹とは異なり、かつて台湾で食べた牛肉麺を思い出したのだ。


中国国民党は共産党との戦いに敗れて台湾に逃げた際に、中国各地の名コックも一緒に連れて行ったことはよく知られている。したがって、現在でも台湾では、中国各地の地方料理を楽しむことができる。国民党がいかにすげえ泥棒だったかということは台北の故宮博物館を訪れるとよくわかる。ただし、国民党がこれらの財宝を持ち出していなければ後の文化大革命にてこれらは消失していた可能性が高い。物事とは何事も一長一短だよなと思う。

ちなみに、大陸に残った名料理人は、その多くが国民党との関連があったため共産党から弾圧を受けた。その影響で四川で生まれ育った陳建民氏も流れ流れて日本にやって来た。その後彼が麻婆豆腐や、いわゆる日本風にアレンジした坦々麺を広めている。


そんなわけで、牛を食べる習慣のなかった台湾に牛肉麺が大陸から持ち込まれ、その後発展を遂げた。もともと農耕民族は牛を食べない。なぜならば、牛は農耕を手伝ってくれる「家族」だからである。

話は大幅にそれてしまったが、そんなわけで私は台湾で出会った牛肉麺を思い出し、それを頂いた食堂を思い出してしまったのだ。


妹と思い出話に花を咲かせているとすぐに麺が到着した。さっそく坦々麺を頂く。旨い! 真ん中に肉味噌ががっつり載っているのだが、これがいろんなスパイスで炒められいるようでこれだけで凄い「麻辣」感。最初に混ざらないようにそっとスープだけ頂いたら、とても優しいお味の白湯スープであった。おそらく鶏が中心で、豚もあるか。

徐々に肉味噌を混ぜて食べると「麻辣」が強くなってくる。これは非常に面白い。ゴマもよい塩梅に絡んでくる旨さ。


夢中で食べ進んだが、妹の牛肉麺も気になったので途中で交換することとした。まずスープを一口。旨い! いやぁ申し訳ないが私はこっちの方が好み。これは旨すぎる。ていうか口の中に中華が広がった。 台北の空港に降り立った時のあの空気や、台湾の食堂で頂いた牛肉麺などが脳裏に鮮やかに蘇る。長期熟成した黒豆板醤の旨み、その他いろいろな香辛料の見事なハーモニー。辛さも十分だが、なんと花椒が丸のまま入っていて、噛むとびりびり感が口腔内に広がった。これは非常に面白い。

途中で妹には無断でカウンターに置いてあるおそらく自家製の「麻辣醤」を加えたが、さらに麻辣と香りも加わってより旨くなった。


そんなわけで、坦々麺は非常に旨かったが牛肉麺はそれを上回る旨さであった。これで680円とは私的には文句なしの満点であるが、今回は初回訪問であり、今後も何度か訪問してから評価を定めてみたい。


坦々麺 海苑

昼総合点★★★★ 4.7



関連ランキング:ラーメン | 西大路三条駅西院駅(阪急)西大路御池駅


スポンサーサイト

 | HOME | 

Calendar

« | 2013-06 | »
S M T W T F S
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -

Monthly

Categories

Recent Entries

Recent Comments

Recent Trackbacks

Appendix

ハム丘ハム太

ハム丘ハム太

主に京都のラーメンを食べた日記です。生まれながらの麺食いなので他の麺類ももちろん食べます。

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。