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(主に)京都ラーメン日記 ときどき麺以外

主に京都のラーメンを食べた記録です。麺食いなのでラーメン以外の麺も食べます。時々麺以外も食べます。

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ラーメン赤心

ラーメン赤心で赤心ラーメン(650円)。


先日東龍さんで頂いたベジポタなラーメンが非常に旨かったので、ちょっとベジポタを訪ねる旅に出ることにした。と言うのは大袈裟だが、他の店はどんなベジポタを出しているのかちょっと興味が出たのだ。


そんなわけで、唐子さん系のこちらを訪問することにした。今回初訪問で、実は最近までこちらのお店が唐子の流れを汲む店だとは全く知らなかった。

ちょっと整理をしておくと、もともと唐子の店長をされていた方が独立して始められたのが東龍で、その後リニューアルした唐子から出たのがこちらの赤心と、今は閉店されてしまった「ラーメンくらま」ということになる。赤心は現在の唐子にある食い逃げメニューはなく、「ラーメンくらま」は食い逃げメニューがあったので、単純に考えると、食い逃げメニューが出る前と後に修業されたのだろうかと思う。もちろん、赤心はあえて食い逃げメニューをされていない可能性はある。ちなみに、食い逃げメニューの出現よりもずっと前に独立された東龍には食い逃げメニューはない。


レビューに戻る。初訪問だったので、店名の入った「赤心ラーメン」を注文。「8月末まで替え玉1つ無料!」というポップが輝いていたので、替え玉もありかなと思う。そういえば、かつての唐子では替え玉しまくったのを思い出す。


店内は獣臭なし。「禁煙」との張り紙は見つけられなかったが灰皿もなく喫煙者もいなかったので、店内禁煙なのだろうと思う。

しばらくしてラーメン到着。ニラも同時にサーブされた。最初からニラを入れてしまうと味が変わるので、これは後でのお楽しみにしようと思う。

さっそくスープを一口頂く。見た目のベジポタ感と裏腹に、とてもあっさり。濃厚な旨みが調和していた東龍とどうしても比べてしまうが、とてもあっさりしている。しかし旨みがないわけではなく、野菜の風味も残っている。

具はほろほろに煮たばら肉チャーシューが1枚と、柔らかく煮たメンマとネギともやしと若布と海苔と、結構具だくさん。

正直このスープは好みが分かれるだろうなと思った。獣の臭みもなく野菜の旨みはあるが、とてもあっさり。人によっては薄いと感じる方もいるだろう。逆にこれくらいのあっさり感が好きな人もいるだろうなと思った。

好みで言うと、私は東龍の方が好きだと感じた。また、一言で言うと「可もなく不可もなく」。万人受けするというか、「不味い!」と思う人はほとんどいないと思うが、逆に中毒性もあまりない。ちょっと優等生なラーメンと感じた。

ちなみに後半で投入したニラは旨かった。ただあっさりしたスープに替え玉する気は起きず。かつての唐子(現在の東龍の店主が唐子の店主だった頃)は何玉替え玉しても味が変わらないほどの濃厚さだったなあとふと思い出した。


ラーメン赤心

昼総合点★★★☆☆ 3.3



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是空

是空で冷やしオイルそば大(800円)。


たまたま前を通りかかったら「冷やしオイルそば」が大きく宣伝されていたので、あまり深く考えずにふらふらと中に入ってしまった。「冷やしオイルそば」って冷たい油そばか。はたしてそんなものが旨いのか?

ともあれ店内に入ってしまったので、勢いで注文。中と大で800円と同じ値段だったので、貧乏症の自分としてはもちろん大をチョイス。

「にんにくはOKですか?」もちろんお願いします。
「麺を茹でるのに時間がかかりますが…」無問題でやんすよ。

そんなことは分かった上で注文しているのだが、分からんと文句つける人がいるんだろうなと思う。世知辛い世の中になったものだ。当たり前のことにもいちいち説明が必要な社会はどうなんだろうと思う。そのうちコンビニエンスストアのアイスケースにも「入らないでください」という注意書きが貼られるのだろうな(2013年7月現在の感想です。このレビューが読まれている2013年7月以降には当たり前のように注意書きされている可能性があります)。誠にアホくさい。


待っている間、プレミアムモルツの生(500円)を頂く。旨い! こうして旨いお酒を頂きながら料理を待つのも楽しみの一つだなあと実感する。幸せを実感する待ち時間である。


しばらくして「冷やしオイルそば」到着。ニンニクマヨネーズのような一塊となった調味料と、青い部分のみのネギ、赤ピーマン、貝割れ大根、半熟玉子、海苔、そして赤身だけで表面に胡椒がまぶされたチャーシューがトッピングされている。加えてレモンもあり。

冷たいので香りは立っていないが、この時点で期待が非常に高まった。いずれも冷たい状態で頂けるトッピングばかりだし、チャーシューも白身部分がなく、冷たい状態で食べると蝋燭のようにニチャつく白身が排除されているのは、とてもよい仕事をされていると思う。

まずは全く混ぜずに麺だけを頂いたが、小麦の旨みがあり旨い! まぶされているオイルはややジャンキーだが油にいろんな旨みが溶け込んでいる。

次にレモンを絞ってから、全体を良く混ぜていただいた。これがまた旨い! 味付けも濃すぎず、レモンの酸味も効いてさっぱり感もあり。この味がまたビールが進むのだ。一口頂いてはビールで洗い流し、さらにもう一口。


特に、スパイシーに味つけてあるチャーシューが逸品であった。先日頂いたチャーシューとは全く異なる味付けだったので、これはこれでオイルそば専用に仕込んであるのだと思う。このチャーシューだけでビールが進む進む。

そんなわけで、「冷たい油そばの存在意義が分からん」とか今まで言っていたが、ちょっと認識が変わった。やり方によって旨く作ろうと思うと可能なのだということ。

今まで是空は「実験的な高安」であり、本家を超える存在ではないと侮っていたが、今年7月の全面リニューアル以降精力的に新メニューを展開されており、それぞれが実を結んでいると感じる。これは認識を改める必要がありそうだし、単なる「高安の2号店」と考えていると見誤ると思う。

高安を出て新たな逸品を生みだした「是空」の今後に期待したいと思う。



是空

夜総合点★★★☆☆ 3.8

昼総合点★★★☆☆ 3.3



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ほそかわ 西院店

ほそかわ西院店でラーメン並(650円)。


結構久しぶりの訪問、といっても半年は経っていない。以前太秦に住んでいた時は、花屋町の店共々よく通ったものだ。太秦から引っ越してからはだいぶ頻度が減った。なんせ私のより好きななるかみの方が近いし。

よく知られているように、こちらのお店はますたにの流れを汲むラーメンを作られる。いわゆる「京都背脂醤油」のラーメンである。ますたには店外にまで広がるものすごい獣臭があるが、こちらにはそういった獣臭は全くしない。麺はますたにと同じものを使用されているはずなので、スープの作り方(下処理)だけは少し変えられたのだと思われる。ほそかわの主人は、おそらく獣臭をよしとしなかったのであろう。ちなみにほそかわの流れを汲むなるかみも獣臭はない。


こちらは通し営業なので、中途半端な時間に食事しなければならなくなったときに使い勝手がよい。そんなわけで、久しぶりの訪問となった。隣のカフェラッテさんにはジェラートを頂きにちょくちょく来ていたのだけれども。


いつもは並に100円増しの750円の大盛りを注文するのだが、ちょっとばて気味だったので今回は並。

こちらのお店は喫煙可なのが残念なところなのだが、中途半端な時間であればお客さんも余りおられず煙草の煙を気にせず食事ができる。逆に言うと、それがあるので忙しい時間帯にはあまり訪れたくないのだ。遠くないうちに全面禁煙を望みます。

すぐにラーメン到着。ビジュアルは、具はメンマとネギとチャーシューのみで、いわゆる「背脂醤油」。麺は細めの「スタンダードな京都ラーメン」である。さっそく一口頂き、ある意味「ほっとする味」にほっとする。

そういえば、こちらは醤油ダレの量にブレがあるときがあり、時に辛すぎるときがあるが、不思議なことにタレが少ない目にぶれているのは経験したことがない。今回はちょうどよいくらいのお味でした。ごちそうさまでした。


ほそかわ 西院店

昼総合点★★★☆☆ 3.5



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なか房

なか房で冷やしラーメン(550円)。


いつも300円ラーメンやお得な定食セットを頂いているのだが、今回は冷やしラーメンを選択。昼間のラーメンが300円で500円の定食もあるなか房で、単品に550円を出すというのはなかなか贅沢な気分ゆえ、なんとなく注文しづらかったのだ。ちょっとこのお店に来ると経済観念がおかしくなってしまう。


店内は冷房がフル稼働にもかかわらず結構暑い。カウンターは場所によって全く温度が異なる(ちなみに入り口付近が最も涼しいです)し、厨房の中はサウナ状態なのだろう、おっちゃんは厨房の中で汗だくである。いつも本当にお疲れ様です。

そんなわけで冷やしラーメン。並も大も550円と言うのがなか房らしい値段設定。もちろん大盛りでお願いした。

しばらくして冷やしラーメン登場。ビジュアルは全くのラーメンで、氷が入っているのが異なるところ。スープは良く冷えており、一部ゼラチンのようにふるふるしているのだが、これが麺と良く絡んでなかなか面白い。味は酸味がよく効いていてさっぱり頂ける。

ただし具がいまいちだった。冷えたチャーシューともやしとネギと、具は普通のラーメンと同じ。もやしはまだ良いが、チャーシューは硬くなっているしネギは熱が加わっておらず辛い。具には一工夫あるともっと食べやすくなるのではないだろうか。



#あと、暑い時期には普通のラーメンの出来にはブレが多いと感じる。次回は涼しくなってから訪問しようと思うが、稲荷店の経緯を考えるとこんなこと言うのも贅沢なんだよなあと思う。値段を考えると本当にご主人は頑張っておられると思うし、暑さに負けず営業を続けていただきたいと思う。



なか房

昼総合点★★★★ 4.0



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カフェラッテ

カフェラッテでジェラートいろいろ。


最近ジェラートばかり頂いている。カフェラッテさんにも何度かお邪魔して、いろいろ新しい発見があったので再度のレビュー。


暑くなっていろんなお店でアイスやジェラートを頂いたが、あらためて感じたのはこちらのジェラートの滑らかさ。とてもきめ細やかで、舌に乗せたとたんにたちまち儚く消えてしまう。この滑らかさはまるでシルクのようだと感じた。

そんなわけで今回はほうじ茶を頂いたが、これも非常に面白い。ほうじ茶のほろ苦さが甘みと調和して舌の上に広がる。これは間違いのない逸品。普段自宅で飲んでいるお茶と同じ慣れ親しんだ味なので、おそらく一保堂さんの茶葉を使用されているのだと思う。


もちろんピスタキオも再度頂いた。笑。ハンデルスベーゲンさんの濃厚さとはことなり、香りと滑らかさがこちらの特徴だと思う。どちらも非常に旨いので、この夏に限らずしつこくリピートすると思う。


星4.0→4.2に変更しました。



カフェラッテ

昼総合点★★★★ 4.2



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らーめん創房 日本一 ぱこぱこ

らーめん創房日本一ぱこぱこで極上塩ラーメン(700円)。


久しぶりにぱこぱこさんへ。太秦在住時代はちょくちょく通っていたのだが、西陣に引っ越してからはご無沙汰している。今回は太秦の方へ所用もあり、久しぶりにぱこぱこさんに行ってみた。相変わらずの怪しい暖簾が私を迎えてくれた。どうでもよいが、この暖簾を見るたびに愛する阪神タイガースを思い出す。


本当に久しぶりなので、デフォルトの塩ラーメンを頂くことにした。「暑いところわざわざありがとうね」と店主さんの気配りも素晴らしい。

店内は清潔で獣臭なし。本当のところは「超煮干中華そば」と迷ったのだ。そんなわけで、次回訪問時には煮干にしようと誓う。


しばらくすると麺到着。「熱いから気をつけて!」は昔通り。さっそくスープをひと啜りするが旨い! おそらく鶏が主で、昆布や節やホタテなどが使われているのだと思うが、それぞれが強く主張することなくまさに「渾然一体」となったスープは、塩角も立たず非常に旨い。

麺は多加水の細麺でぷりぷりしている。最初から最後まで伸びることのない強靭なコシがある麺で、大変面白かった。

メンマは小さく切って柔らかく煮たもので、私の好み。おそらく乾燥メンマを丁寧に戻したものだと思う。

チャーシューも臭みなく、しっかり味が染みているのに塩ラーメンのバランスを崩さないという、ある意味二律相反的なトッピングになっており、これもまた面白かった。すべてはスープのバランスを崩さないという一点に、麺も具も考えられていると思う。


まさに「極上」の逸品。近いところで超煮干中華そばを頂きに再訪問したい。



らーめん創房 日本一 ぱこぱこ

昼総合点★★★★ 4.2



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ハンデルスベーゲン 北大路店

ハンデルスベーゲン北大路店でアイスセットS(600円)。


クソ暑い京都の夏を乗り切るためにアイスクリームの店を開拓しておこうかと、敬愛なるレビュアー様に教えてもらったこちらへ。場所は地下鉄北大路駅を降りてすぐ、北大路通りを東に歩いた北側にある。店の前の歩道も広めにとってあり、バイク小僧の私でも安心してバイクを置けた。

サイズはS(350円)とM(490円)があり、フレーバーは何種類でも選ぶことができるが、店員さんに聞くと「Sは1-2種類、Mは2-3種類までにした方がよいです」とのこと。初めてなのでSサイズをチョイス。フレーバーは「ピスタチオ」と「マンゴーラズベリー」にした。いずれも旨そうだ。

これに飲み物のSサイズをつけて、セットで600円。飲み物はどれを選んでも同じ値段とのことなので、カフェモカを選択した。カウンターで注文すると、あとは席に座って待っているとアイスと飲み物を持ってきてくれた。

持参した読み物を読みながら待っているとすぐにアイスと飲み物が到着した。Sサイズとのことだが、カップから溢れんばかりの量で、これはSで良かったなと思う。


さっそくピスタチオから頂く。旨い! ものすごい濃厚なピスタチオだが、意外とさらりと口の中で溶ける。作りたてだからこその舌触りなのだろうと思う。脳髄が痺れるくらいの濃厚さがガツンとやってくる。これは旨い! 

夢中で食べているとマンゴーラズベリーの存在を忘れかけていた。こちらもマンゴーの甘みとラズベリーの酸味が絶妙で旨い! こっちはこっちで夢中になってしまった。

うーむ、結構な量があるなと思っていたが、たちまちなくなってしまった。次回訪れたときにはMサイズの方がよさそうで、今度は3種類ほどをたっぷり頂こうと思う。

食べ終えた後はカフェモカでしばしくつろいだ。せわしなさもなく、ゆっくり寛ぐことができた。


その後、日をおかずに再訪。笑。すっかりハマってしまった。そんなわけで色々試してみました。

・サバイオーネ

「ヨーロッパの伝統的フレーバー」とあるが、サバイオーネとは、卵黄に砂糖を加えて温め、ワインやシェリーを加えたフレーバーとのこと。イタリアのピエモンテ州の名物デザートということだが、食べてみると卵のコクとお酒の風味が面白く、とても大人の味。これはワインが合いそうだ。名前に聞き覚えがあまりなかったのだが、どこかで食べたことのあるような懐かしい味がした。個人的にかなりツボにきたフレーバー。


・ブラッドオレンジ

シチリア産のブラッドオレンジを使用とのことだが、酸味と甘みが絶妙でこれも旨い。


・メープルシロップアーモンド

メープルシロップよりもアーモンドの風味が強く感じたので、結構好き嫌いが分かれるかもしれないと感じた。


そして前回も頂いたピスタチオをリピート。笑。ものすごい濃厚でこれ絶品。


総じて非常に旨かったし、コストパフォーマンスにも優れていると感じた。そんなわけで、今後はヘビーローテーション決定!


ハンデルスベーゲン 北大路店

昼総合点★★★★ 4.2



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キラメキノトリ

キラメキノトリで鶏白湯ラーメン大(800円)。


再訪シリーズにて立て続けの訪問。今回はオープン直後に頂いた鶏白湯を再度試した。
結論から言うと、鶏醤油ほどには塩気は感じないが、やはり塩気は強め。
白湯の風味も麺もとても好きなタイプなだけに残念。

ぎりぎりまでタレを少なめにして、希望の方にはタレが追加できるように卓上にタレを置かれても良いのではないだろうか。タレを少なめにするとバランスが崩れるのかもしれないが…。

メンマは鶏醤油の時とは異なり、小さめのメンマの中に大きめのが一つ入っていたが、前回白湯を頂いたとき同様に戻しが硬めであった。おそらく乾燥メンマを使われているものと思われる。大きめのが硬めで、小さめのが柔らかめだったのでやはり戻し方の問題かと思う。あるいはあえてアクセントをつけられているのかもしれないが、個人的には柔らかめの方が好き。


塩気を除くと非常に完成度の高いラーメンなので、また日を置いて試してみたい。


#余談だが、帰り際に「大盛り無料券」をもらった。前日にはもらわなかったのでもう終了したサービスかと思っていたが、まだされているようだ。正直2日連続で立て続けに大盛りを2杯食べたので、2日目で頂いたのは残念。



キラメキノトリ

昼総合点★★★☆☆ 3.5



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Brugge洛北

Brugge洛北でパンいろいろ。


岩倉方面に用事がある時にときおり立ち寄るパン屋さん。パンだけではなくケーキも充実しているので、フランス風に言うと"boulangerie patisserie"ということになる。移動店舗も展開されておられるようだがそちらには行ったことがない。

場所は岩倉のずっと奥の方で、まず徒歩では難しい。私はバイクで行っているが、いつも「ほんまにこの道だったっけ?」と不安になる。住宅が途切れそうな所にBrugge洛北の看板が申し訳なさそうに立っているので、その看板を見ていつもほっとする。


最も有名なのはバゲットを豪快にフレンチトーストにした「洛北フレンチ」。以前に頂いたことがあるが、確かに外がサクサクで中がもっちりしており大変面白かった。

今回は家族(卵アレルギーありのものがいる)で食べる分のパンを購入するので、フレンチトーストはお預け。卵の入っていないパンを求めた。鷹峯のクロアさんはメニューごとにアレルギー表示があるがこちらはなかった(むしろ全品にアレルギー表示しているクロアさんの方が珍しいと思われる)ので、お店の方に尋ねるととても丁寧に教えていただけた。基本的に生地には卵は使っておらず、トッピングに入っているかどうかとのこと。生地に入っていないとのことで、非常に選択肢が広がり有り難い限りである。

そんなわけで、バゲットとチーズクッペ、あんぱんや黒豆パンを購入。クルミのベーコンエピは、ベーコンのつなぎに卵白が入っているとのことだったが、とても旨そうだったので家族には申し訳ないが自分用に購入した。


さっそくみんなで頂いたが、いずれも旨い! あんぱんは中にみっちりあんが詰まっていて非常に旨い。どこかで頂いた味だと思っていたら、一条通りの中村製餡所の餡を使用されているとのこと。あん自体がひんやりさらりと口の中で溶ける。

そして感動したのがベーコンエピ。これが非常に旨かった。ベーコンだけではなくチーズと胡椒が効いており大人の味。これはリピート決定である。

さらに面白かったのがバゲット。外も中もぱりっと焼き上げているパン屋さんが多いが、こちらのバゲットは外はカリっと、中はふわっふわ。軽くトーストしてオリーブオイルで頂いたがとても旨かった。


いずれも非常に旨かった。わざわざ岩倉の奥まで出かけていく価値のあるお店だと思う。



BRUGGE洛北

昼総合点★★★★ 4.0



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キラメキノトリ

キラメキノトリで鶏醤油ラーメン大(730円)。


再訪シリーズ。と言っていいのかどうか分からないが、開店直後に行ったきりなのであらためて再評価目的で訪問することとした。


前は鶏白湯を頂いたので、今回は鶏醤油をチョイス。おなかもへっていたのでプラス50円で大にしたが、これは非常にうれしいサービスだと思う。


店内は清潔で、獣臭なし。周りを見ると白湯ばかり。笑。

作る工程を見ていると、前回訪問時の麺茹ではぎこちない平笊だったが、今回はテボになっている。ありゃーちょっと残念。おそらくオペレーションの問題から断念されたのだと思う。わがままなのは承知の上であるが、ぜひ平笊続けてほしかった。ちょっとがっかり。


がっかりしていると麺が到着した。ビジュアルはきれいな清湯で、具は白ネギと青ネギのコラボレーション、及び柔らかく煮たメンマ、あとは大きなチャーシューが一枚。

まずスープから一口頂く、旨い! が辛い! ちょっと醤油角立ちすぎ。前回の白湯はこんなに辛かったっけ? 塩辛さを除くと鶏の旨みたっぷりのスープで、臭みも全くなく非常に旨い。それだけに辛さが残念である。

これは飲み干すのは困難だなあと思い、麺を啜った。麺はもっちりと旨い。スープは飲まずに麺だけ啜っていると辛さは余り立たない。もうここは大きめのつけ汁に浸かった麺だと思うことにした。

チャーシューは変わらず旨い。メンマも前回の白湯ではぱきっとし過ぎたタイプだったが、今回は柔らかめに煮てあり非常に私好み。白ネギも水にさらしてあるのか辛みがマスクされており、いい仕事をしているなあと思う。


正直、塩辛さを除くと鶏醤油としては完成度が高く、非常に良くできたレベルだと思う。個人的には白湯より旨かった。

ただこの塩辛さは何とかならないもんだろうか。肉体労働者にはちょうど良いのかもしれないし、それを狙っておられるのかもしれない。あるいはクソ暑い厨房で作業しておられるとちょっと塩辛いくらいがちょうどよいと感じられるのかもしれない。

あるいは、佐野実氏や「ちゃぶ屋」の森住氏が語っておられたように「麺を加えるとスープの味が変わる」ことを意識されていないのかもしれない。私のラーメン屋もそうであったが、スープが出来上がった後の麺を加えての試食はあまりしないものである。いちど作業から離れて、キンキンに冷えた部屋でがっつり休憩された後に味見されてはいかがだろうか。今のオフィスワーカーは、キンキンに冷えた部屋から食べに来ている方が多いのだ。


と好き放題書かせていただいたが、上記の通り完成度は高く塩辛さを除くととても旨かった。店主自らがが語っておられたように「10年後に残っているラーメン屋は数%」の世界であるが、ぜひ頑張ってほしいと思う。次回は鶏白湯を再度試してみたい。



キラメキノトリ

昼総合点★★★☆☆ 3.8



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手造りごはんや いとう

手造りごはんやいとうでざるうどん(500円)。


暑さも厳しくなってきており、ひんやりとしたうどんを頂きにこちらへ。自宅からは徒歩圏内であったが、実は訪問するのは初めて。

定食メニューが非常に充実しているが、麺食いの私は迷わずざるうどんを注文。

やって来たうどんは非常にもっちりしており、締められすぎたうどんにありがちな硬さを全く感じない、私の好きなタイプの麺。つけ汁は正直特徴がないがざるうどんのつけ汁としてはこれで良いのではないかと思う。つけ汁にはネギと生姜が付いてきたので好みの味に変化することは可能。

もっちりしたうどんを噛みしめると小麦の味がしっかりする。正直思っていたより旨かった。またうどんを食べたいときには再訪するだろうし、その他のメニューもいろいろ試してみたい。


…と、いつもであればここでレビューはおしまいになるのだが、この店の接客についても書いておかなければならないだろう。

私個人のポリシーとしては自己紹介でも書いている通り「評価は丼の上のみ」「サービス料が発生する店でなければ接客は正直どうでもよい」であるが、他のレビュアーさんも書かれているようにこの店のホスピタリティーは非常に素晴らしかった。お母さんの接客がとにかく素晴らしい。

例えば。ご飯はおかわり1回無料らしいが、ご飯がなくなる頃に「おかわりしましょうか」とすっと席に現れる(私ではないですよ、他のお客さんです)。その他もテーブルを回って非常にいろいろと心配りされていて、これはとても印象的だった。私も注文を終えて、暑かったのもあり用意されていたお茶を一気飲みしたらもうおかわりが用意されていたのには驚いた。「暑かったでっしゃろ、どうぞおかわり飲んでください」。もちろん有り難く頂いた。


とにかく気持ちよく食事ができた。「ホスピタリティーとは」と言う事を考えさせられたお店であった。この店の人気の一つはお母さんの接客であるという事を強く感じた。もちろんうどんも旨かったし、評価はもちろんうどんのみです。

ついでに書かせていただくが、今回喫煙者はいなかったので上記のように気持ちよく食事ができたが、これで完全禁煙であればほんま満点かと思います(各テーブルに灰皿あり)。是非禁煙にしていただけるとありがたいです。


手造りごはんや いとう

昼総合点★★★☆☆ 3.5



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あんびしゃす花

あんびしゃす花でこく旨濃厚つけ麺(800円)と辛醤つけ麺(830円)。



煌力で食べたつけ麺で、いろいろつけ麺を試してみようという気になったので、以前にラーメンを頂いて(つけ麺メインの店にもかかわらず…お店の方申し訳ありません)好印象だったこちらへ。2種類試してみたのでそれぞれの印象を書き残しておきたい。


・こく旨濃厚つけ麺

ビジュアルは濃厚な豚骨魚介のつけ汁の上に海苔と魚粉の、いわゆる「六厘舎スタイル」。味は予想通りではあったが旨かった。六厘舎のつけ汁や、こちらで頂いたラーメンで感じた「甘さ」はあまり強く感じなかったのは、つけ汁がそれだけ濃厚だっただからだろうか。結構バランスは良い印象であった。


・辛醤つけ麺

こちらのつけ汁は辛さの中に甘みも感じたので、豆板醤だけではなくコチュジャンを使われているのかもしれない。あるいは以前に感じた玉ねぎの甘さだろうか。辛さはあまり強くなかったが、つけ汁自体に重層性がなくのっぺりとした平坦な印象があり、残念なことに結構すぐに飽きてしまった。


麺は共に太麺にした。タピオカが入っているという多加水な太麺はつるつるもちもちして旨かったが、それゆえかつけ汁ののりがいまいちであった印象。中細麺も選べるということだったので、次回来る機会があれば中細麺を試してみたい。


つけ麺を2種類試してみた印象としては、やはりラーメンに勝る点はないという印象。ただしつけ麺はまだまだ経験不足なのでいろいろ試してみたい。評価としてはラーメンだけでは3.7であったが、つけ麺を加えた評価は暫定的に3.5に変更。


あんびしゃす花

昼総合点★★★☆☆ 3.5



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煌力

煌力で濃厚葱玉つけ麺(880円)+コーヒー豆花(250円)。


昼も夜も訪れて非常に満足度の高かったこちらのお店。今回はとうとう禁断のつけ麺に手を出してしまった。


私は正直つけ麺が苦手である。そもそもラーメンとは別の食べ物だと思っている。苦手な理由はいくつかあるが、その一つはつけ汁がどんどん冷めることである。

よく冷えた麺をアツアツの汁につけて食べると必然的に冷めてしまう。こんなことは食べる前から分かっている。


そもそもつけ麺とは何だろう。つけ麺の発祥はかの有名な「大勝軒」のまかないであるという説が一般的である(もちろん発祥については諸説あります)。つまり、忙しい営業時間中に昼食を取ろうとすると食べ損なう事があり、麺が延びてしまう。ということは、初めから言ったん茹でて冷水で〆た麺を使用すれば、食事中に来客があってもすぐに仕事に復帰できるし、食事に戻っても麺は延びていない(スープは冷めるやんけという突っ込みはなしでお願いします)。

そのまかないを求める客がいたためメニューに乗せた(どうでもよいが名称は「つけそば」であった)というのが、つけ麺の発祥とされている。

したがって、麺とスープを別々にする必然性は、ラーメン屋の店員でもない限りないというのが私の考えであった。

いくつかのお店のつけ麺を試してもみたのだが、山崎麺二郎を除き「ラーメン並に旨い!」とは全く感じなかった。

そのうち、スープが冷めないように工夫される店もちらほら出てきた。こちらもその一つで、IHヒーターでスープを温め直すことができる。


前置きが長くなってしまったが、さてこちらのつけ麺。まずはつけ汁だけ出てきた。IHヒーターの使い方を教わって、まずは自分の好みの熱さまで温める。初めからある程度の熱さはあったので、私は気持ちだけ温める程度にした。

その後麺が登場。冷たく締められた麺の上に、たっぷりのネギと卵黄が載っているのに驚く。まずはつけ汁につけず麺だけで頂いたが小麦の香りもしっかりしており旨い!

その後麺だけをつけ汁につけて頂く。太すぎない麺に汁が良く絡んで、これまた非常に旨い。つけ汁はラーメン同様に重層的な旨さ。途中で麺の方を卵ごと良く混ぜて頂くと、卵黄で味がまろやかに変化してこれまた非常に面白い。

そんなわけで、最後まで美味しく頂けた。器の保温性もしっかりしており、結局最後まで再加熱はせず。つけ麺を食べて満足できたのは山崎麺二郎以来である。今後はつけ麺もいろいろ試してみようと思ったが、やはり基本はラーメンになるのだろうな。


書き忘れるところだったが、食後のコーヒー豆花も旨かった。これで限定メニュー以外は昼メニューコンプリートしてしまったが、冷やし中華もあるようなので、次回は冷やし中華メニューを試してみたい。



煌力

夜総合点★★★★ 4.7

昼総合点★★★★★ 5.0



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東龍

東龍で東龍そば(650円)。


前日に福仙楼で屋台そばを美味しくいただいた(感想に変化はないのでレビューはございません)ので、久し振りに東龍のラーメンが食べたくなった。


思えばあれは20世紀の終わりの頃だった。私は左京区にある学校の学生で、今は無き「東京ラーメン」と共に一時期入り浸っていたのが唐子であった。当時の唐子はとても濃厚なスープが旨かった。どれだけ濃厚だったかというと、何杯替え玉しても全く薄まらないくらいの濃厚さであった。私もまだ若く食べ盛りでもあったので、毎回訪れるたびに最低2回は替え玉していたのだ。

そんな唐子が一時閉店され、当時店長だった方が始められたのが東龍である。唐子時代のことは公式ホームページの中の「東龍の歴史」でも「帰国後、ラーメン作りを開始」とさらっとしか触れられていないので、それなりの事情があったのだろうと想像する。


東龍を開店されてからは人気が爆発し、いつ行っても行列のできる店になったので、行列嫌いの自分としては自然と足が遠のいてしまった。実はそれでも何度か訪れていたのだが、以前と比べスープもさらっとしたように感じたのも足が遠のいた理由の一つである。

さらに、姉妹店であるお隣の福仙楼の味が私の好みのドストライクであったことも足が遠のく原因になってしまったのだ。


そんなわけで本当に久しぶりの訪問。もちろん東龍そばの並を注文。店内は完全禁煙で、もちろん獣臭は全くしない。

しばらくして出てきた東龍そばのビジュアルは以前と同じ。まずは一口スープを頂いたが、これが旨い! あれ、こんなに旨かったっけ? と思うくらい旨い。豚のコクと鶏の旨みと野菜の甘みが見事に調和している。

このスープが縮れ麺によく絡む絡む。薄切りチャーシューも柔らかめのメンマも私好みであり、非常に美味しく頂いた。


「唐子」の時はもっと濃厚だったような気がするが、記憶ほど当てにならないものはない。味のバランスに関しては今の方が良い気がする。

総じて非常に旨かった。長い間来なかったことが素直に悔やまれる。そんなわけで、また来よーっと。



東龍

昼総合点★★★★ 4.0



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坦々麺 海苑

坦々麺海苑で冷やし坦々麺(680円)。


7/20より全面禁煙にされるそうです。


牛肉麺が絶品だったこちらのお店。再度訪問してやはり旨いことを確認したが、再度牛肉麺を食べてみて思ったのは、これは結構人を選ぶだろうなということ。私にはドストライクであったし、今後も食べに通いたいと思う。


さて今回は冷やし坦々麺を注文してみた。そう、冷えているとはいえまた坦々麺。かつて私の人生の中で(以下省略)

底に分厚い氷が敷いてあり、麺は結構な太麺がきっちり冷水で締められている。上にはピリ辛肉味噌とナッツがたくさん乗っており、よくかき混ぜていただいた。

冷たさのせいか麻辣感はあまり感じない。どちらかというと「ピリ辛な冷やし中華」である。ピリ辛な冷やし中華としても美味しくいただけたのだが自分的には物足りず、卓上の麻辣醤や油辣椒を加えるととても良い感じになった。麻辣感をどこまで求めるのかは人それぞれなので、ここは自分で味を調節するのが良いだろうと思う。

なお、分厚い氷はなかなか溶けにくく、料理が水っぽくなることもなかったのは感心した。結構小さい氷でべしゃべしゃになるところもあるのだが。


今度は麺ではなく水餃子や多彩な中華饅頭も一緒に楽しんでみたい。


坦々麺 海苑

昼総合点★★★★ 4.7



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支那麺 はしご 本店

支那麺はしご本店で担々麺(だんだんめん:800円)


今回の東京出張最終日は新橋付近での仕事となった。意外と昼間に時間が出来たので、少し足を延ばしてこちらへ。途中にもはしごの支店があるらしいが、せっかくなので本店を訪問することとした。

「東京にまで行ってしかも銀座で担々麺か!」と自分でも思うが麺食いなので仕方がない。私にとっては「ザギンでシースー(死語)」よりも「ザギンでメンラー(By HKT宮脇咲良)」なのだ。しかし最近は担々麺ばかりだなあとこれまた自分でも思う。かつて私の人生の中でこれほどまでに担々麺を食べたことが(以下省略)!


昼過ぎの訪問で店外に行列なし。店内に入るとまるで鰻の寝床のように奥行きがあり、ずっと奥までカウンターとなっている。カウンターの後ろには座って順番を待つスペースがあり、とりあえずそこに並んでいる方の順に座った。

店内にこうやって座って待つスペースがあるのには感心した。クソ暑い中店外で行列するのも嫌だし、寒い日も中で待てるというのは意外に利点かと思う。

回転も意外と早く、あっという間に順番となりカウンターに案内される。待っている間に注文を聞かれるので、これまた座ってすぐに担々麺登場。とてもシステマチックに考えられているが、なんだかベルトコンベアーに乗せられた気分でもあるな。これは悪い意味ではなく、行列のある店は、こちらのようにどうやって並ばせるか、そして注文をいかに効率よく受けるかという事をもっと考えた方が良いだろうと思ったのだ。

隣の席のお姉さんは一人でもりもり担々麺を啜り、返す刀で無料提供の白米を口に放り込んでおられる。なかなか豪快な姿に私の期待も高まる一方であった。

ビジュアルは、赤いスープに青菜と結構厚めのばら肉チャーシューが一枚、あとはネギ。

早速スープを一口。辛さはあまり強くなく「麻辣」感は強くない。というより、「麻」はほとんど感じない。むしろ醤油を強く感じる。いわゆる「日本風担々麺」の「醤油バージョン」だ。

麺は結構な細麺で、豚骨ラーメンレベルの細さだが低加水でややぱきぱきしておりなかなか食わせる。

もりもり隣のお姉さんのように食べ始めたが、途中で醤油辛さを強く感じるようになりちょっとつらくなる。ときおり忘れた頃に柚子の香りがやってくるが、これまたあまり強くない。

醤油辛さにしんどくなり、卓上にあった酢を少し垂らしてみたらあら不思議。さっぱりと醤油辛さもマスクされ、最後まで美味しく頂けた。

まあ面白かったが、もういちど行くか? と言われれば微妙なところ。また東京に行く機会があれば他の担々麺を試してみたいと思う。


支那麺 はしご 本店

昼総合点★★★☆☆ 3.0



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六厘舎TOKYO

六厘舎TOKYOで朝つけ麺(630円)。


世間は三連休とのことだが、残念ながら私はカレンダーとは無関係に東京出張。しかも今回の出張は非常にタイトなスケジュールなので、果たして私の大好きな麺が食べられるのかどうか非常に微妙なところであった。

そんなわけで、あわよくば朝ラーメンできるかと思い、東京駅到着後すぐに東京ラーメンストリートへ。本当に時間的余裕がなかったので、行列ができていれば朝食は諦めて仕事に向かうつもりであった。


今までの東京出張では、朝ではないがラーメンストリートを通りがかっても特にこちらの六厘舎はすげえ行列で、店の前から向かいの階段のずっと上まで行列ができており、全く並ぶ気がしなかったのだ。さて朝の東京ラーメンストリートはどんな具合だろうか?


というわけで、東京駅についてすぐにラーメンストリートに向かう。六厘舎近くで早速行列を発見して「あらー朝からやっぱり東京は違うね! 今回も見送りやろか」と思ったのだが、よく見ると六厘舎近くのトイレ行列であった。

あらためて六厘舎に向かうと、なんと奇跡的に行列なし! これは神(ゴッド)が私に六厘舎でつけ麺を食べなさいと言っているものだと勝手に解釈して暖簾をくぐった。

トッピングは色々あったがドノーマルの朝つけ麺を注文。次から次へと麺を茹でているのだと思うが、注文してから実際に私の前に出てくるまではあっという間であった。

朝つけ麺の麺は細めとのことだが、それでも結構太麺で、さっそくそのまま頂くと小麦の味がしっかりする。つけ汁に浸していただいたが、つけ汁自体が意外と甘めであった。いわゆる魚粉の効いた魚介豚骨の「またおま」系の元祖(ほんまの元祖はもちろん大勝軒だが)にもかかわらず、魚粉はあまり強くない。よく見ると、噂に聞いていた「海苔の上に乗っている魚粉」はない。魚粉自体はパッキングされて自分で加える仕様になっていた。

そんなわけでワシワシ頂いたが甘めのつけ汁は自分的にはいまいちであった。麺を少し残して、セルフサービスのスープ割をしたが、これが意外と旨かった。ここに残りの麺をぶち込んでラーメン仕様にしたが、こちらの方が旨かったぞ。

色々と楽しませていただいたが、正直並んでまで、という印象。朝でなければもっと太麺の、もっと魚介な風味が楽しめたのかもしれないが、あの行列に並ぶ気はないな。



六厘舎TOKYO

昼総合点★★★☆☆ 3.3



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カフェラッテ

カフェラッテでジェラート。


暑い。毎年のことながら京都の暑さは嫌になる。

そんなわけでひんやりと清涼を求めてこちらのお店へ。
いつもはお隣のほそかわに伺うことが多いので何となく違和感がある。笑。


桃とピスタキオを選択し、店内で頂く。

桃は香りが素晴らしく、さらりと口の中で溶ける。あっさりしていて旨い!

ピスタキオは口に含んだ瞬間はねっとりしているが、たちまちさらりと口の中で溶ける。濃厚で旨い!

いずれも美味しく頂いた。こんなに旨いジェラートの店があるとは知らなかったので、麺ばかり食べているのではなくちょくちょく清涼を求めて訪れようと思う。

この濃厚さはワインにとても合うと思うので、今度はワインと共に楽しんでみたいと思う。


カフェラッテ

昼総合点★★★★ 4.0



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麺中夢中

麺中夢中で冷やしすだちそば(700円)。


クソ暑い京都の夏が本格的に始まった。こんな時には逆説的というわけではないが熱々のラーメンで暑さを吹き飛ばすのもひとつではあるが、食欲が全くない場合は熱々のものを食べる気力が起きない。

そんなわけで、月替わりで冷やし麺をされているこちらへ。ラーメン屋ですだちそばとは珍しいし、いかにも清涼感に溢れている印象があり訪問。


ビジュアルは良く冷えた麺と脂分の全くないスープに、鶏チャーシュー、味付け卵、茗荷、ばら海苔に酢橘が涼しげに乗っている。酢橘自体はたくさん乗っているわけではないが、絞ったものをスープにも使われているのだろう。

さっそくスープを一口頂く。旨い! 程よく酸味の効いた冷たいスープは食欲をいや増す。茗荷の香りがまた程よく食欲を増進させてくれる。

麺は普通の中華麺で、冷水で良く締めてあるせいかやや硬め。私の好みとしてはもう少し柔らかい方が食べやすいが許容範囲内ではある。

鶏チャーシューは厚めに切ってあるのだが、よく冷えている中に入っているので肉が硬くなっている。これは道理なので仕方がないが、もう少し薄いと食べやすいのではないだろうか。あと皮は前回も書いたが存在意義が分からない。

ところで面白かったのがばら海苔で、これが冷えたスープと合い、また麺とも良く絡んで非常に旨かった。冷えた蕎麦にも海苔が良く合うのだから中華麺でも合うのだなあと感心した。


色々と書いたが、総じて旨かった。冷やし麺は月替わりとのことなので、可能な限りいろいろと試してみたいと思う。


麺中夢中

昼総合点★★★☆☆ 3.8



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セアブラノ神

セアブラノ神で背脂煮干そば(700円)。


もともと麺屋中野があった場所に3カ月のインターバルを置いてリニューアルオープン。しかし営業時間が月曜から土曜日の12:00-14:00というのが凄い。かつて趣味的経営で私を夢中にさせた「パキスタンカレーの店」でも3時間は営業されていたが、こちらはこれ以上の短さ。メニューが麺一種類と言うのも、カレーが一種類しかなかったパキスタンカレーの店を彷彿とさせる。いい意味で、店主は自分のやりたいことを採算度外視でやろうと思われているのだと思う。



実は麺屋中野は幾度となく訪れようとしていたが未訪であり(定休日を間違えて訪問・売り切れ・臨時休業、はては「閉店」)、再開したという噂を聞きつけてしまったのでさっそく訪問することにした。

そんなわけで、麺屋中野時代はとことん縁がなかったので、今回ももしや「売り切れ」や「臨時休業」だったらどうしようかと思っていたが無事開店されていたことにまず安心。

メニューはたった一つ「背脂煮干そば」だけなのでそれを注文した。あとはトッピングとして味玉(100円)やチャーシュー増し(200円)、黒ばら海苔(50円)が選べるようになっていた。背脂の量も選べるらしい。それとご飯(150円)と焼豚ご飯(200円)もあったが、最初なのでドノーマルで。

注文してしばらくしてラーメン到着。ビジュアルは一面の背脂にメンマと、白ネギと玉ねぎ、あと厚めに切ったチャーシューが2枚。麺は結構太めの麺。

さっそくスープから頂いたがこれが旨い! 煮干の旨みと背脂の甘みが口の中に広がる。続いて麺を頂くが、ワシワシと頂くのがまた楽しい。メンマも柔らかめに炊かれておりこれは非常に私好み。チャーシューも食べ応え満点であった。

煮干と背脂と太麺であればまず思い浮かべるのが「にぼ次朗」であるが印象は全く違う。にぼ次朗で感じる荒々しさは全くなく、むしろ材料にしろ作り方にしろより洗練されている印象。

そもそもの出自がまず違うわな。にぼ次朗は「二郎」を源流としているが、「セアブラノ神」は新潟の燕三条地域のラーメンからインスパイアされている。燕三条のラーメンは私は食べたことがないのだが、いちど現地で食べてみたいと思われる旨さであった。本場でもこれほどの旨さなのだろうか。


ちなみに燕三条のラーメンはもともと労働者向けであり、したがって「肉体労働者向けに濃い味付け」で「すぐに食べられなくても伸びないように太麺」で「冷めないように一面の背脂」と言うところからこのスタイルのラーメンが出来上がったらしい。

いずれにせよ非常に旨かった。このラーメンは寒い時にはもっと旨いと思うし、味も濃い目であったのでご飯が欲しくなるスープであった。そんなわけで、また訪れる機会があればご飯も合わせて注文したいと思う。


らーめん セアブラノ神

昼総合点★★★★ 4.2



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青おにぎり

青おにぎりでおにぎりいろいろ。


学生の頃に、北米に留学していたことがある。留学自体は非常に楽しかったのだが、やっぱり困ったのが食事だった。アルバイト代をためて行った貧乏留学生だったので、普段の食事はハンバーガーや露店のホットドッグや一切れ毎で売ってくれるピザやバゲットなどであった。中華街のある都市だったので、たまには中華料理屋に行って麺を食べたり安いパスタ屋に行ったりもしたが、やはり日本食が恋しくなるのだ。

日本食の店が全くないわけではなかったが、多くはスシ(あえてカタカナで書いてみた)が中心で、しかも貧乏留学生にはとびきり高い。そんなわけで縁がなかったのだ。

留学を終えて日本に帰って来たときに真っ先に思ったのは「やっと日本食が食べられる!」ということであった。日本に入国して空港内のコンビニに向かい、真っ先に手を出したのは「おにぎり」であった。おにぎりを頬張った瞬間に「日本に帰ってきた!」という実感が湧いた。


そんなわけで、普段は当たり前すぎて意識しない日本人のソウルフードは、やっぱり「おにぎり」なのではないだろうか。炊き立てのご飯に好みの具を入れて、人の手で握る。手で握ったものを、手に持っていただく。これこそが日本人の食の原点でもあり、いくら食べても飽きないソウルフードそのものである気がしてならない。


普段は麺ばかり食べている私だが、食事の時間があまりない時は、いつも青おにぎりさんでおにぎりをいくつか買って食事にする。いつも店舗で持ち帰り専門なので、リアカー組のおにぎりを食べたこともないし、店の中でゆったり頂いたこともない。いつか時間のある時に、いちど店の中でゆったり頂いてみたいものだと思っている。おそらくそれぞれで握り方は変えられているのだと思うし、それも一度確認してみたい。

持ち帰りだと目の前で握ってもらえるし、食べる頃にはちょうど巻いた海苔がしっとりしており海苔の香りも立って私好みである。握りの強さも塩梅もちょうどよい。

どれを食べても旨いが、私の一番の好みは玄米と梅。玄米は塩だけで頂くのだがこれが甘くてとても旨い。残念なのは、玄米は別で炊かれているので、タイミングによってはない時があると言うこと。梅はしっかり酸っぱくて、米の甘みとちょうどよく調和している。


今後も定期的に訪問したいお店。


青おにぎり

昼総合点★★★★ 4.0



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花もも

花ももですだちそば(900円)。


いよいよ祇園祭も近付き、本格的に暑くなってきた。これだけ暑いと食欲もなかなか湧かないので、さっぱりひんやりとお蕎麦をいただこうと花ももさんを訪問することとした。

注文は暖簾をくぐる前から決めていた「すだちそば」。これだけ暑くて全く食欲がなくても、ひんやりとした出汁にさっぱりと酢橘の効いたお蕎麦であれば、まちがいなくつるっと楽しめるはず。


そんなわけでやってきたすだちそばは、薄切りになった酢橘が一面に散らされていてとても心地よい。その上には薬味として茗荷が鎮座している。

きりりとよく冷えた出汁の中からお蕎麦をいただいた。旨い! 出汁の旨みと酢橘の酸味に、蕎麦の甘みがよく調和しており、蕎麦を口に含むと一服の清涼感が体の中を吹き抜ける。ときおり茗荷も加えて食べると、茗荷の食感と独特の風味がこれまた面白い。

そんなわけで最後には出汁まで飲み干してしまった。


これは間違いなく逸品であり、涼しくなるまでリピート間違いないと思う。他にもひやかけ系のメニューもあったと記憶しているので、この夏いろんなメニューを試してみたい。



手打ちそば 花もも

昼総合点★★★★ 4.0



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是空

是空でラーメン(700円)。


以前に訪れたときはちょっと残念な印象だったが、7月に全面リニューアルされたとのことでさっそく試してみた。私の知っている限りではこの1年3カ月で2度目のリニューアル。未だ「実験的」な状態が続いている印象。


前回来た時と異なり「トロなんこつラーメン」など新しいメニューが入っていたり、ラーメンが小サイズな代わりに味玉子の入る「BONITA」など新たなメニューがあったが、迷わず普通のラーメン一択で注文した。

しばらくしてラーメンが到着したが、明らかに今までとは異なるビジュアルであった。まず肉が薄切り肉から厚切りのチャーシューに代わっている。加えて串刺しにされた白ネギと、貝割れ大根とたっぷりの浅葱に海苔。麺も以前は平打ち麺であったが細麺に変更されている。2度目のリニューアルと書いたが、初回がマイナーチェンジであったとすれば今回のはかなりのメジャーチェンジである。変化していないのはスープの色くらいだ。

まずはスープを一口頂く。旨い! 紛う事なき「高安」の味。ただし塩気は結構強いのが気になった。個人的にはもう少し塩分控えめだとありがたい。

続いて麺ごと啜ったが、思った通り今までの中では一番「高安」に近い。麺はかなり細めで、記憶の中の高安より細い印象。だが前の平打ち麺ほどのインパクトはない。チャーシューはトロトロで旨かったが正直もう一工夫あってもよいのでは。

これはこれで旨かったし、麺を除くと前よりは良い印象であったが、実験の現時点での行きつく先が「具が異なるだけの高安」ではちょっと残念な気がする。平打ち麺は面白かったのでそれはそれで残されても良かったのではないだろうか。スープを変える気はないようだが、それはそれで良いとは思うが、せっかくいろいろ試されているのであれば具にしろ麺にしろもう少しいろいろ冒険されてもよいのではないだろうか。


「対案を示せ!」と言われそうなので適当な思いつきを語ってみるが、伊佐夫のようにじゃがいもを使えとは言わないがラーメンではあまり使われない野菜を使ってみるとか、思い切ってチャーシューをやめて、あるいは併用で肉を軟骨ごと叩いて中華スパイスを利かせた肉団子を加えるとか。いろいろアイデアはあると思う。今のところはどうにも既成概念の中に留まられている印象が強い。

個人的には高安に対する思い入れも大きく、その分の期待も大きいので今後の変化をしっかり見守ろうと思う。



星2.5→3.3に変更しました。

是空

夜総合点★★★☆☆ 3.3

昼総合点★★★☆☆ 3.3



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酒茶房 福耳

酒茶房福耳で担々麺(700円)。


すっかり担々麺気分になってしまったのでこちらを訪問。しかしかつて私の人生の中でこれほど担々麺を食べたことがあろうか! いやありません(即答)。

こちらのお店は四川料理を主とした中華料理屋さんで、全面禁煙なのが嬉しい。店の中は座敷が多く、子供用の椅子もあり、なんと絵本まで用意されていた。座敷も結構スペースがあるので小さな子どもが走り回ってもあまり気にならない。座敷以外はカウンターのみで、カウンターには座敷の喧騒は届かない。そんなわけで、おひとり様でも家族連れにも優しい作りになっているのには感心した。


そんなわけで担々麺を注文。店内にはもちろん獣臭もないし、中華スパイスの香りもあまり強くない。

しばらくして担々麺到着。ビジュアルは芝麻醤が効いているいわゆる「日本風担々麺」。真ん中に肉を細かく切って味付けしたものが乗っているのだが、これが面白かった。

多くは挽肉を使っているのだが、こちらでは肉の粗みじん切りをスパイシーに炒めた物が乗っていた。中国ではミンチにした肉ではなくこちらのように粗みじんに切った肉、もしくはひたすら包丁で叩いた肉を使っているのが多かったと記憶しているので、おそらく中国でのやり方に準じておられるのだと思う。

粗みじんにした肉に香ばしくナッツが多用されている。麻辣はあまり強くないがこれはこれで面白い。日本風と四川風のちょうど真ん中チックな印象。


総じてこれはこれで面白かった。居心地も非常に良く、いずれ大勢でわいわいと料理を楽しみに来たいと思う。



酒茶房 福耳

昼総合点★★★☆☆ 3.6



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ピッツェリア・アル・カミーノ

ピッツェリア・アル・カミーノでピザいろいろ。


たまにはピザ気分になり以前から気になっていたこちらのピッツェリアへ。3人で訪れたので、ランチメニューからいろんなピザを注文してシェアすることとした。ちなみに、注文の時点で「シェアするかどうか」と確認されるので、シェアしない場合はまとめて注文分が提供されるのかもしれない。

まずは「小さな前菜の盛り合わせ」。「小さな」とはちょっと謙遜し過ぎと思われるほど結構な量がある。パルマの生ハムやサラミやフリッタータなど盛りだくさんで、いずれも旨くこれだけで結構楽しめた。

前菜を楽しんでいるとまずはアツアツの皿がサーブされる。その後、ピザは順番に1枚ずつ焼かれて出てきた。しかも33cmなので結構な大きさがある。縁がしっかりあるナポリピッツァ。

それぞれをシェアして頂いたが、なんと言っても生地が旨い! 結構もっちりしており、窯で焼いた生地の香ばしさも楽しい。マルゲリータは単純ではあるがそれが故にごまかしが効かないが、とても旨かった。他のピザもいずれも旨い。

ちょうど1枚食べ終わる頃に次のピザが焼き上がって提供されるので、3枚ともアツアツで頂けた。これは嬉しかった。

ドルチェも300円追加で頂いたが、ジェラートやティラミスなどこれもまた前菜同様結構な量があり楽しめた。締めはもちろんエスプレッソ。結構お腹が膨れたので、女性ならちょっと多めなのかもしれない。ちなみに、残した場合は持ち帰り可能なようで「食べられなければお包みしますよー」と言われた。もちろんすべて美味しく頂きました。

これだけ楽しめて一人2000円くらいと驚異のCPで、これなら宅配ピザのMサイズ1枚より安いのでは。料理自体も非常に旨かった。またピザ気分になった時に利用したいと思う。


ピッツェリア・アル・カミーノ

昼総合点★★★★ 4.0



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大鵬

大鵬で担担面(750円)。


ちょっと最近担担麺気分になっているので、本格的な四川料理が頂けるというこちらのお店へ。メニューを見るとどれも旨そうで、四川牛肉面にも少なからず心を動かされたが、初志を貫徹して担担面を注文。あと、非常にベタだが麻婆豆腐も。


先に麻婆豆腐が到着した。さっそくそのまま頂いたが、これが非常に旨い! これは単純に「麻辣」だけではなく、非常に重層的な、奥行きの深いいろんな味が口の中に広がる。これが四川料理の「酸・甜・苦・辣・麻・鹹・香」の七味が奏でるハーモニーか。

辛い、旨い、でもやめられないと麻婆豆腐をがっついていると担担面登場。こちらもしっかり「麻辣」が効いている、いわゆる「四川料理に回帰した汁あり担担麺」である。これもとても旨かったが、しかし麻婆豆腐を先に頂いてしまったせいか、麻婆豆腐ほどの強いインパクトもなかった。香辛料の香りや旨みは油にはとても親和性が良く、湯にはあまり親和性が良くないのでそのせいかもしれない。

そんなわけで、おそらくこちらの担担面は汁なしの方がより本領を発揮するのだと思う。ので、次回訪問時は汁なしを試してみたい。また、他の料理も豊富にあるので大勢でわいわいといろんな料理に舌鼓を打ってみたい。


#今回の訪問で気が付いたことだが、幼児くらいの子連れの方が多かった。店内にはテーブルしかなかったが、子供用の椅子も用意されており、また完全禁煙なので子連れでも利用しやすいのだろうと思う。



大鵬

昼総合点★★★★ 4.0



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坦坦 四条本店

担担四条本店で担担麺(650円)。



担担麺とは何か? そもそも担担麺と簡単に言っても人によって使い方が異なることに注意しないといけないと思う。


wikipediaをまず開いてみた。そこによると、「1841年頃に陳包包というあだ名の男が考案して、成都で売り歩いたと言われる」とのこと。そのことがほんまかどうかは置いておいて、この時期に天秤棒を担いで麺を売っていた人がいたのは事実であろう。担いで売るので「担担麺」と呼ばれるようになった。もちろん担ぐには軽量化が大切なので、スープなどあり得ない汁なし坦々麺。いわゆるぶっ掛けの「麻辣」な麺だったのだろうというのは容易に想像が付く。


時代は流れて1952年に、一人の四川省出身の中国人料理人が流れ流れて日本にやって来た。ちょうど中国が混乱の時代にあった時であるが、彼の素晴らしいところは、日本人に合う四川料理を次々と考案したことだと思う。そんな彼「陳建民」氏は、日本人になじみのない「麻辣」な風味を抑え、ゴマと自家製ラー油で、スープもたっぷりとあるラーメン風に作った「日本風担担麺」を考案した。これが今の日本で一般的に言われている「担担麺」である。


さらに時代が流れて、四川料理も日本で受け入れられるようになり「麻辣」のある「汁あり担担麺」が各地で作られるようになった。



前置きは長くなったが、「担担麺」というと上記の通り大きく3種類に分類できるのだと思う。


1.もともと四川省で食べられていた「汁なし担担麺」
2.陳建民氏が考案した、「日本風担担麺」
3.四川料理に回帰する「四川風汁あり坦坦麺」

この三つのどの担担麺を評価するのかで全く話が異なってくると思われる。つまり、陳建民氏風の担担麺を食べて「花椒が効いていない!」と言うのは全く筋違いであるし、逆に汁なし坦々麺を「辛すぎる! 痺れる!」と批判するのも全く筋違いである。もちろん後者は胡麻も効いていない。


どうでもよいが、上記の経緯により「坦坦麺」とするのは本来間違いである。坦ではなく、担ぐ方の「担」であることにご留意願いたい。坦坦麺とされている店は、あえてそうされているのか、あるいは歴史的経過をご存じないのだろうと思う。



さて、日本風担担麺の雄としてこちらのお店がある。と個人的には考える。以前は近くに住んでいたこともあり、頻回に通っていた。今回は久しぶりの訪問。こちらの店が出来たときには担担麺専門店は京都にほとんどなかったが、その後四川料理の店も含めて色々と担担麺を楽しめるようになった。さて、久しぶりに訪問した味はどうなのだろうか?


前置きが長くなってしまった。


結論から言うと、久しぶりに頂いた担担麺は非常に旨かった。千本丸太町店ではまるで「おやつのよう」な麺を頂いてがっかりしていたのだが、こちらは変わらぬ旨さ。芝麻醤のコクもきちんとあるし、何よりスープが旨い。そして意外と辛みの旨みもちゃんとしている。これは旨い! 正直、日本風担担麺のあり得る一つの形なのだろうと思う。こちらの店が千本丸太町店を非難される意味もよく理解できた。これは同類と思われたくないだろうなと思う。


総じて変わらず旨かった。  日本風の担担麺を食べたくなったらまたこちらに来ると思う。



担担 四条本店

夜総合点★★★★ 4.1

昼総合点★★★★ 4.1



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やっこ

やっこでキーシマ(370円)。


以前から気になっていたやっこに、初めて訪問することができた。もちろん目指すは「キーシマ」。黄色い蕎麦と言う意味だということだが、要は中華そばの麺をうどんやそばの和風出汁で頂くという逸品である。もともとはまかないだったということもあり、現在でもメニューには載っていない。しかし店頭には「キーシマの店」との看板もあり、すでに隠れメニューですらなく、また「キーシマとミニ丼(衣笠丼)790円」と店頭でも紹介されている。私の注文も当たり前のように通った。


しばらくするとキーシマ到着。ビジュアルは出汁に麺だけ、別皿でネギと非常にシンプルである。和風だしのとてもよい香りがする。

さっそく一口頂いた。麺は細麺ストレートで加水率は高めの、いわゆる「京都の麺」である。少し柔らかめではあるがもちもちしていて旨い! 出汁も優しい味で、意外とこの麺によく合っている。

途中からネギを入れると味がきりりと引き締まった。薬味は七味が良く合う。たちまち平らげてしまった。もちもちの麺は最後まで伸びなかったのには感心した。しかし一番感心するのはこの370円と言う値段だろう。店の構えも昭和を思い出させるレトロさであったが、値段も昭和値段である。


とてもシンプルではあったが意外と最後まで飽きなかった。大盛りであれば飽きてくるかもしれない。また、きつねや天とじなどうどんメニューをキーシマにすることもできるようなので、具付きでキーシマを楽しむことも可能なようだ。

同じように中華麺に和風だしと言えば姫路の駅そばが有名ではあるが、調べてみるといろんなところで提供されているようだ。姫路の駅そばも未食なので、そこも含めてまた機会があれば「中華麺+和風だし」を試してみたいと思う。


やっこうどん / 丸太町駅(京都市営)烏丸御池駅二条城前駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5


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ハム丘ハム太

ハム丘ハム太

主に京都のラーメンを食べた日記です。生まれながらの麺食いなので他の麺類ももちろん食べます。

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