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(主に)京都ラーメン日記 ときどき麺以外

主に京都のラーメンを食べた記録です。麺食いなのでラーメン以外の麺も食べます。時々麺以外も食べます。

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祇園みみお

気のおけない友人たちと飲み倒した夜。友人たちと別れてから、やっぱりラーメンで〆たくなり「祇園みみお」へ。普段はこの時間に訪問できることはないので、貴重な機会となった。

花見小路を四条から上がっていくと、看板が見えた。少し路地のようなところに入って行き、扉を開けるとそこは昭和だった。店内獣臭なし。

カウンターに座る。壁には所狭しと映画のポスターが貼ってある。しかもロマンポルノ。本棚にも昔の京都の写真集などがあり、ラーメンが出来るのを待つ間、思わず手にとってしまった。なんかとても好きな雰囲気にテンションがつい上がってしまう。


ラーメンを待っている間にふと箸をみると、なんと沖縄の箸(うめーし)! これ、我が家で使っているのと同じやん! 店で見かけることは、特に京都ではまずない(沖縄料理店ではあるかもしれません)。思わず「沖縄そば屋」を思い出す。さらにテンションが上がりますよ。



そうこうしているうちにラーメン到着。一口スープを頂く。おそらく鶏+煮干の醤油ベースのスープで、少し味は濃い目だがこれは飲んだ後には最高。しかも懐かしい「中華そば」の味。これまた昭和の味を彷彿とさせるが、昭和の時の中華そばとは異なり現代向けにブラッシュアップされている。

具はこれまた懐かしいナルトと、ざっくり切られたネギ、メンマ、カイワレと味付け海苔が1枚。

そんなわけで、もりもりと頂きました。とにかく雰囲気は最高。味は飲んだ後には最高。敢えて言うならこれで750円はちょっと高いと思うかな。でも場所代込みで、私はありだと思った。

それに、素面だったら、ここまで旨いと思うだろうか。でもまあ素面のまま祇園でラーメン食べることはないと思うので、このままこの味を守ってほしいと思った一杯でした。


祇園みみお

夜総合点★★★☆☆ 3.6



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cafe marble 智恵光院店

智恵光院通りを今出川から下がったところにあるカフェ。偶然知る機会があり、少し時間も出来ていたのでお邪魔することにしました。

外観は、まんまオフィスビルのよう。1階と2階がそのままカフェになっているので、結構広い。洛中の店には珍しく、店の前には駐車スペースも駐輪スペースもあり、とても有り難い。このあたりも、オフィスビルだったころの名残なのだろう。

店の中に入ると、2階をすすめられたので、素直に2階に上がった。2階は仕切りのないワンフロアを全てカフェにしており結構広々としたスペースになっている。私はちょっと迷ったが、光を求めて公園の良く見える窓際の席に座ることにした。店内は完全禁煙なのも、私的には点数が高い。

はじめは珈琲を飲みながらゆったりと読書でもしようと思っていたのだが、メニューをみるとタルト推しだったことと、説明書きを呼んでいるうちにハーブティーが旨そうだと思い、初志を変更。「日替わりタルト」と「季節のハーブティー」という、ある意味主体性のない店任せのメニューを注文してしまった。ちなみに、タルトと飲み物を同時に注文すると100円引き。

marble_chiekoin.jpg


この日の日替わりタルトはラズベリー。たっぷりクリームをつけて頂いた。

ハーブティーは生姜の辛味が良く効いている。途中で添えられた蜂蜜を加えるととてもまろやかに変身した。

それぞれ頂きながら、ゆったりと読書。ふと窓の外をみると、公園で子供たちが寒い中を楽しそうに遊んでいた。ゆったりと過ごして、しばし心の洗濯。

そんなわけでのんびり過ごさせていただいた。居心地はとてもよかったし、家からも近いので、また利用したいと思う。

たった一つだけ難点を挙げるとすれば、窓際は結構寒かったということ。窓は結構大きくて開放感たっぷりなのだが、窓際の席を利用される時はご注意ください。暖房はちょうど良いくらいの温度設定だったので、窓際でなければ寒さを感じることはないでしょう。


cafe marble 智恵光院店

昼総合点★★★★ 4.0



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拳ラーメン

今回は「汁なし坦々麺」をいただきました。850円。


レギュラーメニューは一通り頂きたいと思っていたので、今回は汁なし坦々麺を頂くことにした。

店内に入ってカウンターに座る。私の周りの方は、限定のつけ麺を食べている方ばかりだったが、初志貫徹ということで「汁なし坦々麺」を注文した。

しばらくして麺が登場したのだが、これが凄いボリュームで、食べる前から驚いてしまった。麺は太めの縮れ麺で、トッピングも紫玉ねぎやネギ、ナッツなど多彩。そして上には真っ赤な粉唐辛子がかかっている。

「よくかき混ぜてからお召し上がりください」とのことなので、さっそくまぜまぜして頂いた。ボリュームがあるので、混ぜるのですでに一仕事した気分。

一口頂いたが、これは旨い! 「麻」も「辣」もちょうど良いくらいで、辛すぎず痺れ過ぎずのほど良いバランスに、太めの縮れ麺が良く絡む。薄切りスライスされた玉ねぎの別の辛さやナッツの香ばしさも加わり、重層的な旨さが押し寄せる。夢中でわしわしと頂いた。

しかしボリュームも凄い。正直完食は難しいかも、と思ってしまったが、結局はぺろりと頂けた。普通の大盛りレベルはあると思うし、この量なら「大盛りはできません」という断り書きも納得できる。


そんなわけで美味しく頂きました。食後は唇のびりびり感が程好い余韻を残した。また他のメニューも頂いてみたいと思う。


拳ラーメン

昼総合点★★★★ 4.0



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ラーメン扇

気が付けば、かなり久しぶりの訪問になっていた。再訪しよう再訪しようと思っていたのだが、昼の営業が13:30までというのがなかなか厳しい条件だったのだ。


というわけで、今回久しぶりの訪問。メニューも営業時間も変わっていないようで、今回も並(650円)を注文した。お冷は以前と同じ、レモン水。店内には全く獣臭はない。

場所的には「堀川寺之内上る」という結構行きにくいところで、アクセスも悪く周りにも微妙に何もない、ただ車の交通量のみが多い場所で、駐車場もないのに結構客が入っているのは実力の程だろう。今回営業時間ぎりぎりに訪れたが、時間を過ぎた客も快く受け入れておられた。


さて今回はぼーっと作っておられる工程をずっとみていたのだが、これがなかなか面白かった。

麺を茹で始め、丼にタレとスープを合わせるところまでは他のラーメン屋と同じ。ただし、この時点ではスープは少なめに入れられる。茹でた麺を丼に入れ、スープに合わせる。その後に、具のチャーシューやネギをもりつけた後に、最後に「スープのみ」を具の上から継ぎ足され、その状態で提供される。


これは面白い。前には気が付かなかったが、このような作り方だと、かき混ぜなければ一番上のスープはタレが入っていない状態で、スープの下の層に行くにつれて味が濃くなっていくような層状構造になっているはずだ。

というわけで、チャーシューは完全にスープの下に隠れている。


まずは全く混ぜずに一番上の層のスープのみ頂いてみた。タレの効いていない、スープのみだけの味だがこれがじんわりと旨い。豚骨の香りはほとんどせず、節の旨みと豚骨の旨みが押し寄せてくる。決して薄くはない、本当にスープのみの旨み。魚介はさほど強くもなく、主はしっかり豚骨。

次に麺をそっと持ち上げて頂く。食べ進めるうちに、徐々に味が濃くなっていくのだが、塩分の強さは最後まで全く感じない。

チャーシューは全く白身のない、赤身のみで食べごたえは十分。残りの具はネギとメンマ。

そんなわけで、最後までとても美味しく頂いた。


上記の工夫を知らず今まで食べていたが、こう言った「仕事」をされているところは、時に「うちの作り方はこのようになっています。ぜひ一口目は混ぜずにスープから飲んでください」などと客側に食べ方を強要してくることもあるが、そういった押し付けがましいところも全くないのがとても好感が持てた。そう、前回までは、知らなかったにもかかわらず美味しく頂けたのだ。もちろん、知ってしまったあとの方が楽しみは増えたが。

また、豚骨から作ったスープはイノシン酸リッチではあるがグルタミン酸に乏しく、したがってどうしても「グルタミン酸ナトリウム」に頼らざるを得ない店が多い。無化調を売りにされている向日市の名店「味見鶏まるめん」さんですら、豚骨ラーメンには化学調味料を使用されていることを明言されているくらいなのだが、こちらのお店のようにしっかり魚介スープを加えれば、グルタミン酸に頼る必要もない。ので、化学調味料は、全く未使用か、あるいはほとんど使っておられないと思う。食べ終えた後の胸やけも一切なかった。


そんなわけで、今回の訪問では結構感動した。スタンプカードも発行されており、スタンプが久しぶりに一つ増えた。笑 またなんとか営業時間内に訪問したいと思う。

評価も4.0→4.3へと上方修正させていただきました。


ラーメン扇

昼総合点★★★★ 4.3



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セアブラノ神

セアブラノ神で背脂なしそば(700円)。


店名とメニューの名前として、上記はすでに矛盾している。

というわけで、別名「神への冒涜」と呼ばれる背脂なしそばをいただいた。「セアブラ」を屋号にしている店で、背脂なし。とすると普通に煮干そばというわけですね。というわけで、「神」を名乗る店で、敢えて背脂なしをメニューに加えておられるというのがとても面白いと思ったのだ。

店の前には初めましての券売機さんが鎮座していた。前に来た時は、置いてあるだけで稼働はしていなかったのだ。さっそくぽちっと背脂なしを選択。店に入ってご主人に食券を手渡して、空いている席に座った。


さてそんな背脂なしそばだが、違いは麺が細麺であるということと、当たり前だが背脂がないこと、そしてネギが白ネギではなく青ネギであること。

さっそく一口頂く。うーん、煮干! むっちゃ煮干。このスープに細めの麺がよく合う、ある意味予想通りの旨さ。これはこれでよくできたラーメンだが、私は背脂の甘みも加えて太麺でわしわし頂く方が好きかな、と思った。やはり「神への冒涜」はしてはいけなかったのだ。

というのは冗談だが、背脂がだめな人以外は普通の背脂入りの方が美味しく食べられると思う。ここの麺は、「背脂」+「煮干」+「太麺」のコラボが旨いのだから。そんなわけで、次回は普通に背脂入りを頂こうと思う。



セアブラノ神

昼総合点★★★★ 4.5



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スパイスチャンバー

スパイスチャンバーでキーマカレーとニューヨークチキンカレーを頂きました。もちろん別の日に。笑


なんとなく日々の疲れがたまっているような気がした晩秋のこの日。油断をすると風邪でも引きそうな気配を感じた私は、体が欲するままにスパイスの良く効いたカレーを頂きたくなったのだ。そんなわけで、前々から気になっていたこちらのお店を訪問することにした。

バイクでの訪問。店の前にはバイクを置くスペースもなく、幸い近くに市営の駐輪場があったのでそちらにとめることにした。30分100円。


バイクをとめてお店へ。中はカウンターのみでこじんまりとしている。メニューはニューヨークチキンカレーとキーマの2種類だったが、私はあらかじめ決めていた「キーマカレー」を注文した。「辛い!」との評判だったので、辛いもの好きの私としてはどれくらいの辛さなのか試してみたかったのだ。

注文が入ってから一つ一つを仕上げられるスタイルで、ご主人が調理を始める。この日は"Guns'n'Roses"のTシャツを着ておられたが、このシャツ自体すげえ久しぶりに見た。ご主人、もしかすると私と同年代かも。

先に隣に座っていたご婦人二人組がキーマカレーを頬張られていた。「いやぁ、辛いけど美味しいわぁ…」と言いつつ、時折スプーンを止めながらマイペースで食べておられる。

そんなわけでカレーが到着。さっそく一口頂いた。おやさほどの辛さでもない? と思いつつ食べ進めるうちに「辛ぇ! なんだかじわじわと辛ぇ!」

私的には辛すぎると感じるぎりぎり手前くらいの辛さ。美味しく食べられるぎりぎりくらい。この絶妙感は凄い。そして、食べ進めるうちに辛さがスパイシーさをマスクしている印象があった。確かにこれは、メニュー表にわざわざ「辛い」と書く必要があるね。

てっぺんに乗っている小梅は確かに謎ですね。

食べているうちから体がぽかぽかしてきた。辛い、けど旨いというわけで最後まで美味しく頂いたが、思っていたほどのスパイス感がなかったような。辛さがスパイス感をマスクしているとすれば、ちょっと惜しいですね。


私が食べ終えて店を出るとき、隣の御婦人達はまだキーマカレーを食べておられた。


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というわけで、ニューヨークチキンカレーも頂いてから評価しようかと思い、日をあらためて訪問してみた。

前置きは置いといてさっそく食べてみたが、こちらの方がスパイス感を感じて私的には好き。辛さもほどほどで、「カレーは辛さを楽しむものではなくスパイスを楽しむもの」と思っている私にはちょうど良かった。チキンもぱさつかずしっとりとしており旨い。正直結構ドストライクな旨さだった。

加えて玉ねぎの甘さもあり。玉ねぎの甘さ、ほど良い辛さ、織りなすスパイスの妙味。私的にはもう少し酸味成分が主張していた方が好きかも知れない。その意味では「円町リバーブ」さんの方が好み。


チキンカレーがこれほどドストライクなら。これはもう一度キーマを食べ直さないと、と思った。またそのうち訪れてもう一度辛さとスパイス感を確かめておきたいと思う。




スパイスチャンバー

昼総合点★★★★ 4.0



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樹庵

樹庵でざるそば(950円)をいただきました。


壬生に新しい蕎麦屋ができたとのことで、前から気になっていたのですが、今回ようやく初訪問してきました。建物はとても風情のある作りですが、ご主人が自分で内装まで手掛けられたとのこと。店内もすっきりシンプルで何とも落ち着ける雰囲気。

テーブル席に落ち着いて、まずは温かいそば茶をいただきほっこり。蕎麦の前にはやっぱりそば茶が落ち着くと思うのは私だけでしょうか。

初訪問なので、ざるそばを注文。950円はそれなりの値段ですが、逆に言うとそれだけの自信があるのだろうと期待が高まります。

温かいお茶を啜っていると蕎麦が運ばれてきました。しっとり瑞々しく、やや緑がかった蕎麦はきれいに切りそろえられていてとても美しい。これ、もう見ただけで旨いってわかります。旨い蕎麦は、見ただけでわかるのですね。

そばに限った話ではないですが、旨いものは美しいのですよね。


さっそく一口蕎麦だけをいただきますが、香りはさほど強くないですがしっかりとつながっており、喉越しもとても優しい。そして、水切りが素晴らしい。しっとりと瑞々しさを残しながら、余計な水分はない。

次につゆにつけていただきました。まずは少しだけつけてみましたが、つゆはやや甘めで辛くない。これはどっぷりとつけるタイプのつゆです。しかも、ありがたいことに初めからおかわりが用意されている。つゆはたっぷり堪能してほしいとのご主人の心意気を感じます。蕎麦の量は多くはないのですが、しっかり楽しめます。

あと少しで食べ終わるというタイミングで、蕎麦湯が提供されましたが、何と驚きの「ポットサーブ」! 陶器のポットで蕎麦湯をいただくのは初めてで、これは大変面白かった。蕎麦湯はとても濃厚なタイプで、つゆとよく合ってこれまた旨い。

薬味は白ネギと山葵。蕎麦自体が旨かったので、蕎麦を頂くときに薬味は使用しませんでしたが、蕎麦湯を頂くときに一緒に頂きました。ネギはふんわりほぐされていて、ネギの香りが強すぎないように仕事されていました。山葵はすりおろしたのが出てきましたが、香りもよく良い山葵を使われているのがわかります。

おかわりのつゆもあったのですが、その前に結構おなかがタプタプになりました。

そんなわけで、大変美味しく頂きました。ごちそうさまでした。950円の価値は間違いなくあると思ったこと、夕方までの通し営業ということがとてもありがたいですね。個人的にはかなり気に入ったので、今後も通わせていただくことになりそうです。



樹庵

昼総合点★★★★ 4.2



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すみれ 京都店

「すみれ」でラーメンを頂くのは、実は3回目になる。


初めて食べたのは、横浜のラーメン博物館であった。この時、博物館内で最も長い行列が出来ていたのが「すみれ」だった。せっかく来たのだから…、と普段は行列に並ぶことのない私も良く並んだ。

そこで初めてすみれのラーメンを頂いた。この時の衝撃は忘れない。今まで食べたことのある味噌ラーメンとは全く別次元の濃厚さと旨さ。表面に覆われたラードがいつまでもスープを熱々にしていた。味噌ラーメンの経験値があまりなかったということもあり、私は素直に感動したものだった。


2回目は、その数年後だったと思う。大丸の「北海道展」だったと記憶しているのだが、すみれが出店するという話を聞きつけてわざわざ大丸まで行った。器こそ発泡スチロールの器であったが、横浜で出会ったあの「味噌ラーメン」に京都で再会できただけでも嬉しかった。


そして今回が3回目。


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「客から逃げる店」

昭和30年。札幌のラーメン屋「味の三平」で、味噌ラーメンが考案される。それまでしょうゆと塩ラーメンが主流だった札幌ラーメンの「味噌ラーメン」の歴史はここから始まった。なお、「客の要望で豚汁に麺を入れたのが始まり」というのは都市伝説だそうで、「味の三平」さん自体が否定されています。


昭和39年8月、北海道札幌市。それまで主婦をしていた村中明子さんは、「商売がしたい、美味しいものを作ってみんなに喜ばれたい」という思いから、家の軒先でラーメン屋を始める。もともとは別のラーメン屋が入っていたのだが、契約を更新しないと言うことで、それならば…とご自身で店を始められたそうだ。屋号は姓名判断で見てもらい「純連(すみれ)」とした。それまでは比較的あっさりとしたラーメンが主流だった時代に、濃厚でラードたっぷりの熱々ラーメンを掲げて開店された。

オープン初日はたった4人しかお客さんは来なかったそうだが、徐々に人気を呼んだ「純連」のラーメンは、そのうち札幌でも屈指の人気店になっていたそうだ。

そんな人気店となった「純連」は、昭和57年6月末に突然閉店する。きっかけは、村中家の引越しそのものと、明子さんも股関節に持病を持っておられたためであった。閉店の告知もわずか1週間前からしか行わなかったということで、多くの常連客には「突然店が消滅した」という印象を残した。

当初は、持病の件もあり再開の予定は全くなく、村中さんも普通の主婦に戻った。しかしラーメンへの思いを捨て切れず、ご主人の反対を押し切って、昭和58年8月に全く違う場所で小さな店を再開する。屋号は「純連(じゅんれん)」。もともとは、看板に「すみれ」とふりがなを振っていたそうだが、とれてしまい。客も「じゅんれん」を呼ぶようになったから、そのまま屋号としたそうだ。

再開した店は再び評判を呼び、たちまち人気店となったが、村中さんの体調が回復したわけではなかった。そんなわけで、長男にラーメンの作り方を教えて、ご自身はいったん引退される。長男が別の場所で「純連」を開店した後、この小さな店はまたひっそりと閉じられた。

その後、三男もラーメン作りを継承され、こちらはひらがなで「すみれ」を開店された。横浜のラーメン博物館に出店されたのはこちらで、この京都のお店は、この「すみれ」の支店にあたる。


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注文したのはもちろん味噌ラーメン。900円という値段は結構強気だが、本店は850円らしいのでテナント代も考えるとさほどボっているわけではなさそうだ。

久し振りに対面したすみれのラーメンは、やっぱり熱々で独特の香りがする濃厚なスープで、こんな寒い時にはとてもよく合うと思う。以前の味は、さすがに随分と日がたつので忘れてしまったが、印象としてはさほど大きな差は感じなかった。敢えて言うなら、ラーメン博物館で食べた時はもっとラードの層が厚かったような気がする。

このラーメンをすすりながら、機会があれば、すみれや純連を含めて「札幌味噌ラーメンツアー」をそのうち決行したいと考えた。えっ札幌に行ったら他の旨いもん食えって? そうですよね。でも麺が好きなのです。笑

嗚呼まだまだ食べたいものいっぱいあるなー。


すみれ 京都店

昼総合点★★★☆☆ 3.5



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朧八瑞雲堂

北の方に仕事に行く道すがら気になってはいたのだが、今回機会を得て初めていろいろ頂いてみました。

口コミをみると「生どら焼き」がやたらと話題になっているようだが、やっぱりこちらのお店は店名にも入っている「おぼろ」が一番だと思う。それ以外のお菓子も面白かった。今回印象に残っているのは、干し柿の中に柿の餡が入ったもの。一見単なる干し柿かと思いきや、意表を突くことこの上なし。

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他の菓子も頂いたが、「おぼろ」が一番印象に残った。蕨餅の中に餡が入っている。誰かが考えそうで、あまり見ないお菓子。口に入れると両方ともがひんやりと口の中で溶ける。まぶしてあるきなこも香りよく、これは旨い。

非常に面白かった。家からも遠くないので、しばらくは通って季節ごとの菓子を頂いてみたい。


朧八瑞雲堂

昼総合点★★★★ 4.0



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山崎麺二郎

山崎麺二郎さん、実はしょっちゅう食べに行っているのです。

ここと伊佐夫さんは、本当に別格だと思っている。いずれも出汁がありえないくらい旨い。出汁が旨いことと、自家製麺であること。この二つがたまたまなのか一致しているのが面白い。そしてその結果として、醤油ではなく塩ベースの出汁になっていることも共通している。もちろん、醤油を用いた麺も提供されている。


「自分で麺を打たなければ、麺がスープの味に干渉していることが分からなかった」と言ったのはラーメンの鬼と言われる佐野実氏であるが、自家製麺にこだわる店はその点をよく理解されていると思う。いくら完璧な出汁を引いても、麺と合わなければ旨くない。逆に、自家製麺であれば。自分の理想としている麺から逆算して出汁を引くことが可能になる。

私はラーメン屋の息子だから良くわかるのだが、良くできた製麺屋は、スープに合わせた麺を打ってくれることもある。ただしそこまで至るには、かなりの闘いを必要とするし、そもそも定期的に製麺屋に食べてもらわないといけない。妥協してしまったら、そこでおしまい。他人と闘うのはひどく疲れるが、自家製麺であれば自分との闘いになる。



今回は塩らーめんを頂いた。最近少し獣出汁が強い(もちろん獣臭は全くないです)のがやや違和感として残ったが、それ以外はいつも通りの旨さ。獣出汁が強めだったのは、今後その方向で行こうとされているのか。あるいは単なるブレなのか。もちろんそれでも旨いことには変わりない。


私の大好きな伊佐夫さんが年内に鶏そばを終了されるとのことで、これで伊佐夫さんにはいわゆる獣出汁を使用した麺が全くなくなるわけなのだが、麺二郎さんはどこへ行こうとしているのか。今後も定期的に食べに来て確認したいと思った。


山崎麺二郎

夜総合点★★★★★ 5.0

昼総合点★★★★★ 5.0



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麺中夢中

麺中夢中で酒粕中華そば(700円)。


寒いですね。京都ってなんでこんなに寒いんでしょうね。ほんまにうんざりする。

そんな寒い時は、酒粕でぽかぽかになりたいところ。というわけで、酒粕中華そばを限定で始められたこちらを訪問した。


こないだの「1周麺記念」の喧騒はどこへやら、今回はちょっとさみし目の店内。時間を外しているせいだろうか、もっと流行ってもいいのにといつも思う。

などと考えていると麺到着。スープが思った以上に真っ白でとても美しい。酒粕の香りも上品で、さっそく一口頂いたがこれは旨い! とてもストレートな旨さ。

「鶏+魚介+白醤油」という味の組み立てはほぼ完璧。鶏からはグルタミン酸とイノシン酸が、魚介からはグルタミン酸が旨みを出し、そこにグルタミン酸の弱い白醤油の仄かな甘みと塩分が加わる。この白醤油でスープが濁らず真っ白なまま頂けるということで、これは正直とても感動した。


酒粕を使ってスープを作るとなると、通常は白味噌を思いつくのではないだろうかと思うが、敢えて白味噌ではなく白醤油を使用されているというアイデアが素晴らしい。ただし個人的には、白味噌「も」少し使った方がコクが出るような気もする。ただし「気がする」だけであり、おそらく実際に試されたうえで白醤油だけで勝負されているのだと思う。

酒粕は山口県の銘酒”獺祭”の酒粕を使用。


具はおなじみの鶏チャーシューだが、なんと今回から皮がない! 皮はやはり不評だったのだろうか。私はもちろん皮なしの方が食べやすいと思う。

あとは煮玉子とサラダ大根、もやし、糸唐辛子、胡麻。糸唐辛子が意外と酒粕スープによく合っていたのが印象的だった。


そんなわけで美味しくいただきました。個人的には玄屋さんよりも好きかも。ただし玄屋さんも最近訪問していないので、また訪れてみたいと思う。


麺中夢中

昼総合点★★★★ 4.0



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大阪浪花家

頂き物なのですが、ネットで検索してもほとんど出てこなかったので、珍しいと思い書いてみることにしました。ただし、現物はあっという間に食べてしまったので写真はありません。笑


そんなわけで、大阪浪花家。東京の方でブイブイ言わせている(死語)たい焼き屋さんが、100年ぶりに大阪の地に帰って来たそうな。エアロスミスのスティーブンタイラーがこよなく愛したたい焼きで、こないだの来日ライブでは大阪城ホールから注文が入ったらしい。笑


今回頂いたのは「たい焼き最中」。皮と餡が別になっていて、食べる時に自分でつめていただくタイプの最中。サイズ的にはちょっと大きめの金魚くらいの大きさで、餡をたっぷり詰めていただきました。はみ出るくらいに詰めても、余った餡。笑 食べる直前に自分で作るので、皮はぱりぱりで中はしっとり。大変美味しく頂きました。

実店舗に行く機会があれば、ぜひエアロスミスに愛されたたい焼きを頂いてみたいと思う。


大阪浪花家




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伊佐夫

本当にたまたまtwitterで、伊佐夫さんの営業状況を調べようとアクセスしたら「鶏そばは年内で終了」とのつぶやきを見た。えっ、まじですか。あんなに旨いのに。

そんなわけで、さっそく食べに行った鶏そばTEN麺。どうでも良いがtwitterアカウントもisao10men700yenと鶏そば値段なのだが、今後もそのままなのだろうか。


この間も何度か食べに来ているが、やっぱり安定した旨さ。なんといっても出汁が素晴らしい。鶏そばがなくなるのはなんとももったいし寂しいが、ポップな店主さんは次の展開を考えておられるようなので、我々がどうのこうの言うものではないと思う。


で、今回も美味しく頂きました。以前は縮れ麺だったが、今日は平打ちのストレート麺。毎回マイナーチェンジというか、進化を遂げられているのは本当に素晴らしいと思う。しかも旨い方向に進化されている。あまりの出汁の旨さに今回もスープすべていただきました。


注文を受けてから、丼にタレとスープを合わせ、全ての丼を味見されてから提供されている。その姿は本当に素晴らしいと思う。そこまでされている麺屋さんは他に知らない。

その真摯な姿と、ブレのない素晴らしい出汁、そしてその出汁に良く合う自家製麺。私は全く迷うことなく、2013年の私ランキング第一位に選ばせて頂きました。今後の展開も楽しみにしています。

伊佐夫

昼総合点★★★★★ 5.0



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ミスリム

ミスリムでケーキセット(1250円)。


紅茶を飲みながらのんびりしようと、前から気になっていたこちらのお店へ。

昼下がりの時間帯、前客はなんとゼロ。これはやっぱり日頃の行いが良いのだろうかと思いながら、迷わず評価の高い2階へと上がった。2階へは吹き抜けになっており、あまり広くないこじんまりとした階段を上ると、なんと2階にはテーブルがたった二つ。これはゆっくり過ごせそう。

メニューには私の大好きな「キームン」があったので、迷わずキームンを注文。単品だと1000円だったがケーキセットで1250円だったので、これまた迷わずケーキセットにする。ケーキはチーズケーキをチョイス。


どうでも良い話だが、私が初めて香り高いキームンと出合ったのは、かつて河原町三条にあった「せいほう」さんであった。それまでは、どちらかというと珈琲派だったので紅茶にはあまり興味がなかったのだが、せいほうさんでさまざまな紅茶と出合い、色々素敵な出会いをさせていただいた。その中で最も好きだったのが「キームン」。世界三大紅茶の一つとされているなんて、当時は全く知る由もなかった。


ゆっくり紅茶を淹れるため、しばし待つが、待ち時間が全く苦にならないくらい居心地の良い空間となっている。BGMはサイモンとガーファンクルのレコードがかかっており、また各テーブルにさりげなくブランケットも用意してあったりとなんとも心憎い。


しばらくして紅茶とケーキが登場。ポットサーブなのでたっぷり用意されている。キームンは久しぶりに頂いたが香り高く旨い。自宅で淹れるとここまで旨くないのはやはりプロの技なのだろうなと思った。

たっぷりの紅茶をケーキと共に頂きながら存分に寛がせていただきました。感謝。またのんびりしたい時にぜひ訪れたいと思う。


ミスリム

昼総合点★★★★ 4.3



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亀屋陸奥

松風シリーズ第三弾として、今回は亀屋陸奥さんの松風をいただいてみました。


第一弾は「松屋藤兵衛」さんの「福耳」
第二弾は「松屋常盤」さん。


これらの中で、最も古くからあるとされているのが亀屋陸奥さん。こちらは兵糧として作られ始めたとのことだが、真ん前にある本願寺にゆかりがあるとのこと。皇室との付き合いが長かった松屋常盤さんや、大徳寺との関連が深い松屋藤兵衛さんとそれぞれ特徴があって面白い。そんなわけか、松屋常盤さんの松風はどことなく上品だし、松屋藤兵衛さんは大徳寺納豆を使用されている。


さて、さっそく購入して家で頂いてみました。一口目の印象は「とても素朴」ということ。もっちり感はあまり強くなく、かといってさっくりしているわけでもなく、なんだか不思議な食感。洗練されている感はあまりなく、愚直に昔ながらの作り方を踏襲されているのだろうと思う。

これはこれで面白かったが、現時点では私の好みは前二者かなあ。ちなみに家族みんなで頂きましたが、「松屋常盤」さんが一番人気でした。


亀屋陸奥

昼総合点★★★☆☆ 3.5



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桃花春

桃花春でラーメン並(630円)。


この世知辛い世の中、とうとう消費税を取られるようです。私は逆に、よく今まで600円で頑張ってこられたと思う。そんなわけで、今まで600円だったのが630円に。とほほ。


結構久しぶりの訪問。実は何度か訪問しようと試みたのだが、そのたびに何故かすごい行列があり断念していた。行けばわかるが、場所は周山街道の福王子交差点を過ぎたあたりで、もう少し行けば本当に山の中という場所である。こんなところに行列ができていたらちょっと並ぶ気はしません。しかし結構すごい行列だったので、おそらくテレビにでも出たのだろうかなどと考えた。


今回も、行列ができていたらどうしようかと思ったが、全くの杞憂に終わった。いやあよかった。なんだか寒くなってくると、こちらのラーメンが無性に食べたくなったのだ。店内はもちろん獣臭なし。


さっそく並を注文。あまり待たずに麺が登場した。鶏豚骨+醤油のスープに、ほぼ赤身の美しいチャーシューがたくさん並べられている。さっそくスープからいただくが、じんわりと旨い。

スープに溶け込んだにんにくはその臭さがまったくなく、スープに深いコクを与えている。

麺は北海道産小麦を使用した、多加水のぷりぷりな麺。この麺がまた旨い。

チャーシューも、八角などの中華スパイスが効いている上に、ほぼ赤身なので脂だけではない肉そのものの旨みが十全に楽しめる。ここの肉を食べるたびに、私には珍しく「次はチャーシューメンにしよう!」と固く決意するのだが、次回訪問時にはいつもきれいに忘れてしまう。笑


そんなわけで変わらぬ旨さを堪能した。また今後も定期的に通いたいと思う。


桃花春

昼総合点★★★★ 4.5



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坂内食堂 京都店

坂内食堂で喜多方ラーメン(580円)。


パスポートの更新が必要になったので、京都駅へ。

普段は、京都駅付近に来ればたかばしの2店や萬福で食事をすることが多いのだが、今回は久しぶりにラーメン小路に行ってみることにした。たぶん、ラーメン小路が出来た時以来なので、随分と久しぶり。

こちらはいろんなお店があるが、行くのであれば食べたことのない喜多方ラーメンと決めていた。そんなわけで、迷うことなく坂内食堂へと足を運んだ。これまた中途半端な時間だったためか全く行列なしで、すぐに店内に入ることができた。獣臭は全くなし。

チャーシューには正直なところあまり興味がないので、名物の焼き豚ラーメンではなくドノーマルな喜多方ラーメンを頂くことにした。「ランチタイムには、半ライスを無料でお付け出来ますが」と言われたが、正直麺にしか興味がないので丁重にお断りした。


店内に入った時に、次回来店時にチャーシューを一枚増やすことができるサービス券を頂く。580円でこんなサービスまでしていただいて、なんだかすごいね。テーマパークでこれだけのサービスは珍しいのではと思ったが、今はそうでもないのかな。

なんてぼんやり考えながら麺を待っていると、カウンターの隣で食事されていたお嬢さんが麺を食べ終えて
「ごちそうさまでした…(ここで私に突然にっこりと語りかけ)もしよければ、このサービス券どうぞ」
と、チャーシュー増しのサービス券をプレゼントしていただいた。しかもなぜか2枚。

突然のことだったので私はうろたえてしまい
「こ、これはどうもありがとうござりまする」などとしどろもどろに答えてしまった。あの時のお嬢さん、どうもありがとうございます。これは日頃の行いが良いせいなのか、あるいはひもじく見えたのだろうか。

しかしお一人で食事されていたのに、なぜ私に2枚くれたのだろうか。謎だ。これはきっと、彼女もサービス券を1枚、隣の席の方からもらったのかもしれない。しかし近いうちに再訪はあるのかどうか?

というわけで、私も隣の方に私の分も含めて3枚のサービス券を差し上げようかと思ったが、中途半端な時間だったので後客はなかった。残念だ。


気が付くと私のラーメンがサーブされていた。何故か断ったはずのライスも付いている。他の方の注文と間違われていると困るので、確認したが私の注文に間違いないようだ。「ライス下げましょか」と言われたが、せっかくなので有り難く頂きます。ちなみに漬物も付いていた。


さっそく一口スープから頂いたが、とても優しい味わい。あまり強く煮出していない豚骨のスープに、多加水のもちもち縮れ麺が良く絡む。チャーシューもサービスしたくなるくらい旨い。いやあ、普通に旨いやん!


せっかくライスも付いてきたので、久しぶりに「秘技ラーメンライス」を繰り出すことにした。


1.肉米汁

最もノーマルな技。肉を頬張り、米を咀嚼する。途中でスープを飲むと口の中で一体化した旨さが楽しめる!

2.麺肉米汁

1に、はじめから麺を加えておくと言う「ダブル炭水化物」を楽しむ技法。麺を咀嚼しながら肉を口の中に放り込み、僅かな時間差で米を投入する。米と麺の食感も違ったダブル炭水化物を堪能!

3.麺米汁麺米汁肉米汁

今度は、はじめは肉を入れずに麺と米のコラボレーションを楽しみ、途中で味変として肉を投入する技法。よりダブル炭水化物!

4.麺麺米麺汁麺肉麺

今度は、基本的に麺を食べつつ、途中で米と肉を挟むという、「麺重視」な技法。やはりラーメンライスは麺が旨い!

5.あとはご自由に…。


そんなわけでラーメンライスを堪能しました。パスポートの申請も無事終わり。さてパスポート受け取りの時にはどの店に行こうかな…。


坂内食堂 京都店

昼総合点★★★☆☆ 3.6



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京平ラーメン

京平ラーメンで並ラーメン(600円)。


この日もまた中途半端な時間に食事をとることになり。通し営業をされているということで以前から気になっていたこちらを訪問した。京都市役所のほぼ裏。

市役所の北側には「臨時駐輪所」があり、そこにバイクを置いた。原付バイクで250円はやや高い気もするが、いたずらされたり駐車禁止で持っていかれることを考えればこれくらいの出費はまあ仕方ないね。

などと思いながらバイクを停める。この臨時駐輪所にバイクを入れるまではすっかり忘れていたのだが、以前ここには駐輪所はなくプレハブが建っており、私はそこで臨時職員として働いたことがあることをたちまち思い出してしまった。昔の懐かしい思い出の一つ。

しかしその時からこのお店はあったのだろうか? あったら食べに行っていたはず、などと考えながら店内に入った。中途半端な時間でもあったという事もあると思うが、正直開店しているのかどうか分からない雰囲気だったが、営業中とのことでおそるおそる扉を押した。


カウンターに座り「並」を注文。ご主人は最低限の言葉しか発しないが、実直な人柄がにじみ出ている。そして厨房はとても清潔に清められている。店内獣臭なし。麺はテボで茹でられるが、気が付くとあっという間に麺が提供された。


ビジュアルはチャーシューともやしとネギ。一口スープを頂くと、クラシカルな京都ラーメンの、豚肉のスープの味がする。いわゆる第一旭に似たスープ。安心して食べられる旨さ。第一旭が大好きな私にはドストライク。

うん、これは旨い、と思いつつ食べ進めているとどこからか紫煙が。ふと横をみると、私以外誰もいないカウンターで店主さんが一服されていた。あのう、せめて外で吸っていただけると助かります。


そんなわけで、総じて旨かった。喫煙可なのもまあありだとして、店主さんが客の横で一服されるのはさすがに時代的にまずいと思いますよ。その一点だけ残念に思い店を後にした。



京平ラーメン

昼総合点★★★☆☆ 3.2



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おがわ

おがわでおろしそば(1200円)。


なんだかとってもおがわさんの蕎麦が食べたくなり、再訪。今回はおろしと温かい蕎麦と散々迷ったが、前回感動した蕎麦と蕎麦湯をもう一度頂きたくて、辛味大根のおろしを頂いた。


「辛いので少しずつ入れてくださいね」と言われた辛味大根は結構こんもりと盛られている。蕎麦は幌加内産の新蕎麦とのことで、まずは何もつけずに頂くが、やはり蕎麦の香りが凄い。蕎麦自体もコシがありしっかりつながっており、噛むと甘みを感じる。

次に辛味大根を入れずに、汁につけていただく。やはり旨い。

次にみとしろさんのところで教えてもらったように、辛味大根を蕎麦の上にのせて頂いたが、これだと辛すぎた。こちらの辛味大根は、つゆに入れてちょうど良いようだ。

そんなわけで少しずつつゆに加えて楽しむ。味の変化を楽しみながら頂いたが、ちょっと大根の辛さが強かった印象。あまり入れすぎなければいいのだろうが、加減が難しい。いっそ何も入れない「ざる」の方が本領を発揮するのだろうと思った。



蕎麦湯は変わらずまったり濃厚で飲みごたえ抜群。また食べに来ます。


おがわ

昼総合点★★★★ 4.5



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鳳飛

「京都の中華」及び「鳳舞系中華」を巡る旅、というわけではないが、本で見た「からし鶏」がとても旨そうだったので、今回満を持して訪問させていただきました。

観音開きの扉を開けると、ここもまたレトロな店内であった。入って右側に進むとカウンターとテーブルがある。どこかで見たことのあるレイアウトだなあと思ったら、先日訪れた白雲そっくりだった。ていうか、ほぼ左右対称。マイレビュアーの午後の憂鬱さんのレビューによると、白雲さんとは兄弟になるそうで、同じ大工さんに作って頂いたとか。なるほど。


さっそくいろいろと注文してみました。家も近いのでもちろんビールも注文。メニューにはなかったが、普通に注文が通った。銘柄はキリンラガーで大瓶。メニューには書いていなかったので値段は不明。笑


やきぶた(830円)

「京都の中華」によると、こちらの焼き豚は1日6人前しか作れないらしく、人気もあるのだが2人前以上は売らないらしい。そういうポリシーで作られているとのこと。そう言った店側のこだわりは結構好きなので、もちろん1人前を注文。やってきたやきぶたは、15-20切れくらいあっただろうか。「ほんまに1人前?」と思う量。

さっそく一切れ頂いたが、肉自体はしっとりしており味付けも塩梅もとてもよく、これは旨い! 今まで食べたことのある焼き豚の中でも間違いのない逸品で、たちまち私の頭の中でファンファーレが鳴った。旨い肉を噛み締める喜び。最高の前菜で、これは期待が高まる。芥子も付けてみたがこれも旨い。肉自体にしっかり味が付いているので、そのままが一番旨かった。


やきめし(530円)

焼き飯もパラパラに炒めてあり、じんわりと旨い。炒めあげられた米を噛み締める旨さ。「一口目が旨いというのは味が濃すぎるんです。噛み締めて一人前を食べ終えた時にちょうど良かった、というのがいい」(「京都の中華」より)というのがぴったりくる旨さ。


からし鶏(850円)

さて、私の中での今日のメインが登場。ぱりっと揚げた鶏もも肉を、独特の辛い餡がかけられている。辣椒醤と鶏ガラや昆布で取ったスープに酢を入れて酸味を出し、とろみをつけてある。この餡が絶品で、ぱりっと揚げた鶏と良く絡む。これは旨い! 正直魂が震える旨さであった。

この餡でギョーザを食べたりするとまた違う旨さがある、と聞いていたので、いろいろ試してみた。


やきぶたに絡めてみる…。これはいまいち。やきぶたの繊細な味付けが消えてしまった。

シューマイにつけてみる…。これは面白かった。しゃくしゃくの食感に辛酸っぱい餡が以外に合う。

付け合わせのたくあんにつけてみる…。これも面白い。


次は餃子でやってみようと思う。シューマイが合うのだから餃子はもっと合うだろう。


シュウマイ(500円)

クワイが入っているというシュウマイはしゃくしゃくの食感が面白い。そのままでも十分旨かったし、上記の食べ方も面白かった。というわけで、普通に芥子醤油で頂いていないことに今気が付いた。笑


ラーメン(500円)

もちろん〆はラーメン。笑。鶏ガラしょうゆのさっぱりした清湯スープで、具はもやしとメンマとやきぶた。やきぶたはおそらく上記のものと同じで、とても旨かった。これなら50円増しのチャーシュー麺にしておけばよかった。あっさりした、懐かしい味わいのラーメンで、とても好き。胡椒が合いそうなスープ。かけてはいないが。


そんなわけで非常に満足しました。やきぶたとからし鶏は本当に絶品で、これはリピート必至。また他のメニューもいただきに訪問しようと思う。



鳳飛

昼総合点★★★★ 4.5



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天龍

天龍で天龍ラーメン(600円)。


極めてどうでもいい話かもしれないが、ここのラーメンを語るに当たり、私の友人の話をしようと思う。


彼は高校の時の同級生で、外国語の好きな友人だった。語学好きが高じて高校の時に某国に1年留学し、語学好きにさらに磨きをかけて帰ってきた。なかなか優秀な友人で、必要な単位は某国で揃えてきたため、1年留学していたにも拘らず留年せずに高校を卒業し、その語学力で北区の某大学に現役のまま進学した。

高校を卒業した後、町工場で働いていた私は、大学生になった彼の家によく遊びに行った。その後私が悟りを開いて大学に進学した後も、よく彼と遊んだ。


彼は卒業後、某社に就職し、海外を飛び回る生活となった。私も社会人になった後、休暇の際に彼の住む国まで遊びに行ったのだ。

彼は私を喜んで迎えてくれた。一緒に夕食を囲みながら、彼はぽつりと言った。「…ああ、天龍のラーメンが食いたい」


「天龍って、堀川の天龍か?」と私は驚いた。まさか外国に来てまで天龍の名前を聞くとは思わなかったのだが、しかし驚きは一瞬であった。私もその当時沖縄で働いており、彼に呼応して「俺はあかつきのラーメンが食いたいのだ!」と喉元まで出て来そうになった。

「そう、その天龍。実はな、俺はあのラーメンが好きすぎて一時期バイトしてたんや…」と彼は言った。

そう、彼は大学の時、一時期天龍でバイトしていたらしい。毎日天龍のラーメンを食べられる幸せをかみしめていたそうなのだが、人間関係だかなんだかで、彼はクビになったそうだ。もしかしたら、自分から喧嘩して辞めたのかもしれない。ちょっと酔っぱらっていたのでその時の話はどうしても正確に思い出せない。


「そんなことがあったんか…。 しかしそんなに旨いか? わし何回か行ったけど臭すぎて参ったわ」と、私は正直な感想を述べた。そう、その当時の天龍は、あまりに凄い獣臭でうんざりしたのだ。

「アホか! あの臭いがええんや! あれがないとあかんのや…。」と、彼は悲しそうに呟いた。


あまりに天龍のラーメンの禁断症状が強くなった彼は、クビになってしばらくしてから完全変装して天龍を訪れたそうだ。一番奥の席に座り、完全変装してつばのある帽子も目深にかぶり、出てきたラーメンを泣きながら食べたらしい。どこまで本当かわからないが、その話を聞いてなんだか盛り上がってしまい、「帰国したら代わりに食べたるわ!」みたいな気持を抱いて私は日本に帰国した。


帰国した私は天龍に行ったが、やはりあまりに強い獣臭に閉口した。


その後私は京都に帰ってきて、天龍のそれなりに近くに住居を構えた。あまりの獣臭に再訪はないと思っていたのだが、深夜飲み会のあとにどうしてもラーメンが食べたくなり、周辺で他に開いている店もなかったのでこちらを訪問した。彼と天龍について語り合ったあの時から何年たっただろうか。


一人カウンターに座る。店内は意外な事に獣臭はなかった。作り方が変わったのか? ともかく久しぶりだったので、デフォルトの天龍ラーメンを注文した。

出てきたラーメンも獣臭はなく、優しい味わいで美味しく頂いた。塩分も強くなく、飲んだ後にピッタリのラーメン。意外に旨いやん! と思い顔を上げると、カウンターの向こうでアルバイトでラーメンを作っている友人が微笑んだような気がした。


それからちょくちょく訪ねるようになった。昼間に訪れたこともあるが何だか物足りなく、夜に散々飲み倒した後だったらぴったり旨い。夜遅くまで開いていてくれていることが有り難い。


おーい異国で頑張る友人よ。日本に帰ってきたら一緒に食べに行こうな。



天龍

夜総合点★★★☆☆ 3.3

昼総合点★★★☆☆ 3.3



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chou chou favori

以前この場所には、「亀井米穀店」というかなり年季の入った米屋さんがあった。とても趣のある町屋の米屋さんで、少なくとも100年以上は営業されていたと記憶している。ちなみに、私自身は利用したことはない。

その亀井米穀店さんがひっそりと閉店された。閉店されて数日間、「店の中のものを自由に持って行ってください」というある意味「フリーマーケット」をされていたので、たまたま通りかかった私は近所の方たちといろいろ分けていただいた。私は貴重な前掛けなどを分けていただいた。


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その後、この貴重な町屋がどうなるのだろうという興味はあったが、気が付けばきれいにリフォームされ、カフェになっていた。これがこの"chou chou favori"さん。随分と気にはなっていたのだが、今回初めて訪問することができた。

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引き戸を開けて中に入ると、カフェとしてとても綺麗に作り直されている。ずっと奥まで鰻の寝床なのは、もちろん以前のまま。


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通り庭になっていた部分を抜けると、広い客席が出現する。入り口付近にもカウンターがあったが、使用されているのだろうか? また、二階もあるようだがまだ使用されていない様子。いずれ使用されるようになったら、二階でのんびりほっこりしたい。

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一番奥は庭になっている。トイレも外なので、この辺りは以前の構造のままなのだろうと思う。



今回はカフェ利用。有機栽培の豆を使用したコーヒーは単品だと380円だが、ケーキセットにするとケーキ代+200円とのことでお得感があり、今回はケーキセットを注文。ケーキもシフォンケーキなどいろいろあったが、今度いつ焼くかわからないというタルトタタンをチョイスした。

ちなみに紅茶や、ほうじ茶のミルクティーセットもあった。紅茶はポットサーブとのことなので、のんびりしたいときは紅茶をゆったりいただきながら本でも読もうかな。


タルトタタンは表面がかりっとなるまで焼き上げられていて、とても旨かった。珈琲も、酸味も苦味も程よく。ランチもされていて、早くもかなり好評なようだが、ランチ後のカフェの時間は客も多くなく、とてものんびりとくつろげた。


もともと伏見の大手筋にあるagio iichan.chiのスタッフだった方が、二人で独立して、結婚と同時に始められた店らしい。ご主人は調理を、奥さんはホールを担当されているとのこと。そんなエピソードに弱いおっちゃんはひそかに応援させていただきますよ! これから西陣の地で二人の歴史を作っていってください。そんなわけでランチも興味があるので、また訪問したいと思う。



chou chou favori

昼総合点★★★★ 4.0



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麺中夢中

営業開始から「1周麺記念」ということで、「王道の中華そば」を500円で頂いてきました。


本当にたまたまで、久しぶりにこちらの麺が頂きたくなり訪れてみたら珍しく行列ができていた。こちらのらーめんは旨いのだが、私の行く時間が中途半端なのかいつもガラガラで、まあ逆に言うといつでもすぐに食べられたわけなのだ。

そんな「麺中夢中」さんに行列があったので、すわテレビにでも露出したのかと思ったが全くの思い違い。1周年記念ということで、麺を500円で、日替わり(いなりずしだった)を50円で提供されていた。しかし手伝いもおらず一人でされていたので、かなり忙しそうだった。

しばらく列に並び、ようやく空いた席に座る。今日は久しぶりに「王道の中華そば」を注文した。

待っている間に、冬の限定麺「酒粕中華そば(700円)」をされていることを発見。ただし「1週麺記念」のこの日は提供されていなかった。今度また食べに来ようと思う。酒粕のラーメンといえば、昔よく通った伏見の玄屋さんを思い出す。また伏見に行く機会があれば、久しぶりに玄屋さんにも行ってみたいな。


などとぼーっと考えていると麺到着。さっそくいただいたが、久しぶりの「王道の中華そば」はやはり旨かった。前に頂いたときは醤油角を感じたのだが、今回は全く感じず、ちょうどよい塩梅。スープとしょうゆだれがまろやかに調和している。これは旨いですよ!

麺中夢中


「1週麺記念」のステーッカーもいただいた。いやあ本当に1周年おめでとうございます。今後の発展を心より楽しみにしています。



麺中夢中

昼総合点★★★★ 4.0



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草魚

京都の中華」(姜尚美)という本を購入した。ちょっと前に「からしそばの旅」をした時に、もっと京都の中華を系統立てて知りたいと思い手に入れたのだ。その冒頭で紹介されていたのが、こちら「草魚」さん。この本を書く動機になったというお店でもある。


本の中でも絶賛されていたのが餃子で、にんにくを使用していない餃子を提供されているらしい。


「京都は、加えるのではなく抜かんといかん」とのことでにんにくを使用していないという事なのだが、皮肉にも餃子の本場である中国東北部では、餃子にはにんにくは入っていない。にんにくの欲しい人は、生のままかじったり、すりおろしてタレに加えたりするのだが、これまた皮肉にもこちらのお店と同じとなっているのが面白い。


そんなわけで、こちらの餃子は一度頂いておきたいと思ったのだ。


なので、注文したのはもちろん餃子(330円)とビール(650円)。ビールは大瓶で、633ml。外食の際の目安は、ビールではだいたい1mlで1円なのでこんなものだろうと思う。中瓶なら500mlで500円が相場。


メニューを広げると、最初のページに「京都の中華」の宣伝があり。なんだかほっこりした。

というのは、「京都の中華」にも書かれているのだが、最初は取材は拒否だったらしい。「無理を言ってご了解いただいた」と書いてあるのだが、最初は拒否でもいったん受け入れたら丸ごと肯定するのがとても京都らしいと思った。


餃子は皮がさくっと焼けていて、口の中に入れると皮と餡の間にふわりと空気が含まれており、とても面白い食感。正直タレもいらない、このままでおいしく頂ける餃子。これは旨い! もちろんビールとも良く合う。

途中ですりおろしにんにくを添えていただいてみたが、これも旨い。はじめから入っているのではなく、途中で好きな量だけ加えることによって好みの味に調整できる。


すっかり餃子を堪能した後に、五目そば(630円)を頂いた。こちらはとっても優しい味。日本に中華料理が伝わったばかりの頃は、こんな味付けだったのではないだろうかと思うような味だった。スープがやたらとあっさりしている気がしたのは、先に餃子を頂いたことも影響しているだろうと思うが。



総じてとても旨かった。今度訪問する際には他のメニューも試してみたいと思う。加えて、今後京都の中華をいろいろ頂いてみたいと思った。


草魚

昼総合点★★★★ 4.0



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上七軒 ふた葉

上七軒ふた葉でけいらんうどん(630円)。


寒さも本格的になってきた今日この頃、たまにはラーメンではなく温かいうどんが欲しくなり、近所のこちらへ。体の芯から温まりたかったので、けいらんうどんを頂くことにした。


店の扉を開けるとふわっと出汁の良い香りがする。店の中はテーブル席と座敷もあり。家族でも使いやすそうだが、喫煙可なのが残念なところ。


しばらくするとけいらんうどん到着。卵を閉じたあんをかけて、たっぷりの生姜で頂くこのうどんは京都にしかないと聞いたが本当だろうか。こちらのけいらんうどんはあんの中に均等に散らばった卵がとても美しい。

うどんは京都の柔らかめの麺で、これが出汁とよく合っていて好き。「ラーメン麺固め」が好きな方は、このうどんも「固めで」とお願いするのかな。している人を見たことはないが、そこまで徹底して固めの麺が好きならそれはそれで素晴らしいと思う。


そんなわけでうどんを一口。熱っ! でも旨い! 一口二口と食べ進むうちに、生姜の作用もあるのか体の芯からホカホカしてくる。ああ幸せ。京都の冬の寒さは厳しいが、逆に考えるとこう言ったメニューを美味しく頂ける土地でもあるという事ですね。

出汁もとても美味しく、最後の一滴まで美味しく頂きました。これで630円は正直安いと思う。またぽかぽかになりたい時に伺いたい。


上七軒 ふた葉 

昼総合点★★★☆☆ 3.8



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蕎麦屋 にこら

蕎麦屋にこらでいろいろ頂きました。


ミシュラン関西が初めて発表されたときに、京都の蕎麦屋で唯一選ばれた店。翌年には私の愛するかね井さんも選ばれたが、初年度に選ばれたのはここだけ。おそらくコースや一品が充実しているから選ばれたのだろうと思う。基本的に、ミシュランはコースあるいはアラカルトの充実していない店は選ばないのですね。だから、翌年にかね井さんが選ばれた時は大変驚いたが、それはまた別の話。


無類の麺好きで、もちろん蕎麦も好きな私だが、こちらはなぜか未訪であった。家からも近いのだが、未訪だった理由は全くない。あえて言うなら、かね井さんが好きすぎて他のそば屋に行かなかったからだと思う。


しかし今回はご縁があり、訪問してみました。なんだか出しそびれた宿題をようやく手につけた子供の気分。


蕎麦前は色々充実しており、3品お願いしました。


・蕎麦寿司(750円)

もちろんお酒も注文。合わせたのは「醸し人九平次」で、香りがとてもフレッシュで旨い。蕎麦寿司は初めて頂いたがなかなか面白く、海苔がとても良い香りだったのが印象的。お酒との相性も抜群。美味しく頂きました。


・あぶり鴨 九条ねぎのソース(1300円)

炙った鴨は塩気は強めだが、それがちょうどよかった。九条ねぎのソースもとても面白い。塩気の強い鴨は、当然のように日本酒とよく合った。

・季節の天ぷら(1050円)

アナゴや舞茸など、普段食べない揚げ物を堪能。このあたりで日本酒がなくなったので、次に「ブルー山田錦 悦凱陣」にスイッチ。こちらは吟醸香は強くないがとてもキレのある一杯。これがまた天ぷらの油をさっぱりと流してくれた。


一通り頂いて出来上がってしまったので、ようやく蕎麦へ。笑。初訪問だったので普通にざるそば(950円)を頂きました。

蕎麦の香りはふわっと香る程度で、あまり強くなかったが、つけ汁が旨い! ちょうど良い塩梅で、この蕎麦とぴったり合う。

蕎麦自体はおがわさんの方が私は好きだし、つけ汁もかね井さんのが好きなのだが、合わせるとこちらの方もとてもよい。そんなわけで、夢中で頂きました。蕎麦湯で割っても旨い。


以上、とても満足しました。ゆっくり飲んで、最後に蕎麦で〆るという使い方がぴったりくる。また機会があればぜひ訪問してみたいと思う。



蕎麦屋 にこら

昼総合点★★★★ 4.0



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本家 第一旭 たかばし本店

本家第一旭たかばし本店で肉なしラーメン(500円)。


前日に飲みすぎた日の朝。普段私は健康と美容のために朝食は食べないのだが、昨晩はつまみもそこそこに大いに飲み倒してしまい、朝から二日酔い及びあり得ないくらいの空腹になっていたので、久しぶりに朝からラーメンを頂くことにした。

そんなわけで、早起きしてたかばしの第一旭へ。早朝にもかかわらず行列が出来ており驚く。お隣の新福菜館には行列なし。昔は逆に、新福の方に行列があったのに。


しかしモードは完全に第一旭なので、列に並ぶ。幸い回転もよく、あっという間に店内へ案内される。朝から食べる時は、いつも肉はいらないので「肉なし」をチョイスしており、この日も肉なしを注文した。


あまり待たずに麺提供。いつも通りの優しい味わいに、胃も心も癒される。あーやっぱ旨え! ここのスープを飲むと二日酔いも一発で吹っ飛ぶ。間違いのないいつもの味は、やはり間違いなく私にとっての「ソウルフード」であった。



本家 第一旭 たかばし本店

夜総合点★★★★ 4.5

昼総合点★★★★ 4.5



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味見鶏 まるめん

味見鶏まるめんで背脂醤油ラーメン(700円)。


こちらを訪問するのは久し振り。以前右京区の方に住んでいたときには何度かお邪魔した。その時の印象は、「とても旨いが醤油が強い」という印象であった。現在がどうなっているのか気になっての訪問となった。

そんなわけで物集女街道をバイクで走り、お店へ。昼を過ぎたあたりだと言うのに、結構客が入っていた。久しぶりだったので、迷わず背脂醤油をチョイス。しばし待つ。もちろん獣臭なし。


「無化調」を謳っているのも昔通り。豚骨ラーメンだけ化調入りと明記されているのも、「サイドメニューを先に食べると味が分からなくなるからラーメンから先に食べてください」と書いてあるのも。昔は「そこまで言うのなら豚骨やサイドメニュー置かなくてもいいのでは」と思っていたが、今はそれもありかなと思う。歳月が経つって言うのは寛容になるってことなのかな。


などとぶつくさ考えているとラーメン到着。見た目は全くの京都の背脂醤油で。もやしがあるのも昔ながら。あとはネギとチャーシューとメンマと、珍しいところでは胡麻も入っている。


さて麺から頂くが、やっぱり旨い。開店当時は無化調を謳っている店があまりなく、それでもこれだけの旨みがあるという事に結構感動したものだった。「ラーメンには化学調味料が付きものである」というそれまでの常識に対するアンチテーゼ。

しかし、やはり醤油が強いと思う。化学調味料を使用しないとなると、グルタミン酸の旨みをどこから持ってくるのかという事が問題になってくる。昆布だしを使用する店も他の出汁を加えてくる店もあるが、やはり一番簡単なのはグルタミン酸の豊富な醤油を増やすことだろう。そんなわけで、やや醤油が強いように感じる。


しかし不思議な事に、塩分をたくさんとった後に感じる喉の渇き感はほとんど感じなかった。やや強めに感じるぎりぎりのところを計算されているのだろうかとも思う。


しかし総じて旨かった。カウンターに座ったお嬢さんが「旨い! こんな旨いラーメン食べたことない!」と呟きながら一心不乱に麺を啜っておられたのがとても印象に残った。お嬢さん分かりますよその気持ち。私なんか、沖縄でラーメン食べながら泣いたことありますもん。笑


次回は醤油が強くなさそうなだしラーメンを頂いてみたい。醤油ではないグルタミン酸の旨みという方向に、一つの回答がありそうな気がするのだ。



味見鶏まるめん

昼総合点★★★☆☆ 3.7



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四川亭

四川亭で汁なし担担麺+ミニ麻婆飯セット(700円+250円)。


久しぶりに辛い料理を頂きたくなり、汁なしに興味のあったこちらへ。以前に訪問した時は移転前だったのだが、今回初めて移転後の訪問となった。

店の場所はちょっとわかりにくい。食べログの地図の場所ではなく、以前あった店をさらに東大路通り沿いに下がって行った東側にあった。正直こぎれいにまとまっており、こう言うと失礼かもしれないが担担麺の店には見えず一回は通り過ぎてしまったくらい。


店内は以前より広くなっており、かなり狭そうだった厨房も余裕がある。そんなわけで、今回は汁なしを注文。腹ペコだったので、私には珍しく麺以外のメニューであるミニ麻婆飯もつけてみた。

周りを見渡すと、汁の付いている担担麺+ミニ麻婆飯の方が結構多かった。ご主人は、麺を出した後に麻婆飯このを提供されておられた。その提供時間にちょっと時間差があったのだが、ご主人自身がタイミングを計られている印象があった。


私の隣に座っていた女性に、一足先に担担麺が提供されていたのだが、そのお姉さんは、麺を一口啜るなり「旨い! 旨い!」と呟きながら、唐辛子とラー油を追加投入されていた。これは期待が高まりますね。ちなみにお姉さんは、追加投入した後も「旨いっ」と呟いておられました。



さて私のもとにも、まずは麺が来て、その後麻婆飯が来るのかと思いきや。先に麻婆飯がサーブされた。これもまたそれなりの理由があるのだろうと思いつつ、麻婆飯を頂く。この麻婆飯は「麻」も辛さも控えめで、万人受けするタイプ。いわゆる日本風にアレンジされた味付けで、なんだか懐かしさすら覚える味を味わっていると、すぐに汁なしがサーブされた。

私はラーメン屋の息子であり、出来た麺は時間をおかず食べることというのを魂の髄まで叩き込まれているので、すぐに麺にスイッチ。

ビジュアルは縮れた麺にタレと肉味噌がかかっており、大量のネギと、これまた大量の花椒が散らされている。非常にシンプルなビジュアルで、さっそくよくかき混ぜていただいた。



一口啜る。う、旨い! しかも「麻」が良く効いている。というか効き過ぎなレベル。さっそく夢中で頂くと、途中から唇がびりびりと痺れ出した。思わず以前に大陸で頂いた四川料理を思い出す。さっきの麻婆飯と対照的だが、これは本物の「麻」!

一口、さらに一口と食べ進むにつれて、強まる痺れ。いやあ正直これは凄い。いろいろ担担麺は頂いてきたが、これは日本国内では初めてのレベル。このレベルを商品として提供としようとした店主は、非常に勇気のいることだったのではないかと思う。

途中からは痺れが強くなり、辛さもあまり分からなくなってしまった。「麻」が好きな人はぶっちぎりでおすすめだと思う。


夢中で汁なしを頂いた。びりびり感が止まらない。ようやく、さっき食べかけていた麻婆飯のことを思い出し、残りに手をつけたが、汁なしの衝撃が強すぎて、麻婆飯は豆腐と米の「甘さ」しか感じなかった。笑 痺れ切った舌にはちょうど良い甘さだったかも。


これは、先に麻婆飯を出した理由もわかる。あえてそういう順番にされたのだろうし、先に食べきっておくべきだった。ただしあの「甘さ」を経験できたのは面白かったので、一口くらい残して麺にうつった方が良かったかも。



四川亭

昼総合点★★★☆☆ 3.5



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イヤサカ食堂

イヤサカ食堂でスコーン+ドリンクのセット(750円)。


前回ランチでとても印象の良かったこちら。帰り際に、ご主人に「焼き立てスコーンがおすすめなので、今度はぜひ!」と言われていたことを忘れず、今回はスコーンを頂きに訪問することにした。

珍しくぽっかーんと時間が空いたので、読みたい本を持参して訪店。前回は1階でのランチだったので、今回は初めて2階を訪ねてみた。

iyasaka1.jpeg

この日は他に客もおらず、正直とっても得した気分。1階と違って2階はまた落ち着ける雰囲気で、これはヘビーユーザーになりそうな予感。


iyasaka2.jpeg

と言っても、あとからお客さんが殺到する可能性も無きにしも非ずなので、階段横のお一人様特等席に座る。小さなテーブルがあり、ゆったりした一人用ソファーに身を沈める。


iyasaka3.jpg


窓際にもお一人様用のカウンターがあり。勉強したい時には捗るだろうな。


iyasaka4.jpeg

もちろん注文はスコーン。今から焼くので少し時間を頂きます、との説明があり。分かってますよ、それくらい待ちますし。

そんなわけで、持ち込んだ本をのんびり読みながら待っているとスコーン登場。焼き立ての香ばしい匂いが鼻腔を擽る。ラーメンでは最近流行りだした全粒粉だが、パンなどではよく使われていた。麦の良い香り。

手前は右から、クロテッドクリームとベリージャムと塩生クリーム。スコーンは真ん中でぱっくり半分に割って、それぞれ同じくらいを挟んで召し上がってください、とご主人からの丁寧な説明があり。さっそく一つ目をぱっくり半分に割って、言われたように頂いてみたが、スコーンは崩れるわ挟んだジャムやクリームははみ出るわでちょっといまいち。

ぱっくり割った半分だけにクリームとジャムを乗せていただいたらちょうど良かった。これは旨い!


珈琲を頼むと付け合わせで出てくるスプーン型の焼き物は、スコーンの生地を転用しているとのこと。表面にザラメがまぶしてありサクサクと旨い。

焼き立てスコーンを夢中で頂いて、あとは珈琲を舐めながら読書を楽しんだ。この空間は最高。自宅からも近いので、ぽっかーんと時間が出来たときにまた伺いたいと思う。

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ハム丘ハム太

ハム丘ハム太

主に京都のラーメンを食べた日記です。生まれながらの麺食いなので他の麺類ももちろん食べます。

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