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(主に)京都ラーメン日記 ときどき麺以外

主に京都のラーメンを食べた記録です。麺食いなのでラーメン以外の麺も食べます。時々麺以外も食べます。

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ラーメン太郎

かつて私が右京区に住んでいたとき、嵯峨野高校の向かいにあるこの店にはよく訪れた。

臭みのないこってりスープが好きで、また夜遅くまで開けておられるので夜中に小腹が空いたときなどにふらりと訪れたのだ。おつまみ系のメニューも豊富で、おつまみをつまんでちみっと飲んでラーメンを最後に頂くと言う使い方も出来た。

ラーメンのメニューもいろいろあり、それぞれこってりとあっさり、その中間のハーフを選ぶことができるので、バリエーションは非常に多い。

お店のおすすめは、赤穂の塩を使った「天塩」だが、私は醤油が好きだった。醤油の、それもこってり。あっさりだとどこか物足りないのだ。


そうして一時期入り浸ったラーメン太郎だったが、右京区からの転居と共にこちらの方に来る機会も無くなったので、転居以降ばったりと訪れなくなった。

ふと懐かしくなり訪問してみたことがあるのだが、何故か決まってお休み。ここは不定休なのだが、よくぞこれだけ不定休を当てられるなあと自分に感心した。


そんな去年の夏の終わり。そろそろまた行こうかと思っていた矢先に、「ラーメン太郎」さんが火事に遭われたというニュースを耳にした。正直いつ再開されるのかと心配していたのだが、12月にリニューアルオープンされたと言う話を聞いて、今回ようやく訪れることができた。


店の外見は随分変わってしまったが、店内のレイアウトはあまり変わっていない印象で、L字型のカウンターとテーブルが二つ。久し振りにカウンターに座ると、ひどく懐かしい感じがするというよりはなんだが落ち着くところに落ち着いたというような安心感に包まれる。ああ、そう言えばこんな感じだったなあ。このカウンターでビール飲んで、ラーメン食べて。

もちろん注文は醤油のこってり。店内獣臭なし。


久しぶりのこってり醤油は粘度も高く、コラーゲンが唇に粘る。おお、これは明日になれば、私の肌はコラーゲンでプルプルになっているのじゃないだろうかと錯覚するくらい。実際は、朝起きても普通におっさんの肌でした。笑


そんなわけで、久しぶりの太郎ラーメンはとても美味しく頂きました。これで禁煙だったら最高なんだが…笑

帰り際に100円割引券を頂いた。昔あったっけ? 笑
しかしこれで随分お得感が増しますね。




日をあらためて、天塩のこってりを頂きました。

やっぱり醤油の方が好き。

天塩は、こってりじゃない方がいいのかもしれないなあとふと思ったり。
またあらためてあっさりの方を食べてみようかな。



ラーメン太郎

昼総合点★★★☆☆ 3.5



関連ランキング:ラーメン | 常盤駅鳴滝駅太秦駅(JR)


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喫茶マウンテン

某大学での用事は思ったより早く終わったので、返す刀でマウンテンに「山登り」することにした。少し時間もあるしね。ご存知「奇食の館」である。


マウンテン1


マウンテン2




正直「奇食」には全く興味がないので、「マウンテンで敢えて普通のスパゲッティを食べる」という通常の発想と逆のことことをしてみようかとも思ったのだが、メニューを眺めているうちにそれもなんとなくもったいない気がしてきた。

例えば「ナポリタン」を注文したとしても、多分日本中の喫茶店で食べられることのできる、ある意味予想通り教科書通りのナポリタンを食べることになるだろう。

それもまたなんとなく悔しい気がしてきた。やっぱりここにしかないメニューを注文しなくては!



そんなわけで、どっぽりとお店の陰謀にハマってしまった感があるが、まあ仕方がない。こうして「あえて引っかかってみる」というのもまた楽しおすえ。


じゃあ何にしようかとじっくりとメニューを眺めてみる。正直甘いスパゲティ系統には興味がなく、しばし逡巡する。

メニューをにらみながらうんうんと考え込んでいたその時、たちまち雷鳴のように入口のメニューを思い出した。


マウンテン3



「辛口ナマズ煮込みスパゲティ」


こ、これだ! どうでしょうこのメニュー。「ナマズ」にも突っ込みどころがあるし、「煮込みスパゲティ」にも十分突っ込める。そうなると、一見平凡に見える「辛口」も、実はとんでもない辛さなのではないだろうかという期待が高まり、もうこれしかないのじゃないかという確信にほどなく変わった。


自分の中での興奮が最高潮に達し、私は我慢できずに、密かな「名古屋メシ愛好家」である妹に思わずメールを送ってしまった。


「マウンテンなう。これより辛口ナマズ煮込みスパゲティを注文する。オーバー」

たちまち妹から矢のような返信が返ってきた。

「なんと! 遭難しないよう幸運を祈る。オーバー」


そうなのだ、完食出来ないことをこの店の愛好家は「遭難」と称する。私も男に生まれたからには「遭難」だけは避けなければならない。嗚呼、もっとましなメニューにしておいた方が良いか? ここまで来てまだ迷うか?

などとたった一人興奮していた私は、注文を取りに来たお姉さんの声で我に返った。

「ご注文は?」

興奮冷めやらぬ私は、その興奮を抑えきれずに注文を取りに来たお姉さんに一気呵成に注文した。

「か、辛口ナマズ煮込みスパゲティを…!」

「はい少々お待ち下さい」

と、お姉さんはクソ面白くなさそうに注文を受けた。どうやら興奮していたのは私だけだったようだ。まあ、お姉さんにしてみれば変なメニューを意を決して注文する客なんて日常の風景にしか過ぎないのだろう。


無事注文を終えたので、ようやく心に余裕のできた私は周りを一眺めした。隣のパーティーは緑色のパスタに生クリームを絡め、一心不乱に手繰っておられる。その隣のパーティーは、みなさん普通にお茶を飲んでおられる。このカオス感も非常に面白い。この時点で登山に臨んだ甲斐があったと私は思った。


人間観察に夢中になっていると、あっという間に注文した品がやって来た。正直トマトベースのスープからはとてもいい香りがする。おや、意外にと言っては失礼かもしれないが普通に美味しく頂けるのでは? と私は一人興奮した。


マウンテン4



なぜか箸とスプーンが付いてきたので、まずは箸でスパゲッティを啜った。箸でつまんだ麺を口に近付けるとトマトスープと、加えられた乾燥オレガノのよい香りが近付く。

一口頂く。と、その瞬間たちまち私は咽込んだ。辛っ! 辛いよ予想外というか予想以上の辛さ! 辛すぎて咳が止まらない!

正直、マウンテンを舐めていたのかもしれないと私は恐れ慄いた。咳き込みが止まると、私は再びまじまじと鍋の中を覗き込んだ。やはりトマトとオレガノのよい香りしかしない。

もう一度同じように麺を頂く。啜ると同時にまた咳が止まらなくなった。辛いよ! これ、唐辛子を親の敵のように入れた上に、タバスコを一瓶丸ごとぶち込んでないか? と思うくらいの辛さ。たちまち以前に訪れた韓国ソウル市の、激辛焼肉を思い出したレベル。人生の中で、こんなに辛い物を食べたことがあろうか…!

二口で箸が止まってしまった。気が付くと口は開けっぱなしになっている。涎まではさすがに垂らしてはいなかったが、辛すぎると自然と口が開くものなのだということを私は自分の体で実感した。

口を開けたままはーはーしていると、隣のテーブルのお姉さんが私の方を胡散臭そうな目でじっと見ていた。あっ、これは申し訳ない。


そんなわけで、なぜか用意されていた取り皿に麺や具をうつしてふーふーしながら頂くことになった。熱いからふーふーしているわけではないのだが、ふーふーしないと気が済まないのだ。麺は太めの麺で、芯はまるで残っていない、いわゆる「ナイデンテ」というやつだ。煮込みスパだからまあ当然だろう。

咽込みながら麺と具はなんとか頂いた。が、鍋の中にスープがたんまりと残っている。

このまま知らんふりをして帰ることもできなくはないが、それじゃあ「遭難」である。勇気を振り絞ってスープを一口頂いたが、トマトの酸味とオレガノの風味が入った0.3秒後くらいにとんでもない辛さが脳天を貫いた。

マウンテン5


…ここでやっと思い出したが、そう言えばメインの一つは「ナマズ」だった。あまりの辛さで飛んでしまった感は否めないが、ナマズはまあ普通の白身であった。臭みもなくっていうか辛すぎたからかもしれんがっていうかもしかするとあの辛さはナマズの臭みを消すためか、などと私は辛さで麻痺した脳みそでぼんやりと考えた。


そんなわけで点数化はしません。次回訪問する時は誰かに何かを食べてもらう時でしょうね。そうか、そう言う客でこの店は持っているのか!


マウンテン




関連ランキング:喫茶店 | 八事日赤駅いりなか駅八事駅

まことや

名古屋の某大学にちょっとした個人的な用事があり、休日の朝から一路名古屋に向かった。

結構タイトなスケジュールになる予定だったので、以前からひそかに楽しみにしていた「名古屋メシ」を楽しむのは正直なところ難しいかと思っていたのだ。だが思ったよりスムーズに名古屋に着くことが出来たということもあり、少し時間的余裕が出来た。

そんなわけで、ちょっと考えた結果以前から気になっていた味噌煮込みうどんの名店「まことや」を訪問することにした。名古屋にあるラーメン屋めぐりもちらりと頭をかすめたのだが、やはり現地のソウル麺料理である味噌煮込みが良いかと思い直した。


実は味噌煮込みうどんは今まで幾度か頂いたことがあるのだが、正直あまり好みではなかったのだ。太めの生麺を、濃い味噌味の汁でぐつぐつと煮込む。結果としてなんだか生煮えのようなごわごわの麺となる。好きな方はこの食感がたまらないというのだが、つるつると手繰れないこの麺が私は正直苦手であった。

しかし、結論から言うと、ここ「まことや」の味噌煮込みうどんはとても旨かった。それは、こちらのお店が、味噌煮込みうどんの特性というものをしっかりと理解しておられるからだと思う。


ちょっと話は飛ぶが、味噌煮込みうどんの麺がつるつるとした麺にならないのは、煮込みに用いるうどんの打ち方にもある。私は趣味と実益を兼ねて自分でもうどんを打つことがあるが、小麦粉に対して結構な量の塩分を使用する。塩をしっかりと使うことでグルテンが引き締まり、しこしこもっちりした食感が生まれる。

うどんの中に含まれる塩分は、茹でる時にその多くが茹で汁に出ていくが、塩分が出ていくのと引き換えに水分が入り込み、芯までしっかりと煮えるのである。

ということは、普通に塩分をしっかり使って打った麺を煮込むと塩辛いつゆになってしまう。そうなると「味噌で煮込む」料理が成立しないので、味噌煮込みうどんのうどんは塩を使わずに打たれるのだ。その代償として、つるつるとした食感は犠牲になるし、また残念なことに芯まで煮え難いということになる。


以上が味噌煮込みうどんの食感に関する、いわば「理屈」である。
そして、私はそんな味噌煮込みうどんがちょっと苦手だった。


などと言いながら、やっぱり地元に根付いた麺料理が欲しくなるのです。いつも、もしかしたら今まで食べていたものが外れなだけで、実際には五臓六腑が腹の中から飛び出して踊り喜ぶくらいの旨いものがあるのだろうと信じて。


さて、お店に着いた時点では結構な行列で、近くの「山本屋」に浮気しようかと少し逡巡したが、思い直して並んでいるうちにあっという間に席に案内されたのでひと安心。当たり前のように相席となった。

注文を聞かれたが、せっかく遠方からはるばるやって来たので、トッピングが全部入った「親子みそ海老」をチョイスした。「親子」というのは鶏肉と卵がトッピングされているということで、加えて海老の天ぷらが入っている。これで1103円(税込)は正直安いのではないかと思った。

などとどうでもいいことをつらつらと考えていると麺が到着した。店内は味噌と鰹出汁の香りが充満しているが、さらにぐつぐつの丼から立ち上る香りが凄い。


まことや



さっそくうどんを引っ張り出して、取り皿に移す。麺は今までの店と異なり極太麺ではなく、平打ちの麺。よーくふーふーしてさっそく一口頂いたが、しっかり芯まで煮えておりつるんとお腹の中におさまった。

これは今まで食べた味噌煮込みとは違う。

濃いめの出汁で煮込むのであれば、これくらいの麺が一番よいのだと口の中が悟った。時折平打ち麺がほぐれずに重なったままになり「太麺」になっているのがあるが、これはご愛敬か。


海老天だが、海老は結構大きめ。衣はしっかりと厚めで揚げ置きのものだが、煮込むには厚めの衣で揚げ立てでない方が良い。しばらくぐつぐつの出汁に沈めておくと衣が良い具合に出汁を吸ってちょうど良い具合になる。

そんなわけで麺をつるつると手繰る。正直あっという間に麺がなくなってしまったので、しっかり食べたい場合は大盛りが良いかもしれない。もし次回があるとすれば、私は迷わず大盛りを選択するだろうと思う。


出汁も頂いたが、とても濃そうなビジュアルとは裏腹に、出汁が良く効いていてとても飲みやすい。一口、また一口と頂くうちに、あっという間に飲み干しそうになってしまった。

具は他に鶏肉と卵、くたくたに出汁で煮込まれているお揚げ、ネギとしっかり戻した干し椎茸とかまぼこが入っていた。夢中で麺を頂いてしまったので、具が残る。正直ビールが欲しい! (残念なことに飲み物は置いておられません)


そんなわけで夢中で頂きました。煮込む麺の太さはちょうど良いくらいだし、出汁も旨い。味噌煮込みうどんの可能性を再考した訪問でした。機会があればまた是非訪問したいと思う。どうもごちそうさまでした。


まことや

昼総合点★★★★ 4.2



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ハム丘ハム太

ハム丘ハム太

主に京都のラーメンを食べた日記です。生まれながらの麺食いなので他の麺類ももちろん食べます。

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