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(主に)京都ラーメン日記 ときどき麺以外

主に京都のラーメンを食べた記録です。麺食いなのでラーメン以外の麺も食べます。時々麺以外も食べます。

御殿山

からっ梅雨で早すぎる夏がやって来たため、早くも夏バテしてしまった。おかげで素麺くらいしか喉を通らず、ろくに食事ができていないので、沖縄の店レビューでお茶を濁すことにしました。


いろいろ思うところがあって、沖縄で生活していた時の食事記録を残しておくことにしました。観光で訪れた店ではなく、住んでいて幾度となく訪れた店のみに絞っています。少し前の話になり、今とは少し異なるところもあるかと思いますがご了承くださると幸いです。


御殿山(うどぅんやま)で沖縄すば。


沖縄では転勤もあったので沖縄各地を転々としたのだが、結論から言うと沖縄そばの名店は本島北部のいわゆるやんばるに集まっていたと思う(異論はもちろん認めます)。そばに関しては、中部には正直ろくな店がなかった(屋嘉そばくらいかなあ。しかも宜野座に移転されたそうなので今はほぼやんばる)し、南部には面白い店はあったが、個性的な麺を挙げていくとやんばるにはかなわないと思う。


そんな中、南部で数少ない通い詰めた店がこちらの御殿山。もうひとつうめ~屋にも通い詰めたがこちらは現在行方不明になっている。

御殿山は首里の山の上に位置している。山の上の、昔ながらの沖縄民家。とはいっても首里なので、元はそれなりの名家だったはず。店内はとても落ち着いた雰囲気で、首里を一望しながら頂くそばはしみじみと旨い。

出汁はもちろん豚+カツオ。灰汁で打ったという麺はそれなりの風味があるが、やんばるの森に囲まれた北部と比べるとそのハンデは大きそうだ。きしもと食堂は、今でもやんばるの森に生えるイジュの樹から灰汁を作って麺を打っているが、そういった意味では、森に囲まれているわけではない中南部のそば屋は差をつけられている。北部に名店が多いのはもしやそういう理由からだろうか。



他には連続性の問題もあるかと思う。かの戦争で、ご存知のように中南部は激烈な地上戦の戦場と化した。貴重な百年物の泡盛の古酒は戦争でそのほとんどが失われた。そんな中、そば屋も含め沖縄中南部は歴史がいったんリセットされてしまっている。中南部からの疎開地になっていたやんばるは、そういった意味では戦争の影響はまだ少なかった。なのできしもと食堂のように、戦前からのそば屋が今もその作り方を含め残ってきているのではないだろうか。


今の沖縄はすっかり平和になった。もちろん米軍基地はたくさんの沖縄の土地を占領しているし、米兵による横暴もないことはない。米兵所有の車「Yナンバー」の車を避けて運転するのは沖縄住民の間では常識である。しかしかの戦争の時に比べると、またアメリカ占領時代と比べるとずっと平和になったと思う。そんな平和な首里の丘の上で食べるそばはしみじみと旨かった。また首里と訪れた際にはぜひ訪問したい。


御殿山

昼総合点★★★☆☆ 3.8



関連ランキング:沖縄そば | 儀保駅首里駅


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ハム丘ハム太

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主に京都のラーメンを食べた日記です。生まれながらの麺食いなので他の麺類ももちろん食べます。