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(主に)京都ラーメン日記 ときどき麺以外

主に京都のラーメンを食べた記録です。麺食いなのでラーメン以外の麺も食べます。時々麺以外も食べます。

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人類みな麺類

人類みな麺類で「らーめん原点 人類みな一つ」(750円)。


またまたぽっかりと時間が出来たので、再度のぷち旅行。笑。今度はJRで出かけることにした。

京都駅にバイクを預け、新快速でびゅっと新大阪へ。意外とあっという間で驚く。こんなに近かったら、またちょくちょく大阪に来ようかなと思う。


新大阪も、十三と同じく下車するのは初めて。目指す「人類みな麺類」さんへは新大阪からさらに地下鉄に乗っても行けるのだが、街歩きが好きなもので、てくてく歩いていくことにした。

こちらに来ることにした最大の理由はもちろん、「クソおやじ最後のひとふり」さんが旨かったから。そのルーツというか、大本を訪ねてみたくなったのだ。


さっそく店近くに到着するが、前評判通り「店どこ?」状態。なんだかスープの良い香りがしたので、もしやと思い香りに誘われてふらふらと歩いたらお店を発見した。すごい、看板も何もなく「麺」のみの表示。


店内は獣臭なし。ちょうどカウンターがあいたのですぐに案内していただけた。注文は、もっともデフォルトと思われた「原点」をチョイス。事前調査ではチャーシューのボリュームが凄いということだったので、お肉星人ではない私は、チャーシューを薄切りにして味付け玉子をつけるという「人類みな一つ」でお願いした。値段は一緒。要は、チャーシューが小ぶりになる代わりに玉子が付くわけだ。


注文を終えて、店内をぐるっと観察。店の一番奥はガラス張りになっていたり、ずっとミスチルの映像が流れていたりとなかなかオーナー好みの内装になっているなと思う。ホールも二人配置されていて、こまめによく動かれている。例えば、らーめんを待っている間に、喉が渇いたのでお冷を一気飲みしたら、すぐに注いでくれたり。らーめん以外の部分でこれだけ心地よかったらこれは流行るわ。


などとぶつくさ考えていたら麺到着。スープは醤油色で澄んでいる。さっそく一口頂いたが、ベースは鶏と節だろうか。ここに醤油が上手く合わさってくる、ある意味王道の味。これもまた旨い!

麺は全粒粉多加水でもっちもち。

チャーシューは全然薄切りちゃうし。笑。子供の拳~前腕くらいはありそうな塊。「人類みな一つ」でこの大きさやったらノーマルではどれくらい大きいのやろ。笑

しかしこの肉がほろほろで、箸で簡単に繊維にほぐれる。私はお肉星人ではないが、この肉は結構好き。次回はノーマルにしよ。笑

メンマは極太と普通くらいの大きさのが2本。繊維もかなりしっかりしており、おそらく乾燥メンマをもどしたものを使用されているのではないだろうか。

玉子は黄身がとろっとろ。これまた結構好み。

と、一見何気ないらーめんのようでパーツは一つ一つ個性的で面白い。これらの個性が一つの丼の中でうまく調和している。


総じて非常に面白かった。どこからか聞いた噂では京都に出店する? とのことだが、「人類みな麺類」「クソおやじ最後のひとふり」とそれぞれ個性的な展開をされているので、京都に出店された際にもまた一味違う店舗になるのではないだろうか。噂が本当であればとても楽しみ。



人類みな麺類

昼総合点★★★★ 4.2



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らーめん 弥七

らーめん弥七で醤油らーめん(700円)。


「クソおやじ最後のひとふり」さんを後にして、次に向かったのはこちらも前々から一度頂いてみたかった「弥七」さんへ。阪急で移動しても良かったのだが、街歩きが好きなので腹ごなしの意味も含め歩いていくことにした。

グーグルマップさんに道を聞いてみると、なんと徒歩で2.8km。しかし急ぎの用事でもないし、てくてく歩いていくことにした。

新御堂筋を阪急の線路に沿っててくてくと歩く。橋の上を歩いていると、次々と阪急の車両が通過していく。いつも阪急の車窓から見る風景を、歩きながら見るのもなかなか楽しい。

そのあとうねうねと歩き続け、ようやく弥七さんへ到着した。中途半端な時間だからか、思っていたほどの行列はなく、懸念していた回転も悪くなくあっという間に店内に案内された。店内獣臭なし。


店内に入ってまず券売機とこんにちは。正直塩が旨そうだったのだが、初めての店ではやっぱり一番上のメニューでしょ! と醤油ラーメンをチョイスした。その場で食券を店員さんに渡す。もちろん店内でも少し待つ。

しかし店内には凄い量の色紙が張り付けてある。有名タレントからラーメン王までまるで飽きない。 ぼーっとそれらを見ていると席に案内された。


その間に作り始めておられたのだと思うが、あっと言う間にラーメン到着。

ビジュアルは白湯スープに、黒い香味油が散らされている。具は白ねぎと青ねぎと玉ねぎのネギ三重奏。あとは糸唐辛子と味玉半分とチャーシュー。

さっそくスープを頂いた。一口目はややざらつきも感じたが、とってもクリーミー。黒い香味油はマー油のようにも見えたがさほどニンニク臭も強くなく、なんだろ? 塩分濃度も強くなく、とても飲みやすい。濃度は濃いのだが、「鶏!」という感じはなく旨みだけ上手く抽出した感じ。これは結構好き嫌いが分かれそうだと思った。例えば京都で言ったら極鶏のざらっとした鶏! というスープが好きな方には合わないかもしれない。魚介も感じるがあまり強くない。


麺はコシの強いストレート麺。これもなかなか面白い。


総じて非常に面白いラーメンだった。ただし驚きはあまりなく、上手くまとめているという印象。正直ここの塩がとても気になるので、また機会があれば塩を食べに是非再訪したいと思う。


らーめん 弥七

昼総合点★★★☆☆ 3.7



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クソおやじ最後のひとふり

クソおやじ最後のひとふりであさりラーメン(800円)。


珍しくぽっかーんと時間の空いた日。こういった日は、日頃の多忙を癒すためにぐうぐうと家で不貞寝を決め込んでも良いのだと思うが、なんとなくアウトドアな気分になり電車に乗って大阪に出かけた。やったープチ旅行ぅ。

ぼーっと車窓の風景を眺めたり、持ってきた本を読んだりして車内での時間を過ごす。こういうのがぐうぐう寝ているより癒しになる私。

そんなわけで十三で下車した。通過したことは多数だが、駅の外に出るのは初めての経験。駅から出てぶらぶらと歩くと、さっそく昼間から開いている飲み屋で出来上がっている親父がいる。良いなあこういう雰囲気は嫌いではない。思わず私も飲み屋に突撃しそうになってしまった。

さて目的は「クソおやじ最後のひとふり」である。実は以前から興味があったのだ。店の名前も大概凄いが、貝の出汁で作るラーメンというのにとても興味があったのだ。貝のスープだけで作るラーメンという視点が素晴らしいと思う。普通は鶏か豚のスープを合わせると思うのだが、そう言った固定観念から解き放たれた一杯が提供されているらしい。


もう行く途中から、「やっぱ基本はあさりやろか、しじみも捨てがたいな。なによりハマグリも興味ある…うーんどれも食いたい!」という気分だったのだ。新しいラーメン屋に行く時のわくわく感はいつでもあるが、行く前からメニューを選ぶわくわく感はあまりないような気がする。


そうこうしているうちに店に到着。無事営業されていてほっとする。さっそくカウンターに座り、やっぱり基本の「あさり」をチョイスした。もちろん他のメニューもいつかコンプリートしてみたい。

店員さんは威勢のいいお兄さんばかりで、「クソおやじ」はどちらかというと私か。笑。


貝のスープなので、もちろん獣臭なし。調理過程を見ていると、注文が入ってから貝を茹でてスープを作り、出す分だけのチャーシューを切っておられるようだ。こういった一工夫というか、その場で作るライブ感というかは非常に心地よい。

そんなわけでラーメン到着。さっそくスープから一口頂いた。あれ? と思うくらい、一口目はあさりの味がしない。醤油っぽさが喉を通り過ぎていく。しかし二口目からはしみじみとあさりの旨みがやってくる。これは面白い!

麺は全粒粉入りと思われる中太の麺で、もちもちしていてこれも旨い。

具はレアチャーシューと姫竹とネギ。レアチャーシューも外側にまぶされた胡椒がちょうど良い塩梅でとても旨かった。姫竹は、独特の風味があった。なんだろ? でも旨い!


夢中でワシワシ頂いた。正直むっちゃ旨い。難点をあえて挙げるとすれば、貝が多すぎることだけど、これくらいないとちゃんとダシ出ないからね。あさりは15~20個くらい入っていたのだが、この貝が麺と絡まって食べにくかった。そのまま啜るのを諦めて、途中で一つ一つ中身を外して貝をどけていったが、こちらの麺は全く伸びなかったのが凄い。


そんなわけで美味しく頂きました。この貝のスープは、絶対飲んだ後に合うと思うので、今度可能であれば近くの飲み屋で昼間から飲み倒して昼間からこちらのラーメンで〆たい。笑。

ぜひ残りのメニューもコンプリートしたいが、なかなか来れませんね。またぽっかりと時間が空くことを祈るしかないと思う今日この頃なのです。


くそオヤジ最後のひとふり

昼総合点★★★★ 4.2



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松屋常盤

松屋常盤で紫野味噌松風(800円)。


今日は丸太町通り沿いでの仕事。移動中に「そういえばこの辺に松風を扱っている店があったはず」と突然思いだし、寄ってみた。時間は昼過ぎ。私の記憶では、予約をしない限り購入しにくい店だったはず。

記憶の場所に店はあった。おそるおそる暖簾をくぐる。驚いたのは、ショーケース的なものは全くなかったこと。女将さんらしき方が小上がりにちょこんと座って「いらっしゃいませ」と迎えてくれた。小上がりの畳の上には、あらかじめ予約分と思われるものが袋に入って置かれている。これは予約以外の分はなさそうな予感がする。

こちらは予約も何もしていないので、おそるおそる、松風、まだありますか? と尋ねたところ、にっこり笑ってまだありますよ、とのこと。てっきりないものだと思っていたのであわてて財布を取り出した。これはラッキー。きっと日頃の行いが良いのだろう。というのはもちろん冗談で。昼過ぎならまだ予約なしでも手に入る可能性があると言うこと。ただし結構博打的なやり方になるし、今後は事前に連絡をしてから伺おうと思う。

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私が最も好きな料理本の一つが「向田邦子の手料理 」である。単なるレシピ本ではなく、彼女の「生きた軌跡」ともいえる本なのだが、その一生に「うの引き出し」というのがある。「う」とは「旨いもの」の略だそうで、その中にこちらの松屋常盤の松風もあった。


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さっそく家に帰って頂いた。原材料は「小麦 味噌 砂糖 黒ゴマ」ととてもシンプル。すでに旨そうな予感しかしない。さっそく切り分けていただいた。

普段食べまくっている麺的な言い方で申し訳ないが、加水率が高そうなもっちりした生地で、味噌の香りも高くこれは旨い! 味噌の香りがあまりないという方は、普段食している赤味噌を想像しておられるのだと思う。

正直もっちり具合と味噌の香りは、普段食べ慣れている松屋藤兵衛さんよりも上。しかし松屋藤兵衛さんは大徳寺味噌も入っているだけあってより大人の味で、お酒に良く合う。笑。どちらが好みなのかは個人個人で違うだろうと思った。どちらかというと、こちらの松風はお酒よりかは珈琲に合うと思う。お茶というよりも、珈琲かな。


これは非常に面白いので、近いうちに別の松風を頂いてみたいと思う。もちろん亀屋陸奥さんの。


松屋常盤

昼総合点★★★★ 4.0



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京都千丸しゃかりき

しゃかりきでらーめん(まろとん・650円)。


中途半端な時間に食事をとることになったので、通し営業のこちらへ。久し振りにノーマルのラーメンを食べてみたくなったということもあったのだ。

今はラーメンのスープは2種類から選べるようになっている。「A こくとん コクのある豚骨スープ(鶏煮干し少なめ)、従来のスープ」と「B まろとん まろやか豚骨スープ(鶏煮干し多め)」で、後者を未食だったので「まろとん下さい」と注文した。

しかし「まろとん」という注文の仕方はあまり一般的ではないようだ。他のお客さんは「Aで」とか「あっさりの方」などという注文をされていた。まあ伝わればそれでよいと思います。


そんな「B まろとん」が到着した。見た目は結構こってりしている印象。一口スープを頂いたが、「ややあっさり」くらいで、やはり豚の主張は強い。しかし煮干しの風味もより主張され、私は従来のスープよりこっちの方が好きかなあと思った。


一時期は限定を連発されていた印象があったが、むしろこのように通常メニューを充実された方が地に足がついたように感じるのは私だけでしょうか。たまの限定は楽しいんですけどね。いや御馳走様でした。


京都千丸しゃかりき

昼総合点★★★☆☆ 3.5



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茶洛

茶洛でわらびもち(15個入り1200円)。


移転されてからは初訪問。移転する前は、自宅から徒歩範囲内だったので、自宅で食べる用や来客があった時などに良く利用していた。移転されて徒歩では行き辛くなり、ぱったり行かなくなってしまった。向かいのプチメックさんにはよく行くんですけどね。そんなわけで、今回は久しぶりの訪問となった。


こちらのわらび餅は旨いのだが結構瑞々しく、買った瞬間からどんどん味が落ちていく。ので、移転前はいつも買ったら真っ直ぐ自宅に持って帰り、すぐに頂いていた。この間約5分。少しでも遅くなると、餅にまぶされた抹茶やニッキがどんどん水分を吸って香りも味も落ちていく。


今回も、訪問すると「味が落ちるので1-2時間以内にお召し上がりください」と明記されていた。これも以前の店舗にはなかったような気がする。


そんなわけで、今回は自転車で訪問し、自宅に持ち帰ったらすぐに頂いた。この間約10分。抹茶とニッキの組み合わせだが、まずは抹茶から頂く。


久しぶりの味は変わらず旨いが…あれ? 以前より瑞々しさがより強調されている印象。オブラートに包まないで言うと味が落ちた? あるいはこの5分の差でこれほどの味の違いが出る? なんだかちょっとすっきりしない。

ニッキの方は風味も強いためか、それほどの差を感じなかった。一緒に頂いた家族も同じ印象。

記憶の中の味が美化されていたのかもしれない。以前とどうしても比較してしまうためにやや辛口な書き方になったが、これでも初めて頂いていれば十分感激する味だと思う。今回がたまたまだったのだろうか。

今回訪問したところ、以前にはなかった「生姜味」と、「自分で切り分ける、味の落ちないタイプ」があったので、次回訪問することがあればそれらを試してみたいと思う。



茶洛

昼総合点★★★☆☆ 3.6



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麺屋 たけ井

麺屋たけ井でつけ麺並(850円)。


「あっぱれ屋」に引き続き、城陽訪問シリーズ。

かつてこの辺で過ごしたことがある人間にとって、「旨いラーメン屋」の選択肢はあまりなかった。それでも、京都市を除く京都府下では、まだ旨いラーメン屋がある方だと思っていたのだ。第一旭寺田店は安定した旨さがあったし、台湾ラーメンの屋台も旨かった。また、ほそかわの城陽店もあったりして、お隣の宇治市がラーメン不毛の地であるにもかかわらず城陽は意外に名店が多かった。

そんな城陽市に忽然と現れた「あっぱれ屋」と「麺屋たけ井」。ぜひ一度実食してみたいと思い、今回の訪問となった。


時間帯が閉店間際であったためか、店外に行列なし。店内も獣臭なし。凄い行列の噂は聞いていたので、正直「ラッキー!」と思った。店内に入っても、待っておられるのは一人だけ。これはすげえラッキーなのではないだろうか? やはり日頃の行いが(以下省略)

というわけで、すぐに席に案内された。タイミングを見て茹で始めておられたのだろう、自分の目の前で麺が冷水で締められ、きれいに盛られた状態でまずは麺だけサーブされる。

これがとても美しい。全粒粉の入った麺はつやつやと光っており、手をつけるのがもったいないと思うくらい美しい。しばらく見とれているとつけ汁がやって来た。

我に返ってまずは麺だけを頂く。旨い! 塩だけで頂きたくなるくらい、がっつり麦の味がする。もちもちでかなり面白い。

次に数本だけつけ汁につけていただいたが、これもまた濃厚で塩梅も良く、旨い。いわゆる「またおま系」だが、魚介も豚骨もとても濃厚。これは行列が納得できるハイレベル。などと書きつつ、私は行列してませんが。笑

もちもちの太麺と濃厚な汁がまた上手くマリアージュしており、わしわしと夢中で頂いた。これは旨い! 恵那くさんに引き続いて、ラーメンだけではなくつけ麺に手を出して良かったと思えるレベル。


そんなわけで、並の280gの麺はあっという間に私の胃袋に消えていった。しばし恍惚とした後、つけ汁をそのまま頂いてみた。塩梅もなかなか良く。このまま全部頂いても良かったのだが、変化も知りたくせっかくなのでスープ割を注文した。


つけ汁がいったん回収されて、しばらくして手元に戻って来た。単にスープで割っただけではなく、刻みチャーシューとネギが追加されていて驚く。これはこれでとても楽しめる。


以上、とても面白い一杯であった。とても満足して店を出たら、店員のお姉さんが後を追いかけてくる。お金ははじめに払ったはずだがと動揺したのだが、なんと「お味は満足頂けましたか?」と尋ねられたのだ。後で調べてみたら、基本的に来た客に、店外でアンケートの如く尋ねているらしい。もちろん満足しました、麺も旨かったしスープの塩梅もとてもよく、是非また来たいです。嗚呼、昔住んでいた時にあれば連日通ったのに…。


麺屋 たけ井

昼総合点★★★★ 4.3



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龍の鈴

龍の鈴で長崎ちゃんぽん(800円)。


「ちゃんぽん強化月間」というわけではないが、またまたちゃんぽんを頂きたくなり、こちらへ訪問した。場所的には一乗寺のラーメン屋が集積しているところより、少し北にぽつんとある。極鶏をさらに北に上がったところ。


店内はカウンターのみ6席で、結構こじんまりしている。とても清潔で獣臭なし。豚骨ラーメン(600円)にも魅かれたが、初志貫徹ということでちゃんぽんを注文した。

あらかじめ入手していた情報では、ちゃんぽんの麺は太陽製麺所のものを使用されているということだったが、今は中金製麺の麺に変更されている。麺量は180gとのことだった。

ご主人が具を炒められる音と香りがとても良く。カウンターから調理場が近いからだろうと思う。待っている間も期待が高まる。


ほどなくちゃんぽん登場。スープはクリーミーでかなりの具だくさん。さっそくスープから頂いたが、とてもまろやかで優しい味。これはいくらでも飲めそうだ。塩分も強くなく、ちょうど良い感じ。麺はもちもちの太麺で、スープを良く吸っている。結構ドストライクな味で、ボリュームも結構あり夢中で頂いた。

途中で、「お好みで」と提供された柚子胡椒を投入したが、これもまた良く合って旨い。


いろんな口コミを見ていると、オープン当初からはかなり味を変化されているようだ。当初は豚骨の香りが強かったようだが今はとても上記のようにマイルドであり、塩分も強めだったようだが控えめになっている。麺も変更されており、おそらく京都の客に合わせて相当変化されてきているのではないだろうか。


というわけで、非常に面白かった。私はいわゆる「九州豚骨」をあまりおいしく頂いたことはないのだが(昔左京区にあった「一休軒」は大好きだったが残念なことに閉店されてしまいました。どうでも良いが、佐賀にある大本の「一休軒」にも行きましたが獣臭が尋常ではなく閉口した)、こちらの豚骨ラーメンはぜひ頂いてみたいと思ったので、また機会を見つけて訪問したいと思う。


龍の鈴

昼総合点★★★☆☆ 3.6



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俺のラーメン あっぱれ屋

俺のラーメンあっぱれ屋でこくまろ塩ラーメン(700円)。


ぽっかり時間が空いたこの日。寒くなったにもかかわらず引っ張り出してきた単車に乗って、のんびり南を目指した。目指すは食べログで全国1位にもなったことのある「あっぱれ屋」。

京都市内から国道24号線沿いに南下し、途中からはいわゆる「旧24号線」で走る。この辺で育った人間としては、24号線といえばこの狭い旧24号線を思い出す。

宇治市役所から太陽が丘を抜けて、いったん宇治田原に出る。まあ気持ちの良いツーリング気分だが、ホンマにこんなところにラーメン屋があるのか? というくらい何もない。

だんだん不安になりつつあるときに「あっぱれ屋」発見。突然現れたラーメン屋の駐車場はすでに満車状態。なんだこれは。バイクを置くスペースはあるのでバイクから降りて店の入り口に向かうが、すでにすごい行列。私も最後尾に並んだ。

それなりに行列が消化されていき、店内に入る。もちろん獣臭なし。店内にもずっと行列。面白いことに、地面に足型が描かれており、その位置に立って待つ。行列があることは前提なのね。

ようやく席に着くことができた。ここまで約40分。店一押しの塩ラーメンを注文した。



さてラーメン到着。麺は見た目フェットチーネのような平打ち麺。レアチャーシューとメンマとネギが乗っている。スープもよい香りがする。さっそくスープからいただいてみたが、これが旨い! 動物系のコクがまず入ってきた後に、魚介の香りが押し寄せてくる感じ。塩分も強くなく、ちょうどよい感じ。

麺も多加水のつるっとした喉越しでこれも旨い。

麺とスープも非凡だったが、具が凄かった。ネギはそのままだが、レアチャーシュー。これが旨かった。外にまぶされている胡椒も主張し過ぎず、とてもよい。「陽はまた昇る」さんではちょっと主張し過ぎだと思っていたが、こちらのはいい塩梅。

そしてメンマ。驚いたことに生姜の香りがする。おそらく生姜を強めに入れた出汁で煮てあるのだろう。これがまた旨かった。


総じて非常に旨かった。


行きにくい場所にあるお店は、総じて過大評価される傾向があると考えており、こちらもその可能性はないだろうかなんて失礼なことを考えていたが、繁盛しているだけの理由はあると感じた。

次回訪れた際にはつけ麺をいただいてみたいが、正直あの行列にもう一度並ぶかといわれると微妙…。



俺のラーメン あっぱれ屋

昼総合点★★★★ 4.5



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せんぼんぐらばー館

せんぼんぐらばー館で長崎チャンポン(680円)。


前回訪問した「長崎ちゃんぽん・皿うどん専門店 尚」でちゃんぽんを堪能したので、私の一番好きなこちらのお店のちゃんぽんを久しぶりに頂きたくなった。


前にも書いたが、私がちゃんぽんを食べて目が覚める思いをしたのはこの店が初めてである。それまで私にとって、ちゃんぽんという料理はちょっと不思議な料理だった。大きく外すことはまずないが、大きく当たることもない。なんか一つ足りないような気がする麺料理。

これは本場で食べたら印象が変わるのではないかと考えて、長崎に旅行した時はチャンポンを食べに行った。もちろん目当ては発祥の店「四海樓」である。しかしここでも印象は変わらなかった。


さて久しぶりのこちらのちゃんぽんだが、変わらず旨かった。クリーミーなスープとモチモチの麺、そして目の前で炒められ、たっぷり乗せられた具。全てが完全に調和している。具は海老と豚肉、ネギ、玉ねぎ、もやし、キャベツ、ちくわ、人参、そして刻まれたナルト。ぴりっと効いている胡椒のスパイシーさがきっちり味をまとめている。


そんなわけで夢中でわしわしと頂いた。あっ、またソースかけるの忘れた。


せんぼんぐらばー館

夜総合点★★★★ 4.2

昼総合点★★★★ 4.2



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長崎ちゃんぽん・皿うどん専門店 尚

長崎ちゃんぽん・皿うどん専門店尚で長崎ちゃんぽん中(650円)。


寒くなってきて、なんだかちゃんぽん気分になったので、久しぶりにこちらへ。


初めてこちらの店を訪れたのは、開店してまだ間もなかった時期だったと思う。店主さんは厨房で懸命に鍋をふっておられ、接客はご両親と思われる方が行っておられた。「プロフィール」にも書いているように、私はサービス料を取らない店、特にファストフードの店の接客は、よほどのこと(客を罵倒するとか、完全に無視するとか)がない限りどうでも良いと考えているのだが、このときはやたらと話しかけられてちょっと閉口した事を覚えている。ご両親も、息子さんが独立して店を持たれたのが嬉しかったのだろうと思うのだが、私はどちらかというと一人で食事している時は放置していてほしい人なのだ。


というわけで、正直味がよくわからなかったので時期を置いて再訪した。このときはさすがに前回のようなことはなく、落ち着いて食事ができた。このときは皿うどんとビールをいただいたと記憶しているが、普通に旨かった。

その後も何回か食事したが、正直あまり突出した印象はなかった。このところラーメン率が高く、かなり久しぶりの訪問になった。


さてちゃんぽん。結構具だくさんで、イカや海老、豚肉、もやし、キャベツ、木耳にかまぼこととてもたくさん入っている。麺はもちもちしていて量も結構あり。普通に旨い。

しかしちゃんぽんってなんだかいつも物足りなさを感じるのだ。例外的にせんぼんぐらばー館は旨かったが。


そんなわけでソースを投入してみた。なんだかコクが出たような気がする。でもまあこんなものなのかな、と思ったその時、カウンターの上に置かれていた「自家製ラー油」に気が付いたのだ。おそらく店主さんがちゃんぽんに合わせるために作られたに違いない。今までのレビューでは見かけていないので、最近開発されたのかもしれない。


というわけで、後半にこのラー油を投入してみた。「辛いので少しずつお試しください」みたいなことが書いてあるので、ほんの少しだけ入れてみる。するとなんという事でしょう、味がびしっとひきしまったではないか! これは旨い!

ほんの少しでは物足りなかった私はさらにラー油を加える。ラー油の旨みととスープ旨みのちょうど良い平衡点を少しずつ探りながら頂く。

しかしさすがの「自家製ラー油」。こちらのちゃんぽんとの相性が最高で、このスープに合うように試行錯誤して作られたのだろうなぁと思わせるものだった。


ということは、もう一つの柱である「皿うどん」にも抜群に合うはずなので、次回訪問時にはぜひ皿うどんを頂いてみたいと思う。



#一時期ラーメンもメニューにあったようだが、今はなかった。ちゃんぽんと皿うどんの専門店としての意気込みが感じられた。

#店内の貼りものは変わらなかったが、これもまた個性というか風情で良いのではと思う。少なくとも私は嫌いではない。



長崎ちゃんぽん・皿うどん専門店 尚

昼総合点★★★☆☆ 3.6



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ゑびす屋

ゑびす屋で鶏ガラしょうゆラーメン(中)(630円)。


天気が悪くものすごい雨の日。こんな日は公共交通機関で移動したいところだが、生憎この日は公共交通機関では行きにくい場所での仕事だった。いや、無理したら行けない事もないし、最終手段としては「タクシー」という方法もないことはないのだが、この日は雨は強いが風はあまり強くないことから、いつものようにバイクで移動することにした。


もちろん移動にあたっては雨合羽で完全武装。午前中の仕事を終え移動タイムになったが、雨は止む気配なく降り続けている。再度雨合羽を着込みながら「今日は昼飯抜きだなぁ…」と考えた。合羽のままで食事に入れるはずもなく、また外にバイクを置いて合羽を脱いで入店することも不可能ではないが、屋根がなければあっという間にずぶぬれになる。少なくとも、着替えが出来るくらいのスペースが許される軒下があればいいのだが。

などと考えていたところ、急に思い出したのがこちらのお店。以前に前を通ったことがあるが、店の前にバイクを十分置くスペースがあり、しかも屋根がある!

良く思いだした自分を褒めたい! というわけで、さっそくお店に向かった。


店の前の駐輪スペースにバイクを止め、合羽を脱ぐ。濡れないのが最高! しかも私の大嫌いな獣臭は全くしない。そんなわけでミラーに脱いだばかりの合羽を引っ掛けて店の中に入った。

店内も獣臭なし。結構お客さんも多く、繁盛されているようだ。「鶏ガラしょうゆ」と「豚骨」があるが、もっともデフォルトっぽい鶏ガラしょうゆを注文した。腹ペコだったので「中」で。


あまり待たずに麺が登場した。そして着丼した瞬間に、結構な獣臭がなんとこのタイミングでコンニチハ! しかし不思議なことに、一瞬だけぶわっと香ったかと思うと、その後はおとなしくなった。なんだこのマジック。

店内は全く香らないのに、丼からだけこれだけ香るというのはあまりない体験で、ある意味貴重な体験となった。


ラーメン自体は普通に京都で良くある背脂醤油。唐辛子は入っておらず、デフォルトで入っているいわゆる「ますたに系」ではない。時間と共に食感の変化する麺やますたにより醤油が強いのは「珍遊」っぽいな、と思っていたら、後で調べてみるとどうやらもともと珍遊をされていたらしい。

麺自体は結構なボリュームで、中だと後半しんどかった。並で十分。


バイク乗りには貴重なお店だと思うので、また大雨の日限定で訪問するかもしれません。



ゑびす屋

昼総合点★★☆☆☆ 2.8



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セアブラノ神

セアブラノ神で背脂辛子そば(800円)。


一気に寒くなって来た今日この頃、背脂一杯のラーメンでぽかぽかあったまろうとセアブラノ神さんへ向かった。そう、すっかりハマっています。笑。間違いのない。中毒性の高い旨さ。

店内に入ると、なんと新メニューを二つ発見。全く予想していなかったので、よりぽかぽかになれそうな「背脂辛子そば」を注文した。従来の背脂煮干しそばとの違いは、韓国産の唐辛子がたくさん入っているということだそうだ。


待っている間もひっきりなしに客が入る。注文を聞いていたら、かなりの高率で「辛子そば」注文が入っていた。みんな私と同じでぽかぽかになりたいのですね。


作っている工程を見ていたが、途中スープを注ぐ前にかなりがっつりと唐辛子が入る。盛りつけの最後に七味を振りかける以外は、従来のものと同じようだった。

そんなわけで辛子そば到着。見た目は結構真っ赤だが、タンポポのようにあとから振りかけているのではなく、粒子の大きめの唐辛子をスープを注ぐ前に入れているので、すでにスープと一体化している。

さっそくスープを一口頂いたが、まずはガツンと煮干しを感じる。そのあとに辛さが来るのだろうと想像していたが、意外と辛くない。まろやかな辛さで、ああ韓国産の唐辛子だなあと思う。日本産の唐辛子は辛さが結構きつく、旨みや甘みをあまり感じないが、韓国産の唐辛子は食べているうちに甘みを感じるのだ。


そんなわけでするすると頂くうちに、体はぽかぽかになってきた。この唐辛子入りで100円アップというのは結構意見が分かれそうだなと思ったが、私はありだと思った。非常に面白い一杯であった。


ちなみに書き忘れていたが、もうひとつの新メニューは「背脂なしそば(700円)」。別名は「神への冒涜」らしい。笑。こちらは細麺ということだそうなので、食感なども全く違ってくるのだろうと思う。ぜひ近いうちに頂いてみたいと思った。


星4.2→4.5に上方修正しました。


セアブラノ神

昼総合点★★★★ 4.5



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ル・プチメック東京

ル・プチメック東京でパンいろいろ。


le putit mec tokyo



東京に来た際には一度訪れておきたかったパン屋さん。今出川の本店は私の家からとても近く、毎週のように週末はパンを購入している。この行きつけのパン屋さんが新宿にも支店を出しておられると言うことで、いちど訪問したいと思っていた。例えが適切ではないかもしれないが、なんだか東京に行ってしまった自分の子供に会いに行くような気分。


新宿駅東口から少し歩くとすぐに分かった。マルイに入ってすぐのところ。「ル・プチメック東京」の看板を見た瞬間に、なぜか感極まってしまったので、思わず普段しない「写真を撮る」という行為をしてしまった。

近所の行きつけのパン屋さんが新宿に立派な支店があるというのは、なんとも不思議な気分。


店内に入る。店内はとても明るくて清潔。天井が高いせいか結構開放感がある。今出川の本店のような「穴倉感」「アングラ感」はないし、フランスっぽさも強くない(今出川の店舗は「どフランス」である)。なんだか東京に行った子どもが垢ぬけてしまったようだ。



並んでいるパンは、おなじみのものが多いが今出川では見ないものもある。そんなわけで、3つパンを購入しました。


パン・オ・ノア・レザン(504円)

毎週買っているお馴染みのパン。笑。わざわざ東京に行ってまで買うか? という声が聞こえてきそうな一品。家に帰ってからスライスしていただいてみたが、東京の方が酸味が抑えめな印象。食べ慣れているせいか、酸味の強い今出川の方が好きかな。家族も同意見であった。


エピ(199円)

今出川のものより小さい印象。味は変わらず旨いと思った。


オリーブとトマトのフーガス(262円)

今出川で見たことのないパン。もしかしたらあるのかもしれない。これはトマトの酸味とオリーブの風味が素晴らしかった。


どうでもよいが、買い物中に妹からメールあり。「今プチメックなので、パン買って帰るわ」と返信したら「えっ、もう京都に帰って来たのか?」と。いやいや東京のプチメックでございますと返信し、帰宅の途に就きました。これにて小旅行はおしまい。



ル・プチメック東京

昼総合点★★★★ 4.5



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BERG

BERGでギネスビールハーフパイント(451円)。


ちょっと買いたいものもあり新宿へ。色々と用事を済ませてこちらで一息つくことにした。


こちらのお店は私の大好きなギネスビールが頂けるという事、ごちゃっとした雰囲気に意外とはまってしまったので、新宿に来た時にはお邪魔することにしている。とても狭い店で喫煙も可なので、自分的には落ち着けないはずなのだが、お一人様だと意外と寛げるのだ。


今回はラーメンを連食してあまりお腹もすいていないこともあり、ビールのみ。いつも通りギネスを舐めながらほっと一息つく。喧騒の中でぼーっとするのがとても心地よかった。

なんというか、たった一杯のビールでモードを切り替えることができる。個人的にはあまりのんびりまったりするのには向いていないと思う。ビールとプラス一品くらいをちみちみと楽しみ、食べ終わったらぐずぐずせずにさっさと後にする。するとうまく気分の切り替えができる。

さあ飲み終わったら帰るぞ。


さて、今回の小旅行は、前から行きたかった「あの店」で買い物してから帰りましょうね。


BERG

昼総合点★★★☆☆ 3.6



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らぁ麺やまぐち

らぁ麺やまぐちで鶏そば(850円)。


中華そばみたかでまったりした後に向かったのは早稲田大学近くのこちらのお店。本当は他にも訪れたい店はたくさんあったのだが、みたかでビールやらなんやらとすっかり堪能してしまい、予定を変更して全てすっ飛ばしてこちらへと向かった。

こちらのご主人「にゃみ」さんは、もともと自作ラーメンのサイトを運営されていた。私もいろいろ参考にさせていただいた。最も印象に残っているのは「乾燥メンマ」である。

このサイトに触発された私は、ラーメン屋でも何でもないのに「よーし私も乾燥メンマを自分で調理するぞ!」と思い、思わず乾燥メンマを購入してしまった。といってもこの時は小分けで売っているところはなく、中華食材の専門店にお願いして売ってもらった。最低購入単位が10kgだったので、10kg購入した。乾燥メンマをしっかり戻すと10倍に膨れ上がるという事は知っていたはずだったが、欲望に負けてしまった。冷静に考えると全て調理するとメンマ100kg。笑。どうすんねん自分。

ちなみに乾燥メンマを10kg購入した私に対する家族の目は冷たかった。まあ当然だと思う。臭いも凄かったし。乾燥メンマについて語り始めるとそれだけで結構な量になりそうなのでまた気が向けば日記にでも記そうと思う。


極めてどうでもいい話になってしまった。


さて話を戻して、三鷹から高田馬場で降りて、真っ直ぐ店に向かった。このあたりは早稲田の街という事もあるのだろう、通りにはラーメン屋だらけ。学生街というのは歩いているだけでも楽しいもので、街歩きを楽しみながらてくてく歩いていると「やまぐち」に到着した。


ここでも結構な行列があったが、もう慣れました。粛々と最後尾に並ぶ。「みたか」と違って店内で飲んでいる人はおらず、回転は速かった。そして店内も並んでいる人も、皆さん若い。

というわけで結構すぐに席に着いた。みたかで飲んでいていろいろ諦めた私(笑)は、もちろんここでもビールを注文。笑。プレミアムモルツの小瓶(380円)を傾けながら鶏そばを待った。


店の壁には「麺屋棣鄂」の袋が貼ってある。おやこんなところで食べ慣れた麺とご対面。笑。棣鄂さん、いろんなところに進出されているのですね。


店の中はカウンターだけ突出していて調理場の様子は詳しくはわからない。店内にはビートルズが流れている。ぼーっとビールを舐めていたら麺登場。


ビジュアルは、チャーシューは鶏チャーシューと豚チャーシューの二種類で、他にかいわれとメンマ。メンマは乾燥メンマかな。笑。しっかりとした歯ごたえは乾燥っぽい感じがした。チャーシューも2種類あるのが面白い。鶏チャーシューは葛仕立てで面白い。

麺は食べなれた棣鄂さんの細い平打ち麺。ちゅるちゅると腹の中に納まっていく。

スープは鶏100%。ただしスープ全体としては醤油が強く、そこが残念。もう少し醤油を押さえた方が鶏スープの風味が生きると思った。


しかし総じて旨かった。また今度東京に来た際には、別の麺をいただいてみたいと思う。



らぁ麺やまぐち

昼総合点★★★☆☆ 3.8



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中華そば みたか

中華そばみたかでラーメン(450円)+竹の子(200円)+ビール(500円)。


「孤独の中華そば 江ぐち」という本がある。「孤独のグルメ」の作者である久住昌之氏が著した本で、氏の大好きなラーメン屋「江ぐち」についてひたすら語った本だ。どういう経緯でこの本を買ったのかは忘れてしまったが、ラーメン屋に対するオマージュであるこの本は、私の愛読書となった。以降、いつかは訪れたいと思っていたのだ。もちろん、この本のあとがきにあるように、この時点で「江ぐち」はなくなっており、後継として、全く同じ場所に「みたか」として生まれ変わっていた。


私が訪れたのは朝11時。あらかじめ地図で調べていた通り、三鷹駅を南に下って行くとすぐに見つかった。お店自体は地下にあるので、階段を下って行く。と、踊り場のあたりですでにできている行列に出くわした。もしかして他のお店の行列か? とも思ったが、この日この時間帯は他の店は営業されていないようで、行列の先はまっすぐ「みたか」に向かっていた。

再び出会った行列。ここまで来て諦めるわけにもいかないので、さっさと行列に並んだ。今まで訪れたいと思っていたにも拘らず、機会がなかった。本当に開店しているだけでもありがたいと思う。

何気なく行列を観察してみたが、男性率100%。笑。しかもおそらく私より人生の先輩であろう方ばかり。階段から満席の店内を観察してみると、これまた年配の男性ばかりで、しかもビール率が高い。京都競馬場の近くで育った私は、思わず競馬場近くの、競馬開催日のラーメン屋を思い出した。


これは回転が悪いだろうなと思い、荷物の中からkindleを取り出した。本でも読みながらのんびり待とうという算段である。読むのはもちろん「孤独の中華そば 江ぐち」。笑。

久しぶりに読むとすっかりハマってしまった。意外と行列は早く掃けて、読みかけの状態のまま店内へ案内された。今まで読んでいた本の中身そのものの店の中に入って行くのはなんとなく不思議な感じがした。もちろん獣臭なし。


実は店内の、本で読んだ通りの木の長椅子の席に腰を落ち着けるまで、ラーメンだけ食べる予定だったのだ。この後に他に行きたい店もあったし。しかし店内のあまりのまったりぶりと、ビール率の高さに思わず「ビールと竹の子」を注文してしまった。直前まで「孤独の中華そば 江ぐち」を読んでいた影響もあると思う。ここでそれをしないと、あとあと後悔する気がしたのだ。これで次に訪れる予定であった店は諦めました。笑


すぐにビールと竹の子がサーブされた。竹の子はぱきっとしたタイプで水煮したものをそのままか、あるいはうっすら味付けされたもの。これだけだと味が薄いので、散らされたネギと共にタレがかかっている。量も結構あって、これをつまみにビールを飲み始めたのだが、これが至福の時となった。いいですね、昼からビール。なんだか人間失格な気もしないではないが、それを言うとここにいる人間ほとんどが・・・。いや、人生を楽しんでいると言い換えようと思う。

ゆっくりビールを飲みながら店内を観察。やはりほとんどが人生の先輩と思われる方ばかりで、この時点では私は客として最年少だったと思う。普段ラーメン屋では最年長を感じることが多いのに。それもまたまったりできる一因だったのだろう。

竹の子がなくなる頃にラーメンを注文。私の隣の方は、私よりも先に座っておられたが、まだ竹の子とビールをちみちみと楽しまれている。しまった、先を越してしまったと一人で苦笑する。


完全なオープンキッチンなので、作っている工程も楽しめる。丼には醤油ダレのあとに豪快に白い粉が入る。麺上げは平笊で、見事に麺を上げられていた。いずれの風景も昭和そのもので、なんだか懐かしい風景。

さてラーメン到着。麺は蕎麦粉入りと思われる、色の濃い中太ストレート。一見全粒粉仕様のようだが、上記の「孤独の中華そば 江ぐち」」の通りであれば自家製麺で蕎麦粉が入っているはず。さっそく啜ってみたが、ごわごわしている麺は噛み応え満点で旨い。わしわしと頂くタイプ。

具はネギとメンマとチャーシューとナルト。チャーシューはばら肉で、小ぶりではあるが450円という値段を考えると十分だと思う。ナルトが入っているラーメンは今は京都では見かけないが、これまた懐かしい。東京では結構残っているのだろうか?

スープはおそらく鶏と煮干。一口目に煮干を感じたが、二口目以降は姿を潜めた。

結構ボリュームもあり、わしわしと頂いた。食べ終わる頃に、ポーチドエッグな卵をトッピングするのを忘れていたことに気が付いたが、これはまた次回訪れる理由にしようと思う。


値段も雰囲気もラーメンも、古き良き時代のラーメン屋そのままであった。今の時代、これよりも旨いラーメンは確かにいくらでもあるのだろうが、この値段でこの雰囲気、この味を維持されているというのは並大抵ではない。また三鷹付近を訪れることがあれば、ぜひ訪問してみたいと思う。



中華そば みたか

昼総合点★★★☆☆ 3.6



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支那そばや 本店

支那そばや本店で醤油らぁめん(800円)。


言わずと知れた「佐野実」氏のお店。ラーメン博物館の店舗には過去に何度か訪れたことがあり、非常に感銘を受けたのだが、ラー博以外の店舗を訪れたのは初めて。いつか訪れたいとは思っていたのだが、今回はよい機会となった。


事前の調査では、営業時間は「11時から売りきれまで」となっていたので、開店しているのかどうかが最も心配であった。吉村家で行列に並んでしまったので、こちらに着いたのは17時を過ぎていた。ああ、やっぱり先にこっちに来ておいた方が良かったなかあ、なんて思いながら店へと急いだ。


幸い店は空いていて、しかも店内も空いていた。今回の関東遠征(笑)で、結果的に行列しなかったのはここだけとなった。まあ並ばない方がもちろんいいんですけどね。


というわけで醤油らぁめんを注文。店内はとても清潔で獣臭はもちろんなし。勝手な思い込みでカウンターだけの店なのかと思っていたが、しっかりテーブル席もあったので、家族連れにも優しい店だと思う。


さて麺到着。スープの香りはとても優しくいい香り。具は巻きバラ肉チャーシューと穂先メンマ、ネギと海苔。


さっそく一口頂くが、とても優しい味。なんというか、大阪のカドヤ食堂でも感じたが、奇を衒わない真っ直ぐ勝負のスープ。野球で言うとストレートど真ん中、将棋で言うと相矢倉な、まさしく純文学なラーメン。これはしみじみ旨い。人間は、新しい事業をしようという時にいろいろ変化球をつけたがる場合もあるが、そうではなく真っ直ぐ王道を行くのは結構勇気がいることだと思う。私はこのラーメンを食べながら、大袈裟かもしれないがその勇気に感動した。

スープ自体にもキレがある。まるでヤンキースのリベラ投手の研ぎ澄ましたカットボールのよう。塩加減もちょうど良い。

麺は細麺ストレートで、喉越しがとてもよい。


総じて非常に旨かった。王道のラーメンとしてはこれに勝る麺は少ないのではないだろうか? と思える旨さ。またこちらの方に来た際にはぜひ他の麺も食べてみたいと思う。



支那そばや本店

夜総合点★★★★ 4.5



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吉村家

吉村家でラーメン(650円)。


京都にも、紫蔵をはじめとする「家系」ラーメンが展開され、結構印象が良かったので、これは一度本場の「家系」をいただかなくてはと思っていたのだ。そんなわけで、総本山を攻めてみることにした。


羽田から京急で横浜へ向かう。いつも関西の私鉄で使用している「Pitapa」がなんと京急で使えたのには驚いた。「Pitapa」で京急乗る人ってほとんどいないのではないだろうか。


横浜駅から歩いて店に向かう。16時くらいの訪問だったので、さすがにそんなに並ばないだろうと思ったのは甘かった。店の前には結構な行列があり、一瞬躊躇う。少なくとも20人はいたと思う。京都ではあり得ない光景だが、ここまで来て躊躇するのもなんなので、もちろん並びました。「先に券売機で券を購入ください」みたいな張り紙があり、先に券を購入する。

面白かったのは、店員さんが定期的に外に出てきては「はい、ここまでの方券を見せて下さい」といった風情で食券を確認しにくることだ。出来るだけ速やかに麺を提供しようという心意気が感じられる。どうやら食券の色で、次のロットで何玉必要なのか把握されているようだ。


そんなわけで回転も早く、意外と早く席に着くことができた。初めてなのでもちろん全てノーマルで注文。そして店内は全く獣臭なし。

私はたまたまスープの寸胴の前に座ったのだが、結構な豚骨を使われている。しかもかなり煮出されており、これで獣臭がないというのは、かなり丁寧に下処理をされているという事なのだと思う。これをがしがしとかき混ぜておられたが、かなりの重労働だと思う。

オープンキッチンなので作業が丸見えなので、麺茹での工程もずっと見ていた。一気に10玉くらい茹でられていたが、平笊での麺上げは見事であった。次々と上げられていく麺に、あっという間にさまざまなトッピングが加えられて提供される。まさに職人芸。あの太麺であれば、このスピードでの麺上げで茹で加減は大きく違わないだろう。

私の前にもあっという間に麺が到着。具はほうれん草とネギと海苔3枚と、チャーシューが一枚。


さっそく麺から頂いたが、しっかりゆでられた短めの太麺に濃厚なスープが絡んでこれは旨い! ややしょっぱさを感じたが、これは今後調整可能。脂っこさも意外と感じず、正直総本山の名に恥じぬ旨さ。紫蔵はかなり良くできていると思ったが、これと比べるととても上品。ワイルド(香りじゃないですよ)で重厚だが繊細という印象を受けた。

そして驚いたのがチャーシュー。とても香ばしく、薫香がする。これはおそらく煮豚ではなくしっかり焼いた豚で、しかもスモークしてあるのでは。香ばしくて柔らかい。私はチャーシューにあまりぐっと来ないのだが、ここのチャーシューは違う。


総じて非常に旨かった。わざわざ「総本山」までやってきてよかったと思うし、それだけの旨さがあった。ただし後半では塩辛さが目立ってしまい、猛烈に喉が乾いてしまった。カウンターに、吉村家特製の「ニンニク酢」なるものがあったのでさっぱり目的でかけてみたが辛さはとれず(ただしスープ自体はかなりさっぱりした)。


次回訪問する機会があれば、味は薄めでチャーシュー麺を食べてみたいと思う。


吉村家

昼総合点★★★★ 4.3



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麺哲支店 麺野郎

麺哲支店麺野郎で醤油ラーメン(700円)。


ちょっと関東に用事があり、伊丹から空路を羽田へ。いつもはMKタクシーのスカイゲイトシャトルで自宅からそのまま空港に行くことが多いが、今回は途中で昼食のラーメンを食べようと思い、敢えて阪急電車で空港へ向かった。


実は、当初の予定では豊中駅で降りて、麺哲に向かうつもりだった。京都以外のラーメン情報に疎い私は、この時点では「豊中に麺哲という旨いラーメン屋がある」というくらいしか前知識はなく、阪急の車内で「さーてなに食うかな」と思い携帯でメニューを確認しようとしたのだ。

そんなわけで、「麺哲」で検索したら、麺哲創始者の庄司氏のブログが引っかかった。あまり考えずにそのブログを訪れたのだが、これがとてもアツい。

例えば「ラーメン職人が、「何が一番イヤな事?」と言われた場合、(中略)出来立ての麺を、食べずにおいておかれること」は全く同意。私もラーメン屋の息子だったので、よくわかる。なのでどうしても、私は麺類の写真を撮る気にはなれないのだ。


読んでいるうちに、この人のラーメンを食べてみたい、という気持ちになって来た。京都以外の情報に疎い私はてっきり「麺哲」におられると思っていたのだが、なんと今は「麺野郎」の方におられるという事を知り。たちまち目標を変えて麺野郎に向かう事にした。


しかし今はいい時代で、携帯のアプリでさっくりと経路を調べることができる。どうやら阪急の石橋駅で電車を降りて、約1.5kmてくてくと歩かないと行けないらしい。1.5kmって、ほぼ1マイルでっせ。でも街歩きは好きなので、歩くことにした。

石橋駅で降りる。駅前は結構賑わっていて、京都にはない感じがとてもいい。こういうの好き。地図のナビに従うと何やら猥雑なスナック街の真ん中を通って行くことになってしまったが、これもまた面白かった。


さててくてく歩いて行くとようやく到着。11:50くらいに到着したが、店の前にはまだ誰もいない。頭上をときおり飛行機が飛んでいく。よく見ると、空港は結構近かった。これなら阪急じゃなくってMKでも良かったか、と思うが、こういったハプニングというか予定変更もまた旅の楽しみだなあと思う。


店の前で待っていると次々とお客さんが到着した。一番乗りってあまりない経験なので微妙に緊張する。笑


12時になり、店員さんが出てきて開店を告げ、私は店の中に案内された。店員はみな「麺固めお断り」と書かれたお揃いのシャツを着ているのが面白い。プロフィールにも書いているように、私は「麺固めお断り」は激しく支持しますよ。

本当に素朴な疑問なのですが、麺固めが好きな方は、蕎麦屋やうどん屋やパスタ屋に行っても「固めで」って言うんでしょうかね。言わないのなら、ラーメン屋でのみ職人の茹で加減よりも固めに注文する理由を一度教えてもらいたいですね。スープやソースの中で熱が加わって伸びていくのはどの麺も同じですしね。


しかし店内に入って気になったのは、結構な獣臭がしたこと。ちょっとこれは苦手なタイプ。あとで口コミを見てみたけど、獣臭ってほとんど言及がないので、この日たまたまそうだったのだろうか? あと「赤シャツ」はこの日見かけなかった。


さてつけ麺とラーメンがあるが、今回はラーメンを注文してみた。


一番乗りだったので、一番に作って頂けた。麺茹では平笊なのも素晴らしいと思う。

ラーメンそのものからはあまり獣臭はなく、薄切りのチャーシューが結構たくさん乗っている。あと具はメンマとネギ。スープはしっかり濁ったタイプ。

さっそくスープを一口頂く。とても複雑な味で、これは面白い。豚が主で鶏と魚介がサイドなのだろうと思う。麺は多加水の平打ちのやや縮れた麺で、この麺は喉越しもよく旨かった。とすると、つけ麺の方が本領を発揮するのだろうと思う。


などと考えながら完食。


獣臭が気になったことと、つけ麺が本領だと思われるので今回評価はなしとしました。また今度訪れた時にはもちろんつけ麺をいただいてみたい。


麺哲支店 麺野郎




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円町リバーブ

円町リバーブでカレーをいろいろと頂きました。家族で訪れたので、一度で3種類をコンプリート。笑


仲良く1/3ずつシェアしました。米は白米と玄米から選べたが、いずれも玄米をチョイスした。

以下、やや淡々と感想を述べてみる。



・野菜カレー(850円)

一口食べるとガツンとクローブの香りがまず来た。二口目からは他のスパイスも立ち上がってくる印象で、辛さは非常にマイルド。かといって甘みが強いわけではなく、スパイシーだが辛さはマイルド。


・ポークカレー(800円)

ポークカレーは、スパイス感と言うよりはとても強い酸味を感じる。トマト? だけではない酸味。これは私はとても面白いと思ったが、苦手な人は苦手だろうなと思った。


・鳥カレー(750円)

辛さの順番は、「鶏>ポーク>野菜」との事だったが、その通りしっかり辛い。ただ辛いだけではなくスパイス感も十分で、おそらくトマトが主と思われる酸味もちょうど良い。この3種類の中では一番好み。骨付きの肉もほろほろと外れて食べやすかった。


通常は具だけが違ったり、カレーのベースがほとんど変わらないことが多いと思うのだが、3種類ともスパイス感も酸味や辛みも全然違うのがとても面白い。スパイスのレシピも全然違うのだろうと思うし、三種三様の楽しみ方が出来ると思う。


玄米もふっくらと炊かれていてとても旨かった。連日スパイス満点のカレーを玄米で頂いて、なんだかとても元気が出た。しばらくは麺だけでなくカレー屋巡りになりそうな予感。笑


ちなみに次回訪れるとしたら、私の好みは鳥一択ですね。また元気を頂きに訪れたいと思う。


円町リバーブ

昼総合点★★★★ 4.3



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スジャータ

スジャータでナブラタンカレー(850円)。


とても懐かしいお店。京大の農学部近くでお店をされていた時には、良く通った。約20年前の話で、インドで良く見られる金属製の皿に盛られたカレーはここで初めて知った。いわゆるスパイスをしっかり使っているが辛いだけではないカレー。しかも「ベジタリアンカレー」であった。20年前の話なので、お店としての登場は時代に比して早すぎたのかもしれない。なんせ本格的なインドカレーの店すらあまりなかったはずだから。


あれから20年近くの歳月を経て、百万遍近くで再開された店舗に伺う機会を得た。


お店の前でメニューを見ると、今は菜食レストランとして、どうやらカレーだけではなく和定食などもされているようだ。麺食いとしては、マテ茶を練り込んだ「マテンメン」にもやや魅かれたが、ここは懐かしのカレーを頂くことにする。

カレーのメニューは、野菜と果物をふんだんに使った甘めの「ナブラタンカレー」、豆腐入り「ほうれん草カレー」、そして「ひよこ豆カレー」の3種類。いずれにもサラダと玄米とチャパティが付く。


いずれも旨そうで結構迷ったが、迷った時は一番上のメニューと決めているので「ナブラタンカレー」を選択した。「ナブラタン」というのは、ヒンディー語で「9つの宝石」と意味するそうで、野菜や果物が9種類入った北インドのカレーだそうだ。

「甘めのカレーで辛さ控えめだけど、さらに辛さ控えめも出来ますよ」と言われたが、そのままでお願いする。おそらく、辛さが苦手な方が注文することが多いのかもしれないのでそう言われたのだろう。


しばらく待つとカレーが登場した。カレー以外はサラダとチャパティと「減農薬」玄米。思っていた以上にボリュームがある。


まずはカレーだけ頂いてみたが、まずは果物と野菜の甘みがくどくなく訪れた後、ぴりっとした辛みが遅れてやってくる。スパイスはカルダモンが効いている。これは旨い。

玄米と一緒に頂くとより旨さが良くわかる。玄米もふっくら炊かれており噛み締めるととても甘い。しばらく食べ進めると胃がぽかぽかしてきた。うーむスパイスの効用か。他には具として、玄米の上に素揚げした茄子が乗っていた。

次にチャパティと頂く。チャパティ自体もずっしり食べ応えがあり、もうお腹がパンパン。順番がおかしいかもしれないが最後にサラダを頂いた。

「たくさん食べそうだったので、多めに盛ったのよ」と店主は私を見て笑った。この量は女性だと食べきれないのではと思ったが、おそらく客に合わせた量を提供していただけるのではないだろうか。


総じてとても旨かった。だけではなく、スパイスの効用か胃も体もしゃきっとした気がする。次回は別のカレーをまた頂いてみたい。



スジャータ

昼総合点★★★☆☆ 3.8



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うるめ

うるめでざるそば(740円)。


堀川北大路を東にしばらく行ったところにある、北大路通りに面した蕎麦屋さん。と書くととてもわかりやすそうだが、これほど分かりにくく営業されている店もあまりないのではないだろうか。


まず、開店されていない時は、一見全くの民家。屋号を示す看板もなく、蕎麦屋を営んでいるという痕跡すら見当たらない。入口には普通に表札が掲げられており、商売の気配は一ミリも感じない。


開店されている時は、それとなくさらっと白い暖簾が出ている。はっきり言ってそれだけで、店の前に言って初めて、メニューが申し訳なさそうに店の前に置いてあることに気が付く。車やバイクで通り過ぎるものなら、全く気が付かないだろう。もちろんこのメニューは、閉店されている時は片付けられている。


営業時間も「11時から売りきれるまで」なので、昼過ぎであれば行ってみないと営業されているのかどうかわからない。もちろん電話で尋ねることも可能だろう。


私が初めて訪れたのは休日の16時くらいだったと思う。地図に示される店の場所にあったのは、全くの民家であった。これは地図が間違えているのかと思いあたりをうろうろしたが、蕎麦屋らしき店は全くない。そして看板もなにもないので、店の場所を確信しないままこの日は縁がなかったと諦めた。

別の日に、たまたま前を通った時、「全くの民家」に白い暖簾がかかっていたのだ。あれ、もしかしたらここだったのかも、と思った。


そして今回、初めて訪問することができた。


白い暖簾をくぐって扉を開けると、中は一見民家のよう。靴を脱いで中に入るとそこにはとても寛げる空間が広がっていた。ゆったりとした室内に案内され、しばし寛ぐ。空間としてはとても好き。


初訪問なのでざるを注文した。待っている間もとても落ち着ける感じ。しばしのんびりと寛ぐ。北大路通りに面しているとは思えないくらい静かで、のんびりと蕎麦を待つ。この時間も好き。


しばらくして蕎麦が到着したが、思っていたよりボリューム満点でびっくり。蕎麦だけで満腹になってもらおうという心意気が伝わってくる。


さっそく蕎麦だけ頂くが、香りは控えめ。そして気になったのが、蕎麦が瑞々しすぎる。いい女は水も滴っていて全く問題ないのだが、蕎麦は水が滴ってはいけないのでは。良く見ると、笊の下まで水が滴っている。個人的にはもう少し水切りしていた方が良いのではないかと思った。


つゆは節の香りが素晴らしい。つゆ自体は旨かったが、瑞々しすぎる蕎麦につゆののりがいまいちに感じたので、やっぱり水切りはもう少し期待したい。

蕎麦湯はさらっとしたタイプ。湯を入れると出汁の香りが立ち、これはこれで旨かった。


ボリュームはしっかりあり、空間としても素晴らしかった。水きりに関してはたまたまかもしれない(ただし、食べ物に限らず一期一会だとは思います)ので、再度訪問して確認してみたいと思う。


うるめ

昼総合点★★★☆☆ 3.5



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みとしろ

みとしろでせいろそば(870円)。


こちらも前から気になっていたお店で、今回初訪問。店の横にバイクを置くところもあり、これはありがたいと思う。
初訪問なのでせいろそばを頂いた。

店の中はカウンターと中央に大きな木のテーブルがあり、奥には小上がりもある。蕎麦打ちをする場も店内に設えてある。


さてすぐに蕎麦が登場。薬味はネギと山葵と辛味大根で、つゆにいれず、蕎麦に乗っけてお楽しみくださいと説明を受ける。

さっそく何もつけずに蕎麦のみを頂くが、香りは控えめ。麺の太さが不揃いなのが少し気になった。多少の不揃いは手打ちの醍醐味と言われればそれまでだが、あまりに細いのや太いのはちょっと頂けないかな。

次につゆにつけていただく。つゆは辛すぎずちょうどよい感じ。

普段は薬味を使わないのだが、せっかくなので辛味大根をそばにちょこんと乗っけていただいてみたが、これはなかなかであった。辛味大根の風味も失われず、旨く引き立て役になっている。

ちょっと面白かったので、今度は山葵をちょこんと乗っけて食べてみた。こちらは山葵の風味が強すぎて蕎麦の香りも完全にマスクされてしまい、あまり好きではないなと思った。


蕎麦湯はさらっとしたタイプ。美味しく頂きました。


食後にそば粉を水で練って餡をかけたデザートが付いてきたが、これはなかなかおもしろかった。


メニューで「胡麻酢そば」が気になったので、次回訪問する機会があればぜひ試してみたいと思う。



みとしろ

昼総合点★★★☆☆ 3.5



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新宿めんや 風花

新宿めんや風花で天然塩らーめん並(700円)。


久しぶり。本当に久しぶり。2001年開店で、その時は京都でほぼオンリーワンだった塩ラーメンは、今やいろんな店で出されるようになった。

こってりが大好きな京都人に、果たして塩ラーメン専門店が受け入れられるのか? 「新宿」が入った屋号も挑戦的だった。あっという間に消え去るのか。あるいは、じわじわとこの京都で受け入れられていくのか。結果的には後者になったという事だ。



開店直後に私は数回訪れた。正直好みではなかったが、旨かった。

そう、「好みではなかった」。

まだ若かった私は、こってり系のラーメンが得意だったし、注文するのもいつも大盛りだった。たぶん若い人には「上品すぎた」のだろうと思う。

それでも何度も通った。中毒性はないが、確かめておきたくなる味。風花は私にとってそういう店だった。



その後私は京都を離れた。それからいろいろあって京都に帰ってきて、ようやく風花に再開した。たぶん、約10年ぶり。こってりの好きだった若者はその間にいろんな食べ物を食べ、そしてその分だけ歳をとり、体が欲する好みも変化した。


ほぼオンリーワンであった「塩ラーメン」も、この間にいろんな店が出来た。風花とほぼ同時期だったと記憶しているが、八幡に出来た「ぴっかり食堂」にも通った。京都に帰って来てからも、京都の外からやって来た塩元帥や龍旗信など、多彩な塩ラーメンが展開されていた。私もいろいろと食べさせて頂いた。山崎麺二郎の塩はとても旨かったし、塩ラーメンを標榜してはいないが伊佐夫の塩ベースの麺もとても旨い。今は京都で本当にいろんな塩ラーメンが食べられるようになった。

そしてようやく風花に帰って来た、という気がする。さて久しぶりに食べてみて、今度はどう感じるのだろうか?


注文はもちろん天然塩らーめん並一択。ピークを過ぎている時間帯だったためか、結構すぐに出てきた。



まずはスープを一口頂いた。複雑な旨みが口腔内に押し寄せたが、同時に私はなぜか沖縄を思い出してしまった。なぜ沖縄だろうか? 沖縄で食べた塩ラーメンに似ていた? しかしそんな店はなかったと思う。あるいは沖縄そば? 沖縄そばは豚+カツオでまったく味の組み立てが違う。塩は沖縄の塩を使っておられるようだがそこまで大きく違いがあるとは思えず。私は普段自宅では沖縄の塩を使っているが、沖縄の塩をなめても沖縄を思い出すことはない。もう一口頂くが、やはりなぜか沖縄を思い出す。沖縄の青い海。なんでだろうか? 似たような店があったっけ? あるいはこの魚介の旨みが沖縄を思い出させたのだろうか。

スープは熱々。口の中をやけどしそうでふうふうしながら頂く。メンマも肉も塩スープを壊さないように作られている。あとはネギとほうれん草。そして海苔。

麺は多加水のぷりぷりの麺で、これがスープとよく合う。


そんなわけで、夢中で頂いた。とても旨い一杯だったが、こちらの麺も伊佐夫さんと同じで非常にどっしりとした満足感が強かった。凄いご馳走を毎日食べられないように、毎日頂く麺ではないなあと思う。またこの満足感が切れた頃に再訪したい。


新宿めんや風花 本店

昼総合点★★★★ 4.0



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美渓

美渓でラーメン(750円)。



久しぶりに大きなバイクに乗りたくなり、しばらく眠っていた単車を引っ張り出して一人ツーリングに行って来た。

千本北大路から北に向かい、鷹峯を抜けて京見峠へ。ここにあった京見峠茶屋を確認するのも一つの目的だったのだが、噂通り店は閉じられて看板だけ残っていた。

その後細い道をなんとか走り抜けて、周山街道へ。気持ちの良いワインディングが続くが、もう昔のように若くはないのでカーブではお行儀よく減速。笑

京北の道の駅はお祭りか何かでガレージごと会場になっていたので、そのままスルーすることにした。残念なことに途中から雨が降り出したため、避難的に美渓さんでラーメンを頂くことにした。なお、防水ツーリング仕様だったので足回り(アホな事にうっかり普通の靴で出かけてしまった)以外は大丈夫でした。

カレーなどのメニューもあり、ラーメン専門店と言う感じではなかったが、雨で体が冷え切っていたし、そうでなくても私はラーメン一択。笑。

しし大根(500円)と言うメニュにも少し魅かれたが、今日はラーメンだけだとぐっとこらえた。


店内はログハウス風でもちろん獣臭なし。掘りごたつ風の座敷はとてもゆったりしていて居心地よさそうだったが、一人だったことと雨で足回りがびしょびしょだったのでカウンターにした。


しばらくしてラーメン到着。まずスープを一口頂くが、鶏と豚と魚介が使われていますと素性が一口でわかるスープ。しかし丁寧に作られており、しかも独特の風味がある。なんだろ? 私は一口頂いて、なぜかたちまち台北の麺の屋台を思い出してしまった。隠し味に何らかの中華素材を使われているのかもしれない。

麺は低加水の細めのストレートで、ぱきっとしたタイプ。デフォルトで硬めに茹でられており、最後まで全く伸びなかった。具はメンマ(塩漬けを戻したものであろう)と青ネギとチャーシュー。

チャーシューが結構存在感があって旨かった。結構大ぶりでほろほろに煮てあり、肉好きの人にはたまらんのではとおもった。


体もほっこり温まったし、この立地ではしっかりしたラーメンを出されていると思う。またツーリングの際にはお世話になると思います。

なおこのあとは雨も強くなったので、ここで引き返しました。笑


美渓

昼総合点★★★☆☆ 3.3



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松屋藤兵衛

松屋藤兵衛で福耳(420円)。

福耳1

買ったままの状態。

福耳2

包装を解いたところ。まさに切れ端で、大徳寺納豆はほとんど見えない。


大徳寺近くにある和菓子屋さん。家からも近いので、自宅用によく頂くことが多い。もちろんお土産にしても喜ばれる。


松風とは小麦粉に砂糖と麦芽から作った飴を加え、白味噌を入れて寝かせ、発酵させた生地を焼いたもの。一見カステラに似ているが、卵もバターも使用されておらず、昔ながらの作り方で作られている。食感はとてももっちりしている。

その松風に大徳寺納豆と白胡麻を散らしたものが「紫野松風」である。白味噌の入った生地と大徳寺納豆がこれまたよく合うのだ。もちろんお茶やコーヒーにもよく合うが、味噌と大徳寺納豆の入ったこのお菓子はお酒にもよく合う。


そんなわけで、京都に訪れる友人へのお土産目的で買いに行ったところ、なんとめったにない「福耳」を発見! こちらでは「松風」を幾度となく頂いているが、福耳を見たのは実はこれで2度目。もちろんあれば購入、というわけで、今回もご購入させていただきました。笑


「福耳」は、要は「耳」の部分で切れ端になる。その切れ端が一定数出たところでまとめて売りに出されるので、本当にめったに見ないし、出たところで私のように嬉々として買われていくので、タイミングが合わないと購入できない。買えたら「運が良い」のですね。

安いのでCPが良いというだけではなく、端っこなので味噌の風味が強い。ただし大徳寺納豆がほとんど入っていないので好き嫌いは分かれると思う。強い味噌の風味がお酒に合うので私は好きです。

「家庭用」と「進物用」があるが、中身は同じで違いは箱や包装だけなので、家で食べるのであれば自宅用で十分。

そんなわけで、「福耳」を買うことができてほっこりしました。なんだか良い一日になりそうな予感がしますよ。



松屋藤兵衛

昼総合点★★★★ 4.0



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こぼれ華

こぼれ華でいろいろ頂きました。ちょっと前の訪問なので、今とは少し違う可能性があります。


「天下一品 祇園店」の二階にある、天一が経営する中華料理店、というか居酒屋。天下一品自体は昔から総本店を含めいろんな店で頂いた。京都で生まれ育てば友人に誘われて行く機会も多かったが何度食べても正直あまり良さを理解できず。沖縄在住時に、沖縄そばに押されがちであまりバリエーションのなかったラーメンを渇望して思わず訪問してしまった「天下一品 浦添店」を最後に天一への訪問はない。おそらく今後も「付き合い」以外での訪問はないだろうと思う。


今回は友人との会食で訪問。祇園で働く友人がおり、食事をしようということになったのだが、普通に食事するのは面白くないので天下一品の鍋で一杯やろうと言うことになった。「今後の訪問はない」と書いたが好んで行くことはないという事で絶対拒否するくらいなわけでは全くなく、確かに一度は経験しておくのも面白いと思った。


こちらは天一の二階。花見小路沿いにあり、「天一の二階」と認識していないとまずわからないと思う。事実友人の中には天一の二階にあると認識しておらず、花見小路を上がったり下がったりした揚句、店に電話して「天一の二階」と言われて初めて認識した者もいた。宴の内容から店自体は天一の経営とは認識していたが、別の店舗だと思っていたらしい。


天一に入店して階段を上る。中はちょっと落ち着いた雰囲気で、普通に居酒屋風。一品をいろいろ注文してお酒も飲んだ。一品はまあ普通。天一で食べていると思えば思った以上なのかもしれないが、中華料理としてはよくあるレベル。

最後に天一スープの鍋を注文した。もちろん赤と白両方注文したが、この鍋自体も正直あまり大きな印象はなかった。

具がなくなったところで、〆に麺か雑炊かを選択。多数決で雑炊に決定したのだが、これが非常に旨かったのだ。正直それまでの料理の印象がすべてぶっ飛ぶレベル。鍋の具の出汁が出てより複雑な旨みとなったのか、天一のスープ自体が雑炊に向いているのか、あるいは両方かもしれないが、正直これだけ食べに来ても満足できるレベル。

そんなわけで〆の雑炊のイメージが強烈だった。これをもう一度食べに再訪するのはありかも知れないと思う。



こぼれ華

夜総合点★★★☆☆ 3.0



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手打ちうどん ひふみ

手打ちうどんひふみで釜揚げうどん(600円)。


実は仕事の関係上、こちらの店の前をよく通るのだ。なので存在は知っていたが、今までなんとなく機会がなかった。ちょっと肌寒い日が続くこともあり、バイクでの移動は体感温度がさらに寒い。ので、こちらでうどんを頂いてぽかぽかになろうと思ったのだ。

そんなわけで初訪問。今回訪問するまではきちんと認識していなかったのだが、営業時間が12時から14時までととても短い。しかも場所もとてもアクセスしにくいところにあり、車かバイクなどがなければまず難しいのではと思う。

店の前は駐車スペースになっており、軽ならなんとか2台置けるかどうか。「手打ちうどん」の幟がなければ全くの民家。

さてお店の前にバイクを置き、店外に申し訳なさそうに掲げてあるメニューを見ると、基本的に「ざる」「釜揚げ」「ぶっかけ」のみ。その他珈琲も提供していただけるらしい。


エントランスは、お店に入店するというよりはお家に伺うという感じ。入り口で靴を脱ぎ、スリッパを履いてガラス戸を開けるとそこは店の中。なのだが、どちらかというとお家のリビングという感じ。右手に大きなテーブルがあり、左手には掘りごたつの座敷風になっている。いずれからもテーブル近くにある大きな液晶テレビが良く見えるようになっている。


注文は、温かいうどんを頂きたかったため「釜揚げ」一択。寒くなってから温かいうどんを提供することはないのだろうかと思い尋ねてみたところ、「ご覧の通りの厨房ですので(作っておられるのは大きなテーブルの向こう側にある厨房だが、ほぼ家庭の台所)、昔室町でやっていた時はいろんなうどんを作っておりましたが今はこれのみでございます」と思いもかけないほどの丁寧な返事が返ってきて恐縮した。勝手な想像だが、短い営業時間以外は、本当にここは家庭のリビングで、厨房は家庭の台所なのだろうなと思った。


「(釜揚げは)お時間を頂きますので…」と、新聞や雑誌を持ってきていただきまた恐縮する。もちろんそのつもりですし、釜揚げが2-3分で出てきたらびっくりしますわ。しかし細やかな心配りが素晴らしい。そんなわけで、たちまち私は有り難く持ってきていただいた雑誌を読み耽った(活字中毒ですよってに…)。


雑誌に夢中になっているうちに釜揚げうどんが登場。つゆの上に薬味(葱と生姜でした)が乗った皿が蓋のように乗せられており、その皿を持ち上げるとぶわっと出汁の良い香りが周りに広がった。これは間違いなく旨い! と香りだけですでにファンファーレ乱舞状態。

薬味を入れずにうどんをつゆにつけていただく。旨い! うどんはもっちもちのふわふわで、かといって柔らかすぎずしっかりコシがある。口腔内でもちもちしたうどんを楽しむ。例えて言うなら「赤ちゃんのほっぺた」。ただ硬いだけのうどんとは違う、とっても優しいうどん。

そしてつゆがまた素晴らしい。香りも素晴らしく、また辛すぎず、どっぷりつけてちょうど良い塩梅。

夢中になってうどんを啜っていると、蕎麦湯ならぬ釜揚げの湯が提供された。「つゆに加えてお試しください」とのこと。ちょうどうどんがなくなったので、さっそくつゆに「釜湯」を加える。これがまた旨い! 釜揚げのつゆは飲むこともなく終わることが多いが、このやり方だとつゆも最後まで美味しく頂ける。「釜湯」は初めての経験だが、他にもあるのだろうか? 少なくとも京都では知らないなぁ。


そんなわけで総じて旨かった。温かいうどんが出来ないというのは、要は「辛汁」は用意できるが「甘汁」は用意できないという事なのだろう。そして、もちもちでコシのあるうどんは、冷水でしっかり締めるともっと旨いのだろうと思う。夏場に伺っていれば通い詰めただろう。温かいうどんがあれば冬場に助かるのだが、それを求めるのは我儘ですね。


いろいろお話を聞いていると、昔は室町でがっつり商売されていたようだが、今は「趣味的」に限られたメニューのみの提供を楽しまれているようだ。ご主人と奥さんの笑顔を見ていて、こんなセカンドライフが送れたら最高だろうな、と思い、身も心もほっこりと温まってお店を後にした。


手打うどん ひふみ

昼総合点★★★★ 4.0



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cafe町子

カフェ町子で町子バーガー+珈琲のセット(500+300円)。


家に近いカフェなので今まで飲み物だけの利用はしたことがあったが、今回はぽっかりと時間が出来たのでハンバーガーも頂きながらのんびりしようと訪問した。そう、たまには麺以外でも食べましょうね。


というわけで、購入したばかりの本と、山のような本が詰まっているkindleを持ち込んだ。計ったかのように数軒隣は本屋さんなので、もちろん町子さんに寄る前に新刊を物色。笑

「cafe 町子」さんは、西陣のゲストハウス「金魚家」さんが展開されている。なので、金魚家さんに宿泊すると、cafe町子の割引券がもらえるらしい。

「町子」は、オーナーが考えた旅好きの架空の女性で、この女性をイメージした店づくりをされているらしい。


お店に入るとログハウスのような開放感ある高い天井が迎えてくれる。各テーブルは一つ一つが全く違う作りをされており、いずれも個性的である。店の奥の方にある「勉強スペース」以外は基本的にテーブル+ソファの席で、いずれもゆったりしている。


「どこでも好きなところにどうぞ」と言われるので、いつも違う席にしている。やったことはないが、おそらく多人数が座れる大きな席も一人でOKではないだろうか。


さて席に座り、町子バーガーとコーヒーを注文し、さっそく持ち込んだ本に目を落とす。コーヒーはどのタイミングで持ってきますか? と聞かれたので、何も考えずに「一緒にお願いします」と言ってしまったが、バーガーは少し時間がかかるので先に持ってきてもらっても良かったかもしれないと、注文した後にふと思った。

読書に夢中になっていると先にコーヒーが到着。私の心の声が聞こえたのだろうか。笑


コーヒーは苦みや酸味のあまりない、さらっとしたがぶ飲みできるコーヒー。濃くもなく、かといって薄くもない。長居するにはベストのコーヒー。たくさん飲んでも全く胸やけしない。単品だと380円だが、セットで注文すると300円。たっぷりとマグカップに入っているのでCPはあまりにも良い。


しばらくして「町子バーガー」が登場。バンズは私も好きな「雨の日も風の日も」さんのものを使用されているらしい。中には焼き立てのパティとオニオンと、レタスもあったような。笑 持ちやすいように紙の袋に包まれている。


さっそく一口頂いた。パティはスパイシーで、かかっているドミグラスソースともよく合う。バンズとの相性も良く、これで500円はかなりCPが良いのではないだろうか。


しかしいつも麺ばかり食べておりハンバーガー食べるのはほんまに何年振りだろうかというくらい久しぶりだったので、慣れない手つきで食べ進めた結果手がソースまみれに。笑 いやぁ夢中で頂きました。


ボリュームもありお腹は満足。その後はコーヒーを飲みながらゆったり読書しました。途中でうとうとしかけたが、このお店であればぐっすり寝てしまっても誰も文句を言わないような気がする。

周りのテーブルには聞いたこともない言葉をしゃべりながら寛ぐ人もいて、金魚家さんのゲストなのかなあなどとふと思った。BGMも様々で、フランス語の曲が流れているかと思えば昔の洋楽に変わったり。私も本を読み終えたのでkindleに手を出してしまった。なんだか心の底から寛いでしまい、うとうとしかけたその時にSuzanne Vegaの「Luka」が流れてきて眼が覚めた。


気が付くと結構な時間が流れ、少しだけ残ったコーヒーもとっくに冷めてしまった。何だろうこの居心地の良さは、と思いつつ店を後にした。また来まーす。


cafe 町子

昼総合点★★★★ 4.0



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ハム丘ハム太

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主に京都のラーメンを食べた日記です。生まれながらの麺食いなので他の麺類ももちろん食べます。

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