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(主に)京都ラーメン日記 ときどき麺以外

主に京都のラーメンを食べた記録です。麺食いなのでラーメン以外の麺も食べます。時々麺以外も食べます。

手打ちうどん ひふみ

手打ちうどんひふみで釜揚げうどん(600円)。


実は仕事の関係上、こちらの店の前をよく通るのだ。なので存在は知っていたが、今までなんとなく機会がなかった。ちょっと肌寒い日が続くこともあり、バイクでの移動は体感温度がさらに寒い。ので、こちらでうどんを頂いてぽかぽかになろうと思ったのだ。

そんなわけで初訪問。今回訪問するまではきちんと認識していなかったのだが、営業時間が12時から14時までととても短い。しかも場所もとてもアクセスしにくいところにあり、車かバイクなどがなければまず難しいのではと思う。

店の前は駐車スペースになっており、軽ならなんとか2台置けるかどうか。「手打ちうどん」の幟がなければ全くの民家。

さてお店の前にバイクを置き、店外に申し訳なさそうに掲げてあるメニューを見ると、基本的に「ざる」「釜揚げ」「ぶっかけ」のみ。その他珈琲も提供していただけるらしい。


エントランスは、お店に入店するというよりはお家に伺うという感じ。入り口で靴を脱ぎ、スリッパを履いてガラス戸を開けるとそこは店の中。なのだが、どちらかというとお家のリビングという感じ。右手に大きなテーブルがあり、左手には掘りごたつの座敷風になっている。いずれからもテーブル近くにある大きな液晶テレビが良く見えるようになっている。


注文は、温かいうどんを頂きたかったため「釜揚げ」一択。寒くなってから温かいうどんを提供することはないのだろうかと思い尋ねてみたところ、「ご覧の通りの厨房ですので(作っておられるのは大きなテーブルの向こう側にある厨房だが、ほぼ家庭の台所)、昔室町でやっていた時はいろんなうどんを作っておりましたが今はこれのみでございます」と思いもかけないほどの丁寧な返事が返ってきて恐縮した。勝手な想像だが、短い営業時間以外は、本当にここは家庭のリビングで、厨房は家庭の台所なのだろうなと思った。


「(釜揚げは)お時間を頂きますので…」と、新聞や雑誌を持ってきていただきまた恐縮する。もちろんそのつもりですし、釜揚げが2-3分で出てきたらびっくりしますわ。しかし細やかな心配りが素晴らしい。そんなわけで、たちまち私は有り難く持ってきていただいた雑誌を読み耽った(活字中毒ですよってに…)。


雑誌に夢中になっているうちに釜揚げうどんが登場。つゆの上に薬味(葱と生姜でした)が乗った皿が蓋のように乗せられており、その皿を持ち上げるとぶわっと出汁の良い香りが周りに広がった。これは間違いなく旨い! と香りだけですでにファンファーレ乱舞状態。

薬味を入れずにうどんをつゆにつけていただく。旨い! うどんはもっちもちのふわふわで、かといって柔らかすぎずしっかりコシがある。口腔内でもちもちしたうどんを楽しむ。例えて言うなら「赤ちゃんのほっぺた」。ただ硬いだけのうどんとは違う、とっても優しいうどん。

そしてつゆがまた素晴らしい。香りも素晴らしく、また辛すぎず、どっぷりつけてちょうど良い塩梅。

夢中になってうどんを啜っていると、蕎麦湯ならぬ釜揚げの湯が提供された。「つゆに加えてお試しください」とのこと。ちょうどうどんがなくなったので、さっそくつゆに「釜湯」を加える。これがまた旨い! 釜揚げのつゆは飲むこともなく終わることが多いが、このやり方だとつゆも最後まで美味しく頂ける。「釜湯」は初めての経験だが、他にもあるのだろうか? 少なくとも京都では知らないなぁ。


そんなわけで総じて旨かった。温かいうどんが出来ないというのは、要は「辛汁」は用意できるが「甘汁」は用意できないという事なのだろう。そして、もちもちでコシのあるうどんは、冷水でしっかり締めるともっと旨いのだろうと思う。夏場に伺っていれば通い詰めただろう。温かいうどんがあれば冬場に助かるのだが、それを求めるのは我儘ですね。


いろいろお話を聞いていると、昔は室町でがっつり商売されていたようだが、今は「趣味的」に限られたメニューのみの提供を楽しまれているようだ。ご主人と奥さんの笑顔を見ていて、こんなセカンドライフが送れたら最高だろうな、と思い、身も心もほっこりと温まってお店を後にした。


手打うどん ひふみ

昼総合点★★★★ 4.0



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ハム丘ハム太

ハム丘ハム太

主に京都のラーメンを食べた日記です。生まれながらの麺食いなので他の麺類ももちろん食べます。